![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/140376174/rectangle_large_type_2_abacfa9a2006064742e32c6f60d2d5cc.jpeg?width=1200)
#371 中学校の同級会
コロナ感染症の影響で、中断されていた同級会が7年ぶりで開催された。11時からの受付のロビーに、たくさんの同級生が集まっていた。「あら、元気‼」「久しぶり・・・」「ご無沙汰・・・」などの明るい話が、あちこちから聞こえてきた。私も男性の顔をみるとほぼ名前はわかったが、女性の顔を見ても名前が思い出せない人もいた。受付を済ませ宴会場に行った。
同級会は、簡単なあいさつから始まった。昭和27年4月から昭和28年3月までの中学校の同級生は159名(4クラス)だった。今日の参加者46名・物故者は20名だった。 一人ずつ物故者の名前が読み上げられると、懐かしい思い出が浮かんできた。
自己紹介が終わると、ビールやウーロン茶を飲みながら、今の仕事のことや、今の生活の話があちこちで盛り上がった
クラス別での写真撮影があった。写真を終えると、クラスでの思い出の話はさらにもりあがった。
あっという間に、時間が過ぎて行った。みんなで全体写真を撮って、『次回は喜寿に』との再会をして、送迎用のバスに乗り込んだ。
わたしは、バスに遠くから久しぶりに同級会に来た人と座った。「思い切って来てほんまによかった」と言った。「また来るわ」と彼女は言った。
みんなの心をすぐに中学生に戻した同窓会だった。