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相性の良い仲間と仕事をするということ

タクトピアという船にはいろんな人が乗船してきます。TAKTOPIAには人生の指揮(TAKT)を自らとらんとする学生にとっての理想郷(UTOPIA)という想いが込められていて、タクトピアのロゴには多様な世界へ飛び出そうと指揮棒を掲げた挑戦者の姿が描かれています。

グローカルリーダーへの発射台を映し出す世界観

2015年の創業当初から代表長井悠を筆頭に理想の教育プログラムを追い求めて走ってきましたが、これほどまでに優秀なイケてるメンバーが世界中から集まってくるのは社内にある不思議なフィードバック文化、フィードバックを感謝する文化があるからなのではと考え始めたのです。(それはグループ会社のハバタクから継承されたものかも知れない)

共創的な学びの世界 by ハバタク

タクトピアでは毎年、世界・全国各地に散らばる社員が集結するメンバー合宿があります。ここでは1年間の振り返りとその年の目標設定、メンバー間で感謝を伝えたりフィードバックしたり、ゲームや協働作業をして絆を深めることをします。

これまで秋田にある古民家(シェアビレッジ)を貸し切って泊まり込みで議論してみたり…

シェアビレッジ

メンバー全員でベトナムオフィスに行って旅をしながら理想の教育を議論したり…

ベトナムオフィス

なんともラフでフランクな空間で個人が目指したい世界とチームとして実現したい未来を語り合うのです。これまでは社員のみで実施してきてメンバー合宿に今年はインターンやメンターを招待して、社長がカレーを振る舞うという新たな取り組みをしてみました。

社長による乾杯の音頭

タクトピアの発想はフレッシュですが、メンバーは老朽化していることもあり、若く元気でエネルギッシュなインターンやメンターが盛大に盛り上げてくれました。

(僕だけ30代…)

前置きはさておき、相性の良い仲間と仕事をするということがいかに重要であるかというお話をします。仕事柄、全国の学校を巡り中高生の進路相談に乗ることが多く、その度に感じることは「安定した船に乗りたい」という潜在的なモチベーションがあるということ。これは親や先生から仕向けられているからなのか、社会的評価を気にする余りそうなってしまうのか、または人間の本能として大きい組織に縋りたいのか、原因は分かりませんが、とりあえず大手企業に入りたい、安定した地元の〇〇企業に入りたい、公務員になりたい、のように昭和から平成にかけて将来安泰と言われてきた進路選択が、この変化の激しい今の時代にも蔓延っているのです。

でも僕の教え子の多くは平成初期生まれが多く、ちょうど今30歳前後で会社に入り活躍し始める頃なので、今の中高生の近未来が結構想像しやすいわけです。逆にバブル期の日本を経験してない僕からするといわゆる日本の名門大学を出て大手企業で成功するというストーリーがなかなか理解できず、大手企業=人生が楽しいが比例しないことなんて明らかじゃんと思ってしまうわけです。でもなぜか今の中高生(おそらく親は昭和後期の生まれが多い?)が終身雇用の安泰した人生を選択するのが不思議で仕方ないわけです。

そこで僕が30歳を超えたあたりから教え子に言い伝えていること、それは「30歳を迎えた月曜日の朝ピクニック気分」が重要であり、人生の成功指標だということ。そのために重要なのは良い大学、良い会社に入ることではなく、自分の好きなこと・得意なことを生かして相性の良い仲間と仕事をするということ、そして社会貢献度の高い仕事をすることだと力説しています。日曜日のサザエさんの時間からブルーマンデーに向かっていく人生は楽しくありません。またあの同僚と仕事したくないな〜とかやり甲斐感じないな〜とか自分の好きを追及せず、やるべきことだけを繰り返すのも勿体無い。

だから今、中高生に問い続けたいことは、どんな仲間とどんな船に乗ってどんな世界を見てみたいか、その問いに答えるためには中高時代からの多様な経験・多様な価値観に触れること、多様な仲間に出会い対話を重ねて自分を理解していくこと、自分の好きを言語化して仲間を集める&見つけるテクニックを身につけること。タクトピアでは人生の指揮を自分でとれるグローカルリーダーを応援し続けます。

P.S. 僕が好きな仕事を相性が良い仲間と追求できているのはここにいるお母さん的存在のお陰です…

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