好きなものを着る、それだけ【ヨーロッパ古着】
今年に入ってヨーロッパ古着にハマった。
所謂ユーロヴィンテージと呼ばれる類のものだ。
高校生くらいまで服は人並み程度に買って、浪人生の時は何も買わなかった。
大学生になってからは部活や寮の活動に精を出して、お金も無かったため殆ど服を買ってこなかった。（最近も裕福な訳ではない。）
ところが、今年に入り、ふとした拍子に古着屋を覗く機会があった。
そのお店はユーロヴィンテージをメインに扱う古着屋なのだが、そのお店を見ている時間はこれまでどんな服屋を見ているよりも楽しかった。
思えば僕はハリー・ポッターの世界観や中世ヨーロッパに憧れがあるし、どうやら僕はヨーロッパの古いもの全般が好きらしかった。
そして、ユーロヴィンテージにはミリタリーものが多いのだが、そうなると服一着一着に情報・歴史があって、それを知り、感じながら着ることが楽しい。
dead stock（未使用品・訳あり品）であれば自分風に育てていくことができるし、used（中古）であればこれまでの使用者の癖などが感じられて面白い。
これまで買ったユーロヴィンテージを、気に入っている順に挙げるとするのであれば、このようになるだろう。
・スウェーデン軍 バックパック
・ドイツ軍 サービスシューズ
・旧ソ連軍 スリーピングシャツ
・ドイツ軍 ジャーマントレーナ―
・フランス軍 ステンカラーコート
・チェコ ベルト
以下で写真付きで紹介する。（写真は雑）
1939年にデザインされて1940年代に主に生産されていた、スウェーデン軍の山岳部隊のバックパック外付け用の革ベルトもあるから山向きと解る
（登山する人なら解る）
背面に金属棒と革ベルトが入っているのが特徴的
ドイツ軍の士官に支給されていた、フォーマルな場で履く革靴
旧ソ連軍の士官に就寝用として支給されていたシャツ着回し易く、かなり人気の古着
服に罪はないからね、気に入っています
ドイツ軍で室内運動用に使用されていた靴デザインが完成されているとのことで、世界中のブランドがレプリカを製作。オリジナルとレプリカでソールの色が違ったり、オリジナルはパンチの穴が開いていたりする。僕はオリジナルを買った。
フランス軍で1990年代～2000年代に使用されていたオフィサーコート（軍の将校や士官用に誂えたコート）で形はステンカラーコート。
チェコ軍かな？少し調べたけれど詳しいことは分からなかった
と、長々紹介したが、誰かに魅力が伝わるといいなと思う。
これまで基本的にファストファッションのお店で服を買ってきたが、大学生らしいファッションや人気ブランドに興味がなくなった。
おしゃれに見えるのは嬉しいけれど人から見られてどうかというより、自分が満足できるかどうか。
自分の思う、良いものを着たい。
それだけ。
大学生らしいとか世間のトレンドとか殆ど興味がなくなった。
今欲しいものを挙げるとすれば、
・ルーマニア軍 スリーピングシャツ
・フランス軍 M47パンツ
・フレンチワークジャケット
・フレンチコーデュロイパンツ
・オランダ軍 バックパック
・ミリタリー靴下
すぐには揃えられないし、ユーロヴィンテージは恐らく沼であるから、じっくりゆっくり揃えていきたい。
Instagramで古着を見ているだけで楽しいし。