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オルタナティブ・ハードコア

昔は、自分たちのバンドに対して、ジャンル分けし、カテゴライズすることに必死でした。

自分たちは、○○なんだぞ!

周りに示すことで、なんとなくそのジャンルに収まっている気がして、安心できました。

ニュースクール・ハードコア

エモメタル・ハードコア

プログレッシブ・ハードコア

叙情派ハードコア

などなど・・・。


自分で名乗っていながら、

自分たちは一体なに?と。


多分、自分たちの音楽に自信が持てなかったのでしょう。

今回、新しいアルバムをリリースするにあたって、またしても販売店向けにジャンルを説明する必要ができてきました。

「ジャンルは、正直分かりません。」

「強いて言うなら、今回は宮澤賢治とハードコア」

こんな答えが通用する訳もなく。

困った私は、REC後にびっくりドンキーで打ち上げ中、バンドメンバーに聞いてみました。

すると、ギターの橋詰くんが

「オルタナティブ・ハードコアでいいんじゃないすか?」

〇〇バーグディッシュを頬張りながら、

実に、サラッと答えてくれたのです。


オルタナティブ・ハードコア!!!


なんて、カッコイイ響き。

新しく加入した、ギターの二人はオルタナ好き。

SUB POPのパーカー、Tシャツ愛用しています。

Dinosaur Jr.、Sonic youth、Pixies、Nirvana、Smashing Pumpkins、Deftones、At The Drive In、 Drive Like Jehu…

時代を駆け抜けた90’s〜00’sオルタナティブ・ロック、グランジムーブメント。

私の青春です。

ここ北海道にも、

bloodthirsty butchers、cowpers、bonescratch、Kiwiroll、bufferinsといった偉大なバンドが存在しています。


そして、私は、サッポロ・シティ・ハードコア(S.C.H.C)の環境で育ってきました。

自分たちのルーツ、オルタナティブ・ロック

そして、育った環境、ハードコア

つまり、

「オルタナティブ・ハードコア」


実にストンと腑に落ちました。


私たちevylock、

強いて言うなら、

オルタナティブ・ハードコア・バンド

です。


びっくりドンキーにて、襲名いたしました。

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