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2010.12.26
出発の朝。
カーテン越しに外を覗くと、曇り空。
昨夜の天気予報だと大雪だったので、ほっと一安心。
窓を開け、思い切り深呼吸。
凍て付く寒さに吐く息が煙り、身が引き締まる。
さあ、今日から憧れのヒマラヤへの旅がはじまる。
ウキウキ。
60リットルのザックを背負い、肩から20kgのエクスペディションバッグをかけ、全身に旅の重みを感じながら、一路空港へ。
新千歳空港に着くと、すでにニマさんが待っていてくれた。
荷物を計量するとすでに7kgオーバー。
危うく超過料金を取られそうになるも、カトマンズまで同乗するニマさんの知人アケミさんに助けてもらい、なんとかクリア。
新千歳13時40分発、経由地の韓国インチョンに17時すぎに着いた。
大陸の寒さが身にこたえる。
北海道とは違う寒さだった。
韓国の夜は、インチョンの焼肉店にて。
ニマさんとしこたまビールとマッコリを飲み、プルコギを死ぬほど食べた。
インチョンの街並みは活気がなく、軽薄なネオンがその寂しさを一層引き立たせていた。
つづく