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#42「砂漠」読了。

おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。

ゴールデンウィーク真っ只中ですが
特に予定も無く過ごしてます。
こういう時こそ何かすべきなのですが
今はゆっくり過ごして時間を気にせず
休もうと思います。


今日は読了シリーズです。


伊坂幸太郎
「砂漠」です。

やっと読めました。
伊坂幸太郎好きの友達から
砂漠はお勧めって前から聞いていて
読んでみたら理由が分かりました。


大学生のグループのお話なのですが、

砂漠=社会

という位置付けで書かれた作品です。

今読むのと大学生の頃に読むのでは
捉え方も変わってくる作品だろうなと感じました。

大学生時代に思い描いていた社会人と
今実際砂漠に出てみての社会人は
基本皆そうだと思いますがギャップだらけで
大学生の時にあれこれしとけばよかったって話で
盛り上がってしまうのが一般的です。

学生時代はオアシスだと感じる事ができるのも
砂漠を経験しないとわからないですし
今この本を読めてとても良かったです。


最後に出てくる言葉で、

「学生時代を思い出して懐かしがるのはいいけれど、あの頃に戻りたいとは思ってはいけない」

がとても考えさせられました。

今これからの人生の中で楽しみや思い出を
見つけて作っていくべきだと改めて感じました。


砂漠に雪を降らす事ができるように

砂漠でもがいて過ごしていきます。


★★★★★ 5/5です。

ゴールデンスランバーと合わせて
誰かにお勧めしたい読んで欲しい
作品となりました。

最後4年間やったって所も安定の伏線回収が
施されててやっぱり伊坂作品は面白いです。


今日はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

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