次世代型オンライン英語テストLinguaskill
ついにAI(人工知能)が英語能力試験に導入される時代が来ました。開発段階から噂を聞いていましたが、これからビジネス界隈で求められる英語の4技能を正確に測定するオンライン英語テストとしてLinguaskillが盛り上がりそうです。
IELTSはAcademic moduleとGeneral moduleの2つの種類があるように、Linguaskillは一般的な英語力を測るLinguaskill Generalとビジネスでの英語力を測るLinguaskill Businessの2つの種類があります。このLinguaskill Businessが今後日本のグローバル企業で採用されて、このテストに向けて対策をしていく社会人が増えてくると予測しています。
今回はこのLinguaskill Businessについての分析と対策法を紹介していきます。
Linguaskill Businessの概要
Linguaskill Business(通称:LB)はAIによる自動採点と人間による精密採点を融合した機械×人間のハイブリッド採用を導入しています。リスニングとリーディングはアダプティブ型の出題形式で自分の正解率に応じて能力に合った問題が出題されます。そして全てオンライン完結で48時間以内(日本では最短3営業日)で試験結果が出る点も魅力です。
Linguaskill Businessの特徴
LBの最大の特徴はケンブリッジ英語検定やIELTSを開発するCambridge Assessment Englishにより開発されていることです。この機関の歴史は1913年から始まり、テストの信頼度抜群です。そしてCEFR( Common European Framework of Reference :ヨーロッパ共通参照枠)準拠なので世界基準の英語試験と言えます。
日本英語検定協会が公開しているBULATS・GCASと英語検定と比較した日本独自のスコア換算表を見てみるとこんな感じです。よく言われるのがB1が高校卒業レベルなのでB2、つまりLBでは160以上あればビジネスで使えるレベルの英語力と評価できると思います。
Linguaskill Businessの技能別概要
Listening & Reading
・時間は60分〜90分
・問題数が受験者により異なる
・3または4肢択一式
・Lは2回再生できる
・Rは文法問題もあり
Writing
・時間は45分
・Part 1とPart 2の2部構成
・Part 1はメールや手紙、Part 2は報告書や企画書
Speaking
・時間は15分
・Part 1〜Part 5の5部構成
・人間と機械によるハイブリッド採点
・採点基準はHesitation/ Extent以外はIELTSと同様
LinguaSkill技能別対策
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