「どーせ無理」をなくす社会を目指して
こんにちは、高橋向生です。
先日、ぼくがなんで建築をスキになったのか、建築をスキになった話をかきました。
※ただいま、ロンロ・ボナペティさん企画の「建築をスキになった話」を募集していています。建築に携わっているひとも、携わってないひとも、#建築をスキになった話 のタグをつけて一緒にかきましょう!
小中高大と、ずっと建築を追い続けられたのか考えたとき、最初は建築が大好きだからできたことだと思ってました。でも本当は、いままでだれにも夢をバカにされたことがなく、恵まれた人生を歩めたからでした。
それに気付くきっかけとなった動画を今日は紹介します。
内容は以下の2つで話します。
・思うは招く だったらこうしてみたら? で夢はかなう
・動画をみて感じること
思うは招く
だったらこうしてみたら? で夢はかなう
皆さんは夢はありますか。
ある人とない人、あったけど否定され人、諦めた人などたくさんいると思います。
この人は民間でロケット開発を行っている植松努さんという方です。
ロケットエンジンの開発、小型人工衛星の開発、無重力実験塔、アメリカの企業と民間宇宙開発共同事業などを16人のスタッフと共に働いている方です。
この方は、小ころに宇宙へ憧れ、飛行機やロケットの仕事をするのが夢でした。
しかし、中学校の先生が「お前にはむりだ」とできない言い訳をいわれたときに「夢ってなんだろう」「できそうな夢しかみちゃいけないの?」と疑問におもったそうです。
「どーせ無理」と、やったこともない人が、適当なやらない言い訳をいって、夢をあきらめさせてくる。
そのせいで、僕らはなにをしたらいいのか分からなくなってくる。
だから、「どーせ無理」という言葉をなくそうとしているそうです。
そのために、だれもが無理だと思っている宇宙開発をしてみようとしているそうです。
動画を見てかんじること
この動画を見たのが大学2年生のときで、最近になってまた見てみました。
あの頃は、課題設計も上手くいかず、何のために設計しているのか分からなくて、建築家に向いていないんじゃないかって不安になっている時期でした。
エスキースをお願いすると、たまに「いやいや無理だよ」「無駄だから止めたほうがいいよ」と言ってくる人がいます。
その人は別に悪意があって言っているわけじゃありません。
ですが、心が弱かった僕は、その人の言葉を鵜呑みにして、すぐに諦めた設計ばかりしてました。
そんなので面白い設計ができるはずがありません。
でも、この動画をみて、勇気をもらいました。
もうちょっと頑張ってみるかな、2年生の間だけでも様子を見てみようかなって思うようになりました。
「無理だよ」という言葉は聞かずに、「こうすれば良くなるんじゃない?」「この作品とか見てみれば?」というポジティブな話を聞くようにしていきました。
提案に無理というのは無視して、悪い部分の指摘は聞く。
こうした方がいいと聞きながら、もっと良くなれる方法を自分で探す。
そうやっていくうちに、課題設計が楽しくなっていきました。
楽しくやっていると不思議なもので、できあがるもののクオリティが高くなったりします。
植松さんがおっしゃるように、
お互いに夢を語って、お互いにだったらこうしてみたら? と語れたらなぁと思います。
ありがとうございました!