#19.「オレは家事を頑張っている!」と公言する前に確認したいこと〜僕はこれを知って愕然としました〜
おはようございます!
♩ちょっとくらいの残り物ならば(残飯)
残さずに全部食べてやる ようダディ
と、いつか息子に言って欲しい こきち です。
(最近、彼の偏食が過ぎる….)
さて、今回のテーマですが、
【夫婦における家事分担】についてです。
時代は令和となり、当たり前のように男性
が家事・育児に参画する時代となりました。
とても素敵なことですが、一方でパパさん
たちの中でこう思ったことありませんか?
「おれ、めっちゃ家事やってねぇ?」
“もはや妻より家事頑張っているかもしれ
ない!” というこの誇らしい気持ち。
僕自身も育休中にそう思っていました。家
事を頑張ろうとするその姿勢には感服です
し、自己肯定はモチベを維持するためにも
超重要だと思います。
…が、「めっちゃ家事してる」と公言する
のはちょっと待って!!!
今回の記事では、僕の体験談も交えつつ、
男性の家事(・育児)にフォーカスした
内容をお届けします。自身の家事レベルを
評価するきっかけになれば幸いです。
意外にできていない「名もなき家事」
これはよく耳にするやつですね。
「料理」「洗濯」「掃除」などの花形家事
の陰にひっそり隠れた地味にめんどくさい
やつら。花形家事は比重が高いのでもちろ
ん大変なのですが、なにせ名もない家事は
数が膨大。多すぎて名前をつけることすら
面倒になったのでしょう。
巷では「夫は名もなき家事をやらない」
で有名ですが、その1番の原因はそれらを
"やるべき家事"として認識していないから
と僕は考えています。
認識できていない理由は、
気がつく前に誰かが対処してくれるから。
感覚的にトイレットペーパーもシャンプー
も使いたい放題。ゴミ箱も気がついたら量
が減ってるから捨て放題。リビングに投げ
捨てた靴下もいつの間にか洗濯カゴに入っ
てる。それ自体に誰かの手が加えられてい
るという発想がないと、一つ一つの小さな
家事を自分の役割として落とし込むのはな
かなか難しいのではないでしょうか?
なので、まずは「え、これも家事なの?」
と理解する機会を増やし、いままでやって
くれていた人に感謝することから始めてみ
ましょう。そして少しずつ自分のタスクに
シフトしていくのはいかがでしょう?
名もなき家事の例)
・消耗品の交換
・育児関連
(保育園の準備、学校関係の書類書き)
・ちょっとした片付け
・ゴミの処理
・毎日行わない家事
(目が届きにくい場所の掃除、衣替えなど)
・水回りの処理
・献立
・洗濯関連(仕分けや取り込みなど)
・買い物(お中元やお歳暮も含む)
・お茶をつくる
※下記リンクを参考
書き出すと分かる家事負担率の真実
僕は息子が生まれた直後と生後8ヶ月の時に
それぞれ育休を取得しました。2回目の育休
を取得する意義として、息子のお世話はもち
ろんですが、妻の仕事復帰を手助けする目的
が強かったように思います。
なので、妻が仕事に注力できるよう積極的
に家事に取り組もうと考えていました。
でもそんな生活を続けていくうちに、
「オレの方が家事の負荷、大きくねぇ?」
と感じるようになりました。
そんなある日、ネットを眺めていると
“家事分担” という内容が目に入り、
下記のようなタスク表に出会いました。
AERA共働きの家事育児100タスク表 朝日新聞出版HPより引用
https://publications.asahi.com/aera/pdf/160530/tomobataraki.pdf
1日に行うべき家事は、家庭によっても違っ
てきますが、とりあえず我が家に当てはめて
表への記載を試みました。
「はいはい、オレはどんだけ家に貢献して
いるかな…」
すると、
『こきちの家事負担率、53%』
「え、それだけ?こんなにやってんのに?」
妻と半々になっているから、まぁ良い気も
しますが、僕はその時働いてない状態だっ
たのでなんかねぇ…
自分ではかなりの比率を担っているつもり
だったのに実際に書き出してみると大した
ことがなく、とてもショックだったことを
覚えています。やっているつもりでも実は
ノーマークな部分があることを知りました。
実はあまり出来ていないのに、
「僕は、カジメンです!」
「僕は、イクメンです!!」
「家族に尽くしてます!!!」
と公言しちゃうのは若干寒いので、いま
一度、客観的に分析するのはおすすめです。
(心で思っている分には大賛成です!
僕も毎日自分を褒めてます)←大事
現在はこきちもパワーアップして、
家事負担率、60%強を叩き出しております。
※本件では、上記の家事分担表を参考にした
だけであり、あの内容が家事の全てではない
ことを注記しておきます
やっているのに喜ばれない残念パターン
・オムツ交換後にオムツやお尻拭きがそのまま
・手料理を振る舞ったのに、洗い物がそのまま
・ゴミをまとめた後、新しい袋がゴミ箱の中に
セットされていない
こういう状況でお叱りを受けたことがあるの
は僕だけでしょうか?当初の目的は総じて達
成されているのですが、詰めが甘いんですよ
ね。妻側からしたら、せっかく夫がやってく
れたと思ったのに結局自分でも手をかけなき
ゃいけない。「二度手間になってるやん!」
と思ってしまうようです。
僕は今でもたまに指摘されます。
あとでやろうと思ってはいるけどそのまま
忘れちゃうんですよね…笑
でもやることはやったのに注意されるって
悲しいですよね。癪じゃありませんか?
それだったら、完璧にやり遂げて余裕を
ぶっこいてやりましょうよ!
最近、試している対策があるので検証後、
有効そうだと感じたら別記事で展開します。
いかがでしたか?ここまでお読みいただき、
「おれは全く問題なかったね(ふんっ)」
という方は完璧な「家事ヤロウ」です。
素直に尊敬します(きらきら)。
この記事を書いた理由としては、
せっかく家事をやる気になり、そして行動
しているにもかかわらず、妻から「いや、
全然出来てないから」と思われる悲しい
夫、パパさんを減らしたかったからです。
世の中には積極的に育児家事に向き合った
けど、怒られたことで脳死状態(ママの指
示待ち人間)になるパパも少なくないと耳
にします。僕はそれが残念でなりません。
スモールステップでも全然よいと思うので、
まずは意識を変えて日々進化していきませ
んか?一つずつでも家事レベルを高めてい
ければ良いと個人的に思います。
冒頭で「当たり前の時代」と言いましたが、
積極的に家事を行おうとする男性はまだまだ
少数派。僕らはきっと偉い部類の人間です。
(世間のママさん、ごめんなさい!モチベを
守るために "当たり前" という表現ではなく
く、あえて "偉い" と言わせてもらいました)
仕事も家事も両立しているパパの姿を見て
育った子どもはそれが普通のことと認識し
て大人になります。そうすれば家事がママ
側に偏るなんて文化は自然となくなってい
くように思います。
ぜひ、その未来を創っていきましょう!
でも、一番大事なことは.....
夫側も妻側もお互い納得した上で家事分担
ができていること。お互いに不満がない
のであれば、究極100:0でもOKと考えます。
結局はしっかり膝を突き合わせて話し合う
ことが必要ですね!
(↑僕がフォローしている方のこの表現が
こきちのお気に入り)
正直、僕もまだ注意を受けるような若輩者。
世間の旦那さん、パパさん、一緒に頑張って
参りましょう!
最後までお読みいただき感謝申し上げます。
更新の励みになりますので、自分の家事を
見直してみようかなぁと思った方は、是非
ともスキをお願いします。
よろしければフォローもお願いします。
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関連記事として、
僕がフォローしている方の記事を貼り付け
ておきます。気になる方はチェックしてく
ださいね!
PAPA PASSPORT(パパパス) さん
家事に関する完璧なフローチャートが大変
面白いです。奥様監修のようなので家事初
心者さんは勉強になりますよ。
ぜひ読んでみてください!
ふぇいはやと@会社員だけど家庭優先実現中パパ さん
男性家事の負担率などの統計データを用
いながら男性育休の重要性を問いかけた
記事です。僕がnoteを読んでいて初めて
「むむっ」と感じたのもこの記事でした。
社会人全員の必読記事かも!