7/18 盛岡/マーキュリーカップ
7/18 マーキュリーカップの予想考察です。
盛岡競馬場で開催されます。
出走資格
サラブレッド系3歳以上
指定交流
負担重量
3歳50kg、4歳以上54kg、牝馬2kg減を基本に
重賞成績に伴い斤量を加算
■コース
盛岡競馬場 左回り2000mコースで
行われます。
4コーナー側のポケットからのスタート
になります。
最初の直線は500mと長いので、
先行争いは激化するでしょう。内枠外枠の
有利不利は小さいものと思います。
盛岡競馬場の特徴は大きく3つあり、
①高低差
平坦なコースが多い地方競馬場では珍しい、
高低差のついたコースとなっております。
スタート地点から1コーナーにかけて平坦。
1~2コーナーでやや登ってから上り坂に入り、
3コーナー入口までの約500mで約2m上ります。
3コーナーから直線入り口までの約300mで
約4.6mを一気に下り最下地点へ。
最後の直線300mで約3m一気に駆け上がる
上り坂になっています。
この高低差により
最後の直線でスタミナがない馬は苦しく
なってしまうことが多いです。
②砂の厚さ
盛岡競馬場の砂厚は12cmと深く、
9cmで統一している中央の競馬場と比べて
3cmも深くなってます。
地方特有の深い砂厚は、
踏ん張りがききづらく、スタミナがより消耗
していきます。
③コース作りの大きさ
内側に芝コースが作られてるのが1番の特徴で、
そのため外側のダートコースはゆったりとした
作りになってます。
スパイラルカーブを採用してたりする南関の
コースと違いコーナーも緩く、コーナーリング
性能やスピードよりもスタミナが求められる
コースとなってます。
上記3点により、
かなりパワーとスタミナが必要な
タフ馬場となっております。
地方ダートは逃げ先行有利のイメージかも
しれませんが、スタミナのない逃げ馬は
走りきれません。
2000mの距離も相まって、
ペース配分が難しく、逃げ馬や先行馬が
スタミナが切れてしまい差し馬たちに差される
といったことも比較的多いです。
■今週の馬場状況
初日のため確認出来次第更新します。
■データ分析
-枠順
最初の直線は比較的長く自在にポジション取りが
できるので内外での有利不利は大きくは
ありません。
-所属
地方馬が勝利を飾ったのは2015年の
ユーロビート(大井)だけ。
その翌年には船橋のタイムズアローが2着、
20年に地元岩手のランガディアが3着だが、
それ以外の3着内馬はすべてJRA馬となってます。
JRA馬のなかでも関西馬が7勝、2着6回と活躍。
3着内率は56.3%となってます。
-年齢
過去10年では5歳馬の勝率がよく、
4歳馬も連対率では優秀。
ベテラン馬は苦戦する傾向にあります。
-人気
JRA馬が人気の中心となりますが、
やはり人気のJRA馬が順当に勝つことが多い。
オカルト的な話だと、3番/5番人気が勝ちなし
だが、4番人気は過去3勝連対率50%と
なってます。
(まあたまたまでしょう)
■参考レース
-2021年 マーキュリーカップ
スタートから、
外枠のホーリーブレイズがハナを切って先頭。
マスターフェンサーが2番手、バンクオブ
クラウズがマークするように3番手の位置。
そのままの隊列で流れていき、
最終コーナーで苦しくなったホーリーブレイズを
マスターフェンサーが捕まえ、
そのまま直線抜け出し。
バンクオブクラウズが追いかけるも届かず、
そのままゴール。
直線抜け出してギリギリ粘ったヒストリー
メイカーが3着といった結果でした。
スタミナ豊富で盛岡競馬場に適正のある
マスターフェンサー、地力があるバンクオブ
クラウズのワンツーという順当な結果でした。
■展開予想
逃げ:②④⑥⑧⑩
前方:③⑨
中団:①②④⑧⑪⑫⑬
後方:⑤⑦⑭
見て頂いたらわかるように、
前に行きたい馬が多く争いが激しくなるレース。
絶対逃げるマンの②テリオスベルが
内枠なのでおそらく意地でもハナに
いくでしょう。
その後ろが④ノーヴァレンダと
⑩メイショウフウジンがその後ろ
⑥メイショウカズサと⑧バーデンヴァイラーは
控えるかもしれません。
先頭集団をみるように、
③ギガキングと⑨ケイアイパープル。
あとは中団を形成といった形でしょうか。
上記の通り逃げ/先行組は
・激しいポジション争い
・逃げ馬にはタフな盛岡競馬場の馬場
で展開厳しくなることが予想されます。
そのため、好位から捲り/差しできるメンバーを
狙いたいです。
■事前予想
◎⑨ケイアイパープル
4走前佐賀記念で逃げるメイショウカズサを
道中捲り、そのまま圧勝。
前走はG3平安ステークスで、
内枠だったものの先に前を行かせて、
外の好位をキープ
最終コーナーあたりでエンジンをかけて
捲っていき、
直線抜け出して一時は先頭に立ちました。
テーオーケインズには敗れ2着だったものの、
普通のG3だったら勝ってもおかしくない
走りでした。
地方交流成績は(1-2-0-0)と抜群の安定感で
地方の砂の厚い馬場にも対応可能。
今回前の争いが激しくなるのを
1つ後ろのポジションで対応できるのは
かなり展開が向くかと思います。
これだけ好走していながら
斤量55キロも魅力的。
本命候補です。
○③ギガキング
船橋の星、ギガキング。
昨年10月同じ盛岡2000mでのダービー
グランプリで勝利しております。
先団の後ろ好位にポジションを取り、
道中外を追走、
最終コーナーでポジションをあげてきて、
直線抜け出します。
ここからジョエルとの叩き合い。
直線の上り坂もなんのその、
驚異的な粘りを見せて、
1着というレースでした。
脅威の粘りに加えて盛岡適正を見せる
レースでした。
盛岡競馬場では(2-0-0-0)と好相性、
全8勝中7勝が左回りと左回りも得意です。
JRA馬強いですが、
適正バッチリのこの舞台でJRA馬を
倒してほしいです。
▲④ノーヴァレンダ
前走、メイショウカズサ、ダノンファラオ、
エブリワンブラックを破った船橋のダイオ
ライト記念が圧巻でした。
メイショウカズサより前をに出て
ハナを取り、
道中そのまま先頭をキープ。
最終コーナーダノンファラオに追いつかれ、
抜かれるかと思いきや、
そこからさらに差し返し、
1着、JRA馬相手にとても強い競馬を
見せました。
砂の厚い船橋2400mでこの競馬ができる
タフ差は、盛岡競馬場にもマッチするかと
思います。
今回先頭に立てなさそうなのと、
前に展開向かない、斤量プラス1などで
▲評価ですが前走同様の状態ででてくれば
面白いと思います。
△⑧バーデンヴァイラー
2走前までOP戦を含めて3連勝で勢いが
あったが、前走アンタレスSで15着大敗。
調教で動いてなかったという情報もあるが、
レース後幸騎手のコメントで、
「揉まれないようにと思ったが、外から
こらたところで前進気勢がなくなりました」
とあった。
ハナを取れなかったのは調子がイマイチで、
調教動いてる今回は!と思いましたが、何度も
書いているように今回逃げ争いは激化な上に、
逃げに厳しい盛岡馬場。
逃げるも地獄、控えるも地獄。
しかし今回乗り慣れた福永さんに戻り、
そんなことは百も承知。
どんな対策してくるのか楽しみです。
ただ体重減ってたら切ります。
☆⑥メイショウカズサ
昨年白山大賞典、浦和記念と連勝し、
地方交流の中距離といえばとなっていた
メイショウカズサ。
2走前佐賀記念は見るからにおでぶちゃん
だったので度外視でいいが、前走ダイオライト
記念が9着大敗。
原因は大きく2つと考えており、
・ノーヴァレンダにハナを取られて、
ペースを作られた
・川田さん不在
川田さんは戻ってきたが、
上は今回も一緒。(むしろさらに厳しい)
さらに今回厳しいのが1頭だけいじめのような
斤量58キロ。
地方の鬼川田を持ってしても、
きても3着かと思います。
☆⑫エルデュクラージュ
報知オールスターカップ2着、川崎記念2着と
中距離タフ馬場実績が豊富な
エルデュクラージュ。
展開もかなり向くし、54キロ。
前が総崩れすれば3着はあるかもしれません。
あとはパドック見て決めましょう。
追記します。
パドック
ノーヴァレンダ
バーデンヴァイラー
テリオスベル
ギガキング
ケイアイパープル
って感じ
◎④ノーヴァレンダ
○⑨ケイアイパープル
▲③ギガキング
△⑧バーデンヴァイラー
☆②⑥⑩
ここから先は
¥ 150
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