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プリンスエドワード島からニューリスカードまで約1,893kmのロードトリップ~その2~

カナダの冬は日が沈むのが早く、ケベック州に入った5時頃には辺りは真っ暗。。。(ケベックの日没は現在4pm)

カナダの高速道路は街以外にはサイド灯がないので街を過ぎると何も見えず、気分はまるで「ターミネータ2のはじまり」。夜の運転は前の車のライトと自分のライトが頼りです。

ケベック州に入ってから道路サインは全てフレンチ変わり、挨拶も「Hello!」から「Bonjour!」へ。時間帯も変わります。

カナダは東西に長い国なので、カナダ内では6つのタイムゾーンにわかれます。カナダ西部より(日本との時差)

太平洋標準時(通常時-17h、サマータイム-16h)
・山岳部標準時(通常時-16h、サマータイム-15h)
・中部標準時 (通常時-15h、サマータイム-14h)
・東部標準時 (通常時-14h、サマータイム-13h)
・大西洋標準時(通常時-13h、サマータイム-12h)
・ニューファンドランド標準時(通常時-12.5h、サマータイム-11.5h)

私が住むプリンスエドワード島は大西洋標準時(アトランティックタイム)なので、プリンスエドワード島からケベック州に入った場合、時間は1時間戻ります。(ケベック州は東部標準時)

Montmagny (モントマグニー)に着いたのは夜7時。高速道路からほど近いモーテル『Econo Lodge』に宿泊。リーズナブルで清潔なモーテル。明朝は早い出発なので、早めの就寝。。。

※Econo Lodgeモーテル

朝起きて外に出てみると、昨日はほとんどなかった雪が一夜にして降り積もり白銀の世界に。雪はサラサラのスノーパウダー。出発は7:30です。

※Quebec方面へ向かいます。

どんよりとした天気で、やんでいた雪がまた降り出しました。本日は約10時間のドライブ。ニューリスカードまではまだまだ長いドライブです。

※モントリオール付近の高速道路の様子。

ケベック州は他の3州(プリンスエドワード島・ニューブランズウィック・オンタリオ)と比べて積雪が多く、ケベック州の北西部がカナダの中で一番の積雪量を誇ります。

外気温は-8°、暖房を入れるとすぐにフロントグラスが曇るので暖かく出来ずに寒さに震えます。。。モントマグニーから約5時間のドライブで、オンタリオ州に入ります。

※オンタリオ州レンフルー付近

オンタリオ州に入った頃からどんよりしていた空は晴天に変わり、雪景色もなくなりました。

オンタリオ州には最も古い州立公園、アルゴンキンパークがあります。その広さは静岡県や宮崎県とほぼ同じで広大です。夏にはキャンプやハイキング、カヤックなどが楽しめ、冬になるとクロスカントリーと1年を通してアウトドアが楽しめます。また秋には見事な紅葉が見られます。

※オンタリオ州アルゴンキンパーク付近

長いロードトリップもそろそろ終盤を迎えます。給油とトイレ休憩に寄ったガソリンスタンドは4:30で既に閉まっていました。日曜日だからかな、田舎道だからかな、、、?

この日の月はまるで太陽の様。。。

※オンタリオ州ルーサグラン付近

時間はまだ6時だというのに気分は真夜中。ノースベイから最終目的地のニューリスカードまでは約1時間30分。

朝の7時30にモントマグニーを出発してニューリスカードに到着したのは夜の7時30分でした。


~その3~に続く。
次回は鉱山の街、ニューリスカードとコバルトを巡ります。




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