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そもそもクラウドファンディングって?

ぼくは7ヶ月で3回ものクラウドファンディングに挑戦している。

いわばクラウドファンディングのプロ、クラウドファンディングの鬼、クラウドファンディングと言えばしっしー。
#しかし数字としての結果はアマチュアレベル
#トホホ

今回は三度目の正直ということで、ぼくが心の底から大好きな【旅】と【瞑想】を広めるためにインドに行くクラウドファンディングに挑戦することにした。

▼クラウドファンディングはコチラ

今回のnoteでは「そもそもクラウドファンディングとは?」を世間の誤解を解きつつ解説していこうと思う。

先に結論を言うと、クラウドファンディングは「応援費が込みの(場合もある)オンラインショップ」だとぼくは定義している。そして、信用をお金に換えてもらうものだとも思っている。


そもそもクラウドファンディングって?

Crowd=「群衆」 Funding=「資金調達」 という単語を組み合わせた造語で、起案者がインターネット経由で世界中の不特定多数の人々から資金を集める方法だ。言葉そのものは「一般の人々から広く資金を募る」を意味しているのが、現在のクラウドファンディング。

クラウドファンディングが日本へやって来たのは10年前の2011年ごろ。もちろんそんな時期からクラウドファンディンを知っていて、さらに実際に使っていた人なんてごくごく一部だろう。

クラウドファンディング自体の歴史はひじょ〜〜〜に古く、原型は17世紀初頭からあったと言われている。書籍編集者のジョン・テイラー氏が、書籍の印刷にかかる費用の寄付を募り、その見返り(リターン)として寄付した人(支援者)の名前を書籍に掲載する権利を提供したらしい。。。

まさに現在の「購入型のクラウドファンディング」と同じフローだ。

実はアメリカを代表するといっても過言ではない、あの「自由の女神」もクラウドファンディングと同じ仕組みで建てられた建造物だ。「自由の女神製作委員会」が建設資金を使い果たしてしまい、、、そこで新聞出版者のジョーゼフ・ピューリツァーは自身が経営する新聞「ニューヨーク・ワールド」の紙面で、広く大衆(クラウド)に対して、台座建設のための資金を寄付(ファンディング)するように呼びかけた。

結果、125,000人もの人々が1ドル以下の少額を寄付し、6ヶ月で10万ドル近くの寄付を集めた。インターネットがなかった時代、「新聞」を使い人々に広く呼びかけた、「寄付型のクラウドファンディング」と言える。
#フランスのルーブル美術館も同じようなことをやってたらしい

ちなみに日本の歴史でも、鎌倉時代に「お寺や大仏の修繕費」を集めていたらしく、無事に修繕が終わると、寄付者(支援者)の名前が寺に記されることもあったとか。


「クラウドファンディング?新しいサービスか何か?何それ怪しい!」
世間にはまだまだそういった認識を持つ方が少なくないが、実はふる〜い歴史を持っているサービスなのだ。

もちろん正式に「クラウドファンディング」という形でサービスが広まったのは最近で、日本だとここ5年くらいでやっと認知が広まったのではないだろうか?

元サッカー日本代表キャプテンの宮本恒靖さん、2ちゃんねる創設者のひろゆきさん、キングコングの西野亮廣さん、ホリエモンこと堀江貴文さん、モデルの紗栄子さん、日本一のDJ集団のレペゼンFoxx(旧レペゼン地球)さん、ラップグループのBADHOPさん、ボクシング元世界3階級王者の八重樫東さん。

たくさんの有名人やインフルエンサーをはじめ、今ではたくさんの方がクラウドファンディングを行なっている。

反対に、なぜしっしーのような「一般人」がクラウドファンディングを、7ヶ月間で3回もやっているのか?が気にならないだろうか?

今からぼくがクラウドファンディングをやる「理由」を書いていこうと思う。


しっしーがクラウドファンディングをやる理由

ぼくは最初に書いた定義の通り、クラウドファンディングは「応援費が込みのオンラインショップ」のように捉えて、実際に使っている。

購入型のクラウドファンディングは「リターン」と呼ばれる、オンラインショップで言うところの「商品」を購入してもらい資金を募るスタイルだ。リターンの価格には応援費が上乗せされていることもあったり、逆に定価の何割引かで販売されることもあったりする。

「商品を売りたいならオンラインショップ(楽天やAmazon)で販売すればイイじゃないか!」
そういった声も少なくないだろう。

わざわざクラウドファンディングを通して一大プロジェクトのようにするのには、しっかりとした理由がある。

クラウドファンディングはオンラインショップと違って「熱量を集めるイベント」にすることができるからだ。

・実際に購入した人の数(支援者数)
・目指している売上規模(目標金額)
・開発から販売に至るまでのストーリー(クラウドファンディングの本文)

クラウドファンディングを公開すればメディアに取り上げられる可能性もあったり、SNSで広く認知を獲得できる可能性もあったりする。クラウドファンディングを きっかけ に自分やサービスを知ってもらえることができるのだ。

ぼくも、以前挑戦していたコワーキングスペースを開業するためのクラウドファンディングでは、1ヶ月間のお試し会員権や3回分の利用券などを販売していたこともある。しかし、ぼく自身が何か優れた商品を開発したことはないので、商品と呼べる商品を出すことは少ない。

ぼくはこのスタイルを、クラウドファンディングを通して夢を語り「挑戦」を売っていると説明することが多い。

今回挑戦しているクラウドファンディングでは
「3ヶ月間インドに住んで、大好きな【旅】と【瞑想】を日本のみなさまへ広めたい!」
という、大きな夢を持っている。

この挑戦は旅を仕事にするようなもので、誰がどう考えてもかなりハードルの高いものだ。

だが、だからこそ今回はクラウドファンディングを通してたくさんの方に応援してもらい、「自分1人では叶えられない夢」を支援してくれた方達と一緒に叶えたいと思っている。

支援してくださった方の中には
「ぼくも昔は旅を仕事にできないか考えてみた時期がありました。でも諦めたんです。だからこそしっしーにはこの夢を叶えてもらいたい、共感できるから応援しているよ!」
と、自身に照らし合わせて応援してくださる方もいた。


ぼくはたくさんの挑戦をし続ける「しっしーなりの生き方」を見せて、誰かの人生のきっかけになりたい。もっと好き勝手にわがままに生きる、自由な選択肢を増やしたい、という想いを持っている。想いを形にするためにクラウドファンディングを立ち上げている。

まだまだ実績も何もないぼくは、23年間という短い年月で積み重ねてきた信用の数も多くはない。毎回の挑戦で「思ったより集まらない…」と頭を悩ませているが、その度に経験が自身の成長には結びついている。

おかげで挑戦を繰り返すごとに「挑戦のスケール」は大きくなっている。


例えば

クラウドファンディングを行なうオーナー側は、たくさんのやるべきことをやる必要があると思っている。

例えばこんな感じ↓

・オフラインでの交流
・SNS発信
・メッセージ連絡
・熱狂を生むための仕組みづくり
・クラウドファンディングそのものの説明
・最後までやり切る熱量
・支援を受けた際の誠実なリターンのお返し

クラウドファンディングのページ自体は、スマホでも完結して作れるほどカンタンに公開できる。しかしその「手軽さ」が、プロジェクトの成立に結びつかない原因にもなりかねない。

ぼくは以前挑戦していたコワーキングスペースを開業するためのクラウドファンディングが終了した直後、ご支援してくださった方々に会いに行きお礼を伝えることを決めた。

途中まで集まっていた752,000円もの支援金が全額返金になり、ぼくの手元には1円すら入ってこなかったのにだ。
#しかもお礼を言いに全国を飛び回った末コロナにもかかった
#うまくいかないことばかり


まだまだ数字的な実績も少ないので信頼に欠ける部分もあったかもしれないが、ぼくが捉えている「そもそもクラウドファンディングとは?」はこんな感じ。

まだ実績が少ないからこそ、今回の挑戦で実績を作りたい。つまり、たくさんの方に応援してもらい、インドから【旅】と【瞑想】の良さを広めるといった挑戦を、何としてでも成功させたい。

この挑戦が成功すればきっとたくさんの方の希望になれるだろうし、誰かの人生のポジティブなきっかけになれると信じている。

「アイツ(しっしー)にできるなら俺(私)にもできるかも!」

挑戦をすること、行動を起こすこと、一歩目を踏み出すことへのハードルを下げたい。挑戦する人の総量を増やしたいと、ぼくは本気で思っている。

クラウドファンディングページにも書いたが、この大きな挑戦を成し遂げた先には、多くの人の笑顔があると信じている。 “想い” がぼくを突き動かしているのだ。


でもね・・・

ここまでクラウドファンディングの素晴らしさを伝えたつもりだが、まだまだクラウドファンディング自体の認知は低く、世間の目が冷たく感じる瞬間も少なくない。

挑戦にはハードルがつきものだが、クラウドファンディングに関しては「世間が抱いているイメージ」というものも、一つのハードルになっている。

どれだけ丁寧に説明をしても「私は反対派のスタンス!」な方も、中にはいる。
#何をするにしても反対派は一定数存在する

挑戦をしている側の「役目」だと思い、クラウドファンディング自体の説明も怠らないように過ごしていきたい。

そして何より、今のぼくを応援してくださっている方々を、これからも大切にしていきたい。人脈もコネもスキルも経験も、何もかもがナイナイ尽くしのぼくを応援していただいているわけだ。

全力でリターンをお返しして「支援して良かった」と言ってもらえるよう、今回は インドの今 を感じてこようと思う。


まとめ

ぼくはクラウドファンディングが広まれば、もっとたくさんの方が救われると思っているし、もっとたくさんの 笑顔の総量 を増やすことができると信じている。プロジェクトのオーナー側も、リターンを購入して支援した側も両方のだ。

ぼくはこれからも、オンラインショップで新商品を販売するかのように、新しい 挑戦 をクラウドファンディングを通して売っていくだろう。クラウドファンディングは何回でも挑戦してイイのだ。一度きりしか販売されないオンラインショップなど存在しないからだ。

クラウドファンディングはオンラインショップと違い「ストーリー」を見られている。
「なぜこのプロジェクトをしっしーがやるのか?」
「このプロジェクトが成功すると社会にどんな好影響を与えられるのか?」

これからも誠実に過ごしていき、ぼくだけの「しっしーなりの生き方」を見てもらい、誰かの人生のポジティブなきっかけになりたい。そのために自分だけの物語をうまく伝えて、たくさんの方から共感を得られるようになろうと思う。


今回のクラウドファンディング期間は、毎日ライブ配信もしている。主にFacebookライブとインスタライブ。時間が合えば覗いていただけると活力になるので助かる。

この時期にインドへ行くことに反対意見もあるかと思うが、詳細はライブ配信またはクラウドファンディングページに書いている。

「インド行ってらっしゃい」と背中を押してもらえるとうれしい。


インド、行ってきますッッッ!











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宍戸晃己【インド社長】
いつもサポートしていただきありがとうございます✨