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Society5.0の時代に求められる #グローバルコミュ力

17歳から24歳まで7年間、27歳から34歳までの7年間、計14年間の山梨の地元貢献活動を締め括るグローバル教育講演、約100名の山梨県民にご参加頂きました。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました!

山梨県立図書館

17歳から34歳までの17年間、英語教育改革を謳ってきましたが、ここで一度終止符を打ちます。体力的・精神的な限界を迎えたこと、学術的知識が不足していること、英語教育の枠組みを超えて取り組まなければいけないこと、課題が山積みです。そして自分が目指している教育を理解・共感・実践してもらうためにはよりインパクトのある社会貢献の高い活動をしていかなければならないと思い知らされました。

17歳から実践してきたLearning by Teaching(教えることで学ぶ)は「利他主義/利他的行動」であり、「深い学び」を起こすためのMeaningful Interaction(人間同士の心のこもった意味にある深いやりとり)が土台であるということ。これが教育だけでなく人間のコミュニケーションの根本であることを学びました。

Learning by Teaching/ 教えることで学ぶ

27歳からはオックスフォードでの壮絶な経験をもとに、グローカル3技能の教育を実践してきました。大学院で学んだTranslanguaging(トランスランゲージング)の洗脳により、実践を繰り返すにつれて、言語よりも「自分」「他者」「社会」のほうが圧倒的に重要であることに気付かされました。タクトピアでは580のプロジェクト、3万人以上に圧倒的原体験を届けてきましたが、根底にあるのはグローカル3技能です。

グローカル3技能

34歳になった今、現場力は衰え、中高生にとって憧れの存在とは程遠いオジサンになってしまいました。講演後に長蛇の列を作り目を輝かせて質問をしてきた中高生たちが、今は夢を追いかけたり人生に悩むアラサーに変化しました(アラサーも好き)。もうできることはやり切った、特に毎週往復5時間以上かけて通った地元山梨ではすべてを出し切ったと自負しています。

上海移住前の最後に何を残そうか…今の経験から伝えられることは何か…考え尽くした結果、辿り着いたのが #グローバルコミュ力 、つまり「グローバルコミュニケーション能力」の略称です。とはいえ、そんな商業的な用語で本質を欠いていることは百も承知!超簡単に説明すると「多国籍集団の中で生き延びる力」、それは日本人(特に山梨)あるあるな初対面でモジモジして目を見ない、頷かない、ニコニコしない、声が小さいといった #イモコミュ力 ではなく、多様な背景を持つ相手に対して自分を表現し、自分の想いや夢を語ること、自分から挨拶をして、相手を傾聴し、質問し、共通点を探り、多様性を受け入れること、そして相性の良い仲間を作り、社会に貢献していくこと。これを #グローバルコミュ力 と名付けたわけです。

オックスフォード大学のカレッジガーデン

これまでの活動の集大成として、いま伝えたいことを全て詰め込んだ1冊を仕上げてから上海に移住します。2024年6月に「世界中で使える超英会話コミュ力」がジャパンタイムズ出版から発売になります。「自分軸」「他者軸」「社会軸」の3つの軸をベースに超使える英語表現と共に、グローバルコミュニケーションにおける世界の常識やマインドセット、世界中で使える一生モノ知識、グローバルコミュ力の10カ条などを掲載しています。 #グローバルコミュ力 で英語教育が変わる!みたいなマーケティングは好きではないですが、多少のそのような演出が行われるかもしれません。が本当に伝えたいことは過去の自分が経験した山梨と世界のギャップ、それを埋めるために必要な要素の1つが #グローバルコミュ力 であるということです。

超英会話コミュ力

上海移住後は駐在旦那として、子育てに専念しながら博士課程進学を目指します。そして引き続き連載(The Japan Times Alpha、British Council)と執筆(現在8冊同時執筆中)、グローカル3技能を育成する中高生向けのオンライン英語学習プログラム、「リンガハッカーズ(LinguaHackers)」の監修を続けていきます。オジサンの体力と現場力が求められる学校講演やイングリッシュキャンプ、教員研修は活動休止とさせていただきます。今後も人種や年齢を問わず老若男女が集い学び合い教え合う共創的な学びの空間の実現に向けて、自己研鑽を続けていきます!

未来型アレクサンドリア図書館

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