プリンスエドワード島と北海道のカナディアンワールド
カナダのプリンスエドワード島が日本にあるのをご存じですか?
北海道は芦別市に、カナディアンワールドというそれはそれは広大な敷地にプリンスエドワード島にそっくりな公園があるのです。
日本で最大のカナダをテーマにしたパークで、北海道というカナダと似た気候を生かした大自然のカナディアンワールド。いつも大国アメリカの影に隠れてしまい、その良さがなかなか日本人に伝わらないカナダ。そんな影の薄いカナダのテーマパークが日本にあるのです!カナダに関わりのある私にとってはそれだけで嬉しくなります。
長いテーマパークの歴史を経て、一度は閉園しその歴史に幕を下ろすも、去年の4月より民営として再び開園。今では「カナディアンワールド振興会」の方々がボランティア活動としてパークを運営されています。そこにカナディアンワールドへの深い愛を感じますね。
さて、そんな愛されるカナディアンワールドのある芦別市はプリンスエドワード島のシャーロットタウンと姉妹都市で、今でも交換学生を受け入れたりと交流があります。そのカナディアンワールドとプリンスエドワード島をちょっとご紹介させていただこうと思います。
『赤毛のアン』のアンが育ったとされるグリーンゲイブルズですが、プリンスエドワード島とカナディアンワールドのグリーンゲイブルズは実は同じ図面で建てられているのです。
『 プリンスエドワード島のグリーンゲイブルズ 』
『カナディアンワールドのグリーンゲイブルズ』
どうでしょうか?同じではないでしょうか!窓の位置も煙突の位置も同じです。図面通りに建てられているので、室内も同じ間取りの様です。プリンスエドワード島とカナディアンワールド、両方のグリーンゲイブルズに行って写真を撮り見比べてみると素敵な発見があるかもしれませんね!
『カナディアンワールド・メインストリート』
カナディアンワールドのメインストリートはプリンスエドワード島のフレンチリバーだと思っています。プリンスエドワード島を紹介する時、必ずといって良いほど映る場所です。( 良い画がなかったので、気になる方はプリンスエドワード島・フレンチリバーで検索してみて下さい。)
『カナディアンワールド鉄道』
この鉄道、現在は廃線になっていて動いていないですが、栄えていた鉄道時代に思いを馳せ、その哀愁に浸るのも楽しみ方の一つだと思います。。。ちなみに、プリンスエドワード島の鉄道も1989年に廃止され、現在ではコンフェデレーション・トレイルとして生まれ変わり、島人たちの散歩道となっています。
このトレイルはノバスコシアとプリンスエドワード島を繋ぐ、フェリーの乗り場付近のWOOD ISLANDS。
『カナディアンワールド・アンの教会』
ここはプリンスエドワード島では?!と思ってしまうほど同じ雰囲気がありますね。プリンスエドワード島には約300の教会があり、それらを見て周るだけでも素敵な1日になります。カナディアンワールドでは教会内で結婚式や写真撮影、コンサートなども開けるそうです。アンの時代のドレスを着てアンの教会で結婚式、、、とてもノスタルジックでとてもロマンティックですね!
『カナディアンワールド・時計塔』
カナディアンワールドのシンボルの時計塔。パークの見守り役として存在感があります。この時計塔、シャーロットタウンの市庁かなと思っていますがどうでしょう、似ていませんか?
現在コロナ渦で海外に行けない今、海外旅行よりはハードルが低い国内旅行。緊急事態宣言解除後、日本なのにカナダ!カナディアンワールドに遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
そしてコロナが落ち着き、海外旅行が出来るようになったら是非プリンスエドワード島へ遊びに来てくださいね!
カナディアンワールドの営業時間はこちらから▼