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小学校受験 願書作成:エピソードに悩んだら

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こんにちは。コキア受験教室の桜井です。

9月に入り、続々と本年度の願書書式や作文テーマが発表になりました。
コキアでは、適宜、再構成および書き換えに応じております。

コキアの願書添削は、「往復回数」や「添削期限」を設けていないのですが、たまに「添削期限」は設けた方が良いのかなと思うことがあります。

理由としては、どうしても「やっぱりこっちのエピソードにしようかな」という迷いがご本人に生じてしまうためです。そして、また一からの添削作業となります。

それ自体は構いません。学校訪問を重ねるたびに、もっと好きなところが見つかる場合もあるからです。一生に一度の機会ですので、もちろん納得のいくまでお付き合いさせていただきます。

ただ、それ以前に、ご自身の思いは纏まっているのかなというのが気になることも多々あります。

恐らくその場合、エピソードが決まらない原因というのは幾つかあって、その方にとって「学校のいいと思うポイント」が沢山あり、「どれが一番か選びきれない」というのが1つ。

そして、最大の原因は、内容を「学校に寄せようとしているから」だと思います。「どのエピソードなら、学校が一番気に入ってくれるか」という観点で考える。まるで大好きな人に送る誕生日プレゼントを選ぶように。

だから、ネットの噂や、在校生の「こう書くべき」「こう書いたよ」の言葉を聞くたびに迷いが生じてしまいます。このようなエピソード選びにハマってしまうと、完全に迷子になります。だって、在校生は既に十人十色ですから!

人は人。これだけは、全受験において徹底しておかなくてはなりません。
こちらにも書きましたが、我が家の受験を人の噂に委ねてはなりません。

そして、「学校が気に入るような話を書きたい」という気持ちを捨てましょう。学校が気に入る話なんて、誰にも分かりませんよ。読む人によっても違うし、読むタイミングによっても違う。表現の仕方でもっと違います。私が試験官だったら、まず「内容」よりも「伝える力(文章力)」の方で見ちゃいますね。つまり、結局、この問いに常時100点の解答なんてないわけです。

ですから、これから願書に手をつける方、まだ願書に悩んでいる方、来年度以降に受験を控えている方などは、「学校が気に入る話を探す」のではなく、「このエピソードを書きたい!」というのを幾つか先に見つけられるといいかなと思います。(お子様の強みであったり、夢中になっているものであったり、頑張っているものということですね。)その中から、学校の方針と一致しそうなものを1つ選んで深掘るのです。

物事には様々な側面があり、「そこから何を学んだか」なんて何とでもなります。どれを書けば良いかと悩むよりも、我が子のどこを見てほしいか、何を見せたいか。言葉を選ばすに言うならば、自分の書きたいことに誘導すれば良いのです。特別な出来事ではなく、本当に日常のことでいいんですよ。いや、むしろその方がいい。

大切なのは、「学校の気に入る話を書く」のではなく、「ご家庭の話を学校が気に入るように書く」ことであり、そこが願書作成者(添削者)の腕の見せどころということですね。

私も頑張ります!

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