【完全解説】世界中で使える超英会話コミュ力
2024年6月12日(水)に発売となる人生初の英会話本、「世界中で使える超英会話コミュ力」がジャパンタイムズ出版より発売となります。この本は17歳から始めた過去17年間の英語教育活動の集大成であり、34歳になった今感じる日本と世界のギャップ、世界の常識や当たり前、日本人として持っておくべきマインドセットを1冊にまとめました。
英語4技能よりもグローカル3技能!
イギリス留学から帰国して以来、訴え続けている「自分軸」「他者軸」「社会軸」の3つの軸をベースに、シチュエーション別の英語表現を膨大な解説とコラムと共にまとめています。結局どれだけ英語の4技能が高くても、英語の知識があっても、TOEIC高得点でも、この3つの軸が整っていないとグローバルな環境では全くと言っていいほど通用しません。なぜかというと「英語はできる」というのは特殊なスキルではないから。だからこそ、この3つの軸「グローカル3技能」を確立させながら英語表現を身につけていってほしいと思ったのです。
上海移住前の最後に何を残そうか…今の経験から伝えられることは何か…考え尽くした結果、辿り着いたのが #グローバルコミュ力 、つまり「グローバルコミュニケーション能力」の略称です。とはいえ、そんな商業的な用語で本質を欠いていることは百も承知!超簡単に説明すると「多国籍集団の中で生き延びる力」、それは日本人(特に山梨)あるあるな初対面でモジモジして目を見ない、頷かない、ニコニコしない、声が小さいといった #イモコミュ力 ではなく、多様な背景を持つ相手に対して自分を表現し、自分の想いや夢を語ること、自分から挨拶をして、相手を傾聴し、質問し、共通点を探り、多様性を受け入れること、そして相性の良い仲間を作り、社会に貢献していくこと。これを #グローバルコミュ力と名付けたわけです。(引用:Society5.0の時代に求められる #グローバルコミュ力)
グローバルコミュ力の重要性とシチュエーション別英語表現をまとめた新刊「世界中で使える 超英会話コミュ力」の「自分軸」「他者軸」「社会軸」がどのようなものなのかチラ見せしていきます。が、その前に抑えておきたいのがグローバルコミュニケーションの10のルールです。こちらについては文字数の制約があり、本の中では簡潔な説明になっていますが、別記事で具体例と共にさらに詳しく説明していきます。ここでは英語を話す前に大切なこととして10のルールをご覧ください。
本書はSTEP❶グローカルマインドをおさえる→STEP❷グローカル英語のキホン→STEP❸英語を確認してみようの3つのSTEPの後に「こんなときのこれだけ推しフレーズ」と「知って納得の一生モノ知識」が続きます。❶で世界の常識を意識し、❷で穴埋め英文に挑戦、❸で解説を楽しみ、さらにフレーズと知識を広げるという構成です。
グローカルマインド 自分軸
まず「自分軸」では自分について英語で語ること、つまり自分の名前、生まれ育ち、居住地や家族、自分の得意なことや苦手なこと、過去の経験や未来の目標などをグローカルマインドと共に自分を語るための表現を学んでいきます。ここでは「居住地について話す」をチラ見せします。
自分を語る上で重要なのが相手に感情を伝えること。「気持ちや考えを伝える」のページもチラ見せします。ここでは「感じる」という意味のfeelに焦点を置きながら自分の気持ちを伝える英語表現を紹介しています。そして自己分析には欠かせないEmotion Wheel(感情の輪)も紹介しています。
グローカルマインド 他者軸
次に「他者軸」を見ていきましょう。ここでは他者と繋がるために必要なグローカルマインドと相手に不快感を与えない英語表現を紹介しています。基本的な挨拶表現から始まり、相手を励ましたり同情したり、質問したり確認したりするコミュニケーションの基本から高度な議論や協働をするときに使える英語表現まで幅広く掲載しています。ここでは「感謝の想いを伝える」をチラ見せします。
そして「他者軸」において個人的に最も重要だと思っていること、これまで日本全国の中高生に伝えてきたこと、それは「議論・協働する」ことの重要性です。誌面では語り切れませんが、グローカルマインドと共に重要な英語表現を厳選して掲載しましたのでご覧ください。
グローカルマインド 社会軸
最後に「社会軸」を見ていきましょう。ここでは世界の教養テーマを語る上で重要なグローカルマインドと英語表現を掲載しています。「芸術・音楽」から始まり、世界の人々とコミュニケーションをとる上で重要な教養テーマを厳選して掲載しました。「生物・動物を語る」では自分の動物について語るだけでななく世界の生物や動物、絶滅危惧種や動物愛護の問題などについて語るために必要な知識を身につけていきましょう。
そして最後は僕が大学のゼミの仲間と教材開発した「迷信」の授業を元に「宗教・迷信を語る」というページで締め括っています。宗教や迷信の話なんてしないという声を聞きますが、深い関係になるとこのようなテーマで盛り上がることもあり、僕自身このような議論に入れない経験をしたこと苦い思い出があります。あらゆるテーマについて英語で議論する、あらゆる背景を持った人々とも対等に議論するが重要であること。これが「超英会話コミュ力」で体感してもらいたいことの1つです。
チラ見せし過ぎてしまった感がありますが、「自分軸」「他者軸」「社会軸」で伝えたいことをお見せできた気がします。自分をしっかり理解して相手に伝える「自分軸」相手をしっかり理解しておもんぱかる「他者軸」社会をしっかり理解して尊敬をされる「社会軸」、この3つの軸を大事にしながら英語学習を続けていって頂きたいと願っています。「世界中で使える超英会話コミュ力」は僕人生の失敗から生まれた英語表現集であり、これまでの活動の集大成です。上海に移住してからまた次の新たな挑戦に向けて動き出します。最後にこれまでの17年間で出逢った皆様、全国の小中高大学生、活動を応援して頂いた皆様、アンチの皆様、この出版を実現に向けてご協力頂いた皆様、この本の実現に関わって頂いた全ての皆様に感謝申し上げます!