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ダービー7番勝負①名古屋/東海ダービー


ダービー7番勝負の1発目、
東海ダービーの予想/考察です。

東海ダービーは名古屋競馬場で行われます。
今年名古屋競馬場が移転してしましたので、
新名古屋競馬場では初の開催となります。


出走資格
サラブレッド系3歳
東海所属(名古屋、笠松)

駿蹄賞(SPI・名古屋競馬場・ダート2000m)で上位2着までに入った馬に優先出走権がある。

負担重量
別定

■コース

名古屋競馬場 右回り2000mコースで
行われます。

名古屋競馬場 2000mコース

名古屋競馬場2000mは4コーナーの終わりの
直線からスタート。

向正面の入口からスタートし、最初の3コーナーは
カーブがゆるく、4コーナーはそれよりも急な
スパイラルカーブを採用しています。

1周の距離は1180mで、
馬場を1週半走ることになります。

スタートから最初のコーナーまで約250mあり、
極端な有利不利はありませんがコーナーを6回
回るので基本はインコースを取れた方が有利、
しかし中途半端なポジションで内で馬群に
包まれると不利になったりします。

新名古屋競馬場はオープン当初は逃げが圧倒的に
有利でしたが、いまは調整され差しもちゃんと
きく馬場になってます。

■今週の馬場状況

正直いうと、前日レースがなかったので、
当日の1レースが始まってみるまでわかりません。

6日の朝方に雨降ってますので、
パンパンの良馬場ってことはないでしょう。

当日は晴れそうなのでどこまで回復するか。
直前のレースでチェックです。

■過去レース傾向

-所属別成績

過去10年 所属別

2021年は笠松所属馬の出走がなかったが、
それ以前は笠松所属馬が上位入線を果たすことが
たびたびあり、率の上では愛知とそれほど
変わらない数字を残しています。

※2016年は金沢の馬も参加できた等ありました。

-枠順

競馬場移転で傾向がガラッと変わってるので、
過去データはあまり参考にならないでしょう。

上に書いたようにイン前は有利ですが、
直線長いので外からでも十分にポジション確保
できます。

-脚質

こちらも過去データはあまり参考にならない
でしょう。

直線も長いので差しも十分に
決まる馬場となっております。

ただ、最後方からの差しは決まりづらく、
最終コーナーではある程度前目につけておきたい
感じです。

-人気

過去10年 人気別

過去10回のうち7回で単勝1番人気の馬が勝利と
圧倒的なデータとなっております。

基本的に上位人気馬が優勢という結果に
なっており、3連単12万の2015年、3連単100万の
2012年以外の年は順当にきまってます。

-年齢

3歳が勝ちます。これは言い切れます。

-騎手

過去10年 騎手別

過去10回の東海ダービーでは、今井騎手が
4勝、6回の騎乗で5回も連対と好成績をあげて
おります。昨年もトミケンシャイリで制覇。

また、大畑騎手も2勝をマーク。
逆に愛知のエース岡部騎手は、2008年の勝利が
唯一となっていてそれ以来勝ってません。

-出走レース

過去10年 出走レース別

東海地区では駿蹄賞と東海ダービーが3歳馬における春の頂上決戦の位置付けになってます。

期間もそこまであかず距離などの条件も
変わらないため、前走駿蹄賞で好走した馬は
そのまま好走するケースが多く、
4勝、2着3回、3着1回と好成績を挙げています。

また、2走前が駿蹄賞だった馬を加えると、
2・3着が計7回。駿蹄賞に出走していた馬を
ベースに考えるのが良さそうです。

なお、駿蹄賞に出走せず、東海ダービーで3着以内に入った4頭はすべて2走前までに勝利してます。

また、駿蹄賞で5~7着だった馬が3着以内に
3頭入っている点も要注意です。

■参考レース

駿蹄賞
1着 ⑫タニノタビト 桃
2着 ④イイネイイネイイネ 青
3着 ⑤ドミニク 黄
5着 ⑥レイジーウォリアー 緑
7着 ⑪シノジマニヨラサイ 紫
10着 ①パピタ 白

まずはスタート

スタートよく飛び出た③アップテンペストと
内を駆け上がる①パピタで

先頭争いをします。
その後ろに⑥レイジーウォリアー。

そのまま隊列ができて道中進んでいくのてすが、

あれ、⑫タニノタビト/岡部さんいつのまにか
内にいない?

やっぱりちゃっかりいますねぇ。

⑫タニノタビトがスルスルと上がっていき、
中団から④イイネイイネイイネ、⑪シノジマ
ニヨラサイも押し寄せてきて、

最終コーナーで⑫タニノタビトが
そのまま抜け出し、

ゴールで圧勝。
2着が食らいついていった④イイネイイネイイネ、
3着は後ろから突っ込んできた⑤ドミニク。

とにかくタニノタビトつえー。
岡部うめー。といったレースでした。

■各馬の評価

①エムエスムーン(名古屋/村上)

 前走東海クイーンカップではなぜか
 最下位人気だったが、3着と健闘。

 前が速くなった影響があり、
 差しに展開が向いた感じもあったがそれでも
 馬場適正、距離適正は示した形。 
  
 メンバーレベルはあがるが、
 重馬場のほうが得意なので馬場が渋れば
 ワンチャン絡むかもしれない。 

②コスモライデン(名古屋/友森)

 中央から名古屋転入後はコツコツ走って
 きてるが、2走前にやっと3歳2組で勝利、
 前走かもめ特別は1番人気に推されながら4着と
 勝ちきれておらず、メンバーレベルが格段に
 あがる今回は厳しいと思います。

③シノジマニヨラサイ(名古屋/戸部)
 
 3走前はタニノタビトに0.1秒差の3着。
 前走はB9組で3着と健闘しているが、
 どちらも鞍上は丸野さん。
 
 丸野さんの方が手があってそうですが、
 レイジーウォーリアーを選んだということは
 そういうことなのか?
 
 本来は差し脚が魅力的な馬ですが、
 駿蹄賞では前目につけて7着。

 このレースで2000m出走は初めてで、
 溜めて差す競馬をしなかったということは
 距離が長いのか?と思ってしまいます。
 
 懸念点が多く、評価は下げ気味で。

④リンクスターツ(名古屋/今井)

 2走前笠松/新緑賞1着。
 そこでイイネイイネイイネにも
 快勝しています。
 
 13戦して4着1回以外は全て3着以内と
 安定して走ってます。
 
 東海馬っぽい逃げ馬で、
 前に展開が向けば残る可能性も高そう。
 
 鞍上はダービー大得意の今井さんで、
 好エスコート期待。
 
 対抗評価。

⑤パピタ(名古屋/丹羽)
 
 2走前の駿蹄賞は逃げたものの、惨敗。
 しかしこれは前が潰れるなかなか厳しい
 展開であったもの。
 
 前走は古馬戦で番手競馬をこなし、
 粘り込み2着と健闘。
 
 調教でも好タイムをだし、調子は上向き。 
 今回はハナを取りにいくような気がするが、
 リンクスターツとスローで逃げて
 前有利の展開が作れれば。 

⑥ドミニク(笠松/向山)
 
 駿蹄賞は最後まで粘り強く伸びてきて、
 3着まで届きました。
 
 すべてのレースで伸びないことはないと
 いっていいほど最後は堅実な上がりを
 使ってくるタイプ。
 
 展開的に届くかどうか。

⑦プライムデューク(名古屋/大畑)
 
 中京ペガサスターカップで逃げるパピタを
 とらえて1着。
 
 しかしそこから調子が上がってきておらず、
 2走前の駿蹄賞もいいとこなく惨敗。
 
 調教を見ても今回一変する感じもなく、
 軽視します。
 
⑧シャローナ(笠松/加藤聡)
  
 笠松第2の刺客、シャローナ。
 3歳条件戦では善戦してはいるものの、
 メンバーレベルがグッとあがる今回は
 厳しそう。

 逃げたいと思うのですが、
 リンクスターツとパピタがいるので
 逃げられず沈んでいくかと思います。
 
⑨レイジーウォリアー(名古屋/丸野)
 
 丸野さんが選んだであろうレイジーウォ
 リアー。
 
 逃げたほうが成績良いので逃げると
 おもしろい。丸野さん意地でもハナ取りに
 いってみませんか?
 
 前走駿蹄賞は前に2頭いかせて
 3番手追走したものの前壊滅状態。
 それでも粘って5着は評価できるかと思います。
 
 調教時計もいいだけに期待したい。
 
⑩ヒメコマチ(名古屋/藤原)
 
 3歳1組では勝利したものの、
 重賞では離された4.5.10着と厳しい結果。
 
 メンバーレベルがあがる上に
 中1週のため今回は厳しいと思います。
 
⑪タニノタビト(名古屋/岡部) 
  
 中央からの転入イマイチ振るわなかったが、
 4走前にチークピーシーズを着用し3着に
 入ってから一変。
 
 3走前からはブリンカー着用し、
 駿蹄賞を含む3連勝。
 
 特に駿蹄賞は上に書いたように、
 他馬を寄せ付けない圧勝劇でした。
 
 駿蹄賞から条件/メンバーレベルも
 大きく変わらず、人気はするでしょうが
 逆らえないかと思います。
 
 岡部さんに久しぶりのダービー制覇を
 持ってこれるか。
 
 本命候補

⑫イイネイイネイイネ(笠松/渡辺)
 
 年明けから重賞で3.2.2.2着と好走してるが、
 逆にいうとワンパンチ足りない。
 
 前走でタニノタビトとの格付けは済んで
 しまった感があり逆転は厳しいかと思います。
 
 安定して走ってくるので馬券からは外せま
 せんが、外枠はプラスに働くタイプではなく
 その分評価は下げようかと思います。
 
 ドラゴン渡辺がどこまで持ってこれるか。
 
 
■展開

逃げ:④⑤
前方:⑧⑨
中団:①③⑥⑦⑪⑫
後方:②⑩

④リンクスターツと⑤パピタは間違いなく
逃げにきます。

⑧シャローナは逃げたいけど逃げられず。
⑨レイジーウォリアーはほんとは逃げてほしいが
一旦番手想定。

その他の馬は中団ポジション争い。
⑪タニノタビトは内狙うか外のまま走るかは
わかりません。

早めに⑪タニノタビトが捲ってきて抜け出す、
前はどれだけ粘れるか、後ろはどこまで差して
これるかといった競馬になるでしょう。

■予想
◎⑪タニノタビト
○④リンクスターツ
▲⑨レイジーウォリアー
△⑫イイネイイネイイネ
☆①⑥

タニノタビトを信頼
前目の粘れそうな馬を評価
差し馬は評価下げてますが3連買う人は
③⑥あたりは3列目に入れといていいかも。

馬の状態によって変わりますので
パドックでしっかり取捨選択しましょう!!

※現時点での予想で、当日の馬場状況、パドックで
  変わる可能性があります。



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