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小学校受験 教育方針と長所は絞り抜く勇気が必要ですよ

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こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

久しぶりに願書の話題を。

先日、願書添削のご依頼者様から「教育方針が絞れないんです」という話を伺いました。

確かにそうですよね。

絞れないっていうか…我々は子どもを生きさせることに精一杯で、普段から「我が家の教育方針は〜で…」などということを考えて生きていないですよね。

そういう意味で、この質問というのは本当に「子育てのことを考えるいい機会」とも言えますし、「えぇぇぇ、面倒臭い… 」という質問でもあります。なんというか…母親にとって腰を据えて考えねばって感じの、ちょっと気合いのいる質問ですよね。

noteにも何度か書いた通り、「教育方針」というのは「こういうふうに育ってほしいな」と理解していただいて構いません。いや、もう少し言い方を変えましょう。「我が家では、こんなふうに子どもを育てていきますよ」の方が近いでしょうか。
良くも悪くも、全然そんなふうに育たないというのが現実ですけどね。笑

私だって、急かすことなく我が子のペースに合わせて一緒に歩んでいくような親になるはずだったんですよ。でも、まぁ概ね急かしていますよね。ここ数年の口癖は「ねぇ、早く」なんじゃないかなと…まぁ、理想と現実ってそんなものです🤣

で、願書や面接ではどう答えるのが正解かというと、もちろんその理想の方です。

例えば、「困っている人に迷わず手を差し伸べられる子になってほしい」「壁にぶつかったときにも負けずに進めるような逞しい子に育ってほしい」「0から何かを創り出せる想像力のある大人になってほしい」…などなど、綺麗な言葉で書くとこんな感じで大丈夫です。

でも、その理想は本当は一つじゃないですよね。我々は、我が子が可愛いあまりに過大な期待をかけていますので、「こんなふうになってほしい」って希望は山ほどあります。現実の到達度はさておき、自分自身はさておき。

そういう時、どうするか?

頑張って絞りましょう。

残念ながら、それ以外に選択肢はないのです。もちろん幾つか並列することは可能です。ただ、その場合は、エピソードをその複数の要素に繋げねばならず、ちょっと工夫が必要ですね。

その他にも、お子様の長所を尋ねられたとき。

「優しくて、好奇心旺盛で、我慢強く、目標に向かってコツコツ頑張ることができる… 」そんな願書や面接の回答を用意する方がいます。

もちろん、そうでしょう。良いところは、絶対に一つではないですもんね。せっかくの機会ですから、我が子の良いところをいっぱい知ってほしいですよね。

でも、実際のところ、何百もいるお子様の願書や面接…そんなに似たような言葉が羅列されただけの薄い内容では、印象に残りにくいということは心せねばなりません。

教育方針も長所も、削って、削って、さらに削って、" とっておき " を選んだうえでとことん印象深いエピソードを添えて、印象深い願書や面接にしたいものですね。


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