#391 東後畑の棚田
新大阪から2時間で新山口に着いた。大学のゼミ仲間6人で旅行をした(#279 会える時に)。旅行を企画してくれた幹事の後輩が、地元長門市を中心に案内してくれた。地元の人が知っている道を運転し、地元の人ならではの詳しいガイドも引き受けてくれた。
名水百選に選ばれた弁天池に行った。神社の中の大きな池の水は、透き通っていてコバルトブルーに輝いていた。
道を走っていると、石灰岩の採石場が見えた。ベルトコンベヤーは、高圧線のように山を越え田んぼを超えて伸びていた。砕かれた石灰石は、ベルトコンベヤーではるか海にまで運ばれていた。
たくさんの名所を案内してもらい、夕方には東後畑の棚田に行った。水を張った棚田には、早苗が植わっていた。日本海に面して棚田が広がっていた。棚田に水を送る大きな池があった。夕日が雲も間から見ることができた。
「今日の海はしけています。海が凪いでいる時は、日が沈むころから、イカ釣り船の漁火(いさりび)が見えるんです。」と後輩が言った。(Ño1)
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