＃308　まったり

　早朝から娘のラインが来た。『しょうへいが、きのうの晩からしんどそうやねん。今朝はご飯を食べなかったし・・・。いつもの元気がないねん。今日はとにかく学校を休ませるわ。ゆっくり家で休んだら回復すると思うわ。私ら、年末で忙しいので仕事休めへんねん。できたら、お父さんに来て欲しいんやけど・・・。』と。
　『どうしたん？』と妻がラインを返信すると。『熱はそんなにないんやけど、鼻が詰まり、喉が痛いらしい。しょうへいも小学校六年生になるから、一人で家で休んでいることはできると思うわ。けど心配なので、できたら来てほしいねん。』と送信されてきた。

　私は１０時すぎにしょうへいの家に着いた。しょうへいは、喉が痛いと言った。体温計で測ると37.0℃だった。

　私は、しょうへいを病院に連れて行った。
　病院の先生から、「鼻がつまっている。のどがあかい。風邪のようだ。薬を飲んで安静にしていると治まるでしょう。」と言われた。サンドウィッチとプリンとゼリーなどをコンビニで買って家に帰った。

　しょうへいは、昼食を食べ、薬を飲んだ。昼食後しょうへいは、YouTubeをみたり、ゲームをしたり、マンガを読んでいた。私は、YouTubeをみたり、スマホをいじっていた。
　私たちは、暖かい部屋で、お菓子を食べながら娘夫婦が帰るまで過ごした。熱は相変わらず37.0℃で、のどの痛みが少し良くなった程度だった。

　娘夫婦が帰ってきたので、私は家に帰った。娘からは『ありがとう。感謝（スタンプ）。』と書かれたラインがきた。

　今日はしょうへいと、暖かい部屋で『まったり』過ごした一日だった。