見出し画像

【集計データ掲載】シティリーグ環境変遷レポ(9/7~9/26:9/28~9/29)CL東京後の土日

ハイライト

  • ついに《リザードンex》が期間シェア1位に

  • 《レジドラゴVSTAR》《サーナイトex》《テツノイバラex》がシェア増

  • 《ドラパルトex》《タケルライコex》のCSPシェア大幅減

  • ジュニアリーグ・シニアリーグも開催。分けて集計しています。


前置き

《タケルライコex》の優勝、《ルギアVSTAR》の準優勝、ベスト4には《レジドラゴVSTAR》《リザードンex》の入賞と、環境のバラけたCL東京。

CL明け初の土日では、CLの入賞結果が大きく影響を与えているのでないかと仮説を立てて、集計をしています。

また今回から、データの掲載をメインとし、考察等については簡素に行うことといたしました。
読者の皆様には、データ自体をフラットに判断していただきたく、そのためです。

※9月26日までのレポはこちら

集計期間:9月7日〜9月29日
対象:期間中に開催されたシティリーグ全164件、2624名分のリスト


全デッキ集計(全期間)

《タケルライコex》《リザードンex》の2タイプが圧倒的入賞数を誇る。
一方で入賞者平均CSPでは《レジドラゴVSTAR》が数字を伸ばしている。

特定デッキについて

《リザードンex + ピジョットex》と《オリジンパルキアVSTAR + ヨノワール》が入賞者平均CSPを伸ばしています。
一方で、《オリジンパルキアVSTAR + ヨルノズク》は入賞者平均CSPが低水準です。

全デッキ集計(9月28日〜29日)

集計期間内でのシェアとして、初めて《タケルライコex》が首位陥落をいたしました。《リザードンex》が1位に躍り出ております。
獲得CSPシェアも《タケルライコex》《リザードンex》の2タイプで30%以上を獲得しており、シェアの多さが目立ちます。
一方で《サーナイトex》が入賞数、平均CSPと伸ばしており、立ち位置が良くなっていることが伺えます。
《レジドラゴVSTAR》も平均CSPが伸びてきており、上位入賞者が数を増やしていることがわかります。

特定デッキについて

《ドラパルトex - その他》のデッキタイプの上位入賞が増えています。
先日開催されたDortmund regionalにて優勝した《ドラパルトex + ヨノワール》の入賞が目立ちました。

Dortmund regional優勝デッキ
2MXppy-hT0UAK-py32pp

ピジョットexラインを抜くことにより、デッキスロットの確保と早期の「ファントムダイブ」により厚みを持たせたこの構築は、とーしん選手の解説noteのリリースもあり、今後増加していく傾向にあるでしょう。

期間別環境変遷(9/7~9/27:9/28~9/29)

集計期間:9/7 ~ 9/27
集計期間:9/28 ~ 9/29

S1開催〜CL東京直後の9月7日 ~ 9月27日の成績と、CL東京開催一発目の土日である9/28 ~ 9/29の成績を比較しています。

ベスト16の入賞者数シェアについては、《テツノイバラex》と《リザードンex》が大きくシェアを伸ばしており、一方で《ドラパルトex》は更にシェアを減らしております。
またメタの中心であった《タケルライコex》が、少しずつシェアを落としているのも気になります。苦手対面である《リザードンex》《サーナイトex》等の活躍が、向かい風の要因となっています。

獲得CSPのシェアについては、《タケルライコex》《ドラパルトex》が大きく減少しています。
それぞれ苦手対面とする《サーナイトex》が目覚ましい活躍をしております。
また戦い方が確立してきた《レジドラゴVSTAR》も上位率が上がっており、相対的に獲得CSPが増えてきております。
一方で《リザードンex》は入賞者数自体は増えているものの獲得CSPは伸び悩んでおり、上位率は今ひとつであることも伺えます。

入賞者一人当たりの獲得CSPについては、上記と同じ理由で《サーナイトex》《レジドラゴVSTAR》が高水準になってきております。
その他《カビゴン》《パオジアンex》《オリジンディアルガVSTAR》等もポイントを引き上げておりますが、その一方で《イダイナキバ》《ロストゾーン軸》《オリジンパルキアVSTAR》はポイントを引き下げています。

地域別

地域ごとでも環境はどうなっているのか分析しております。

地域のカテゴライズについては、内閣府HP掲載の地域区分に伴い、以下のようにしております。

北海道・東北:北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
北関東:茨城、栃木、群馬、山梨、長野
南関東:埼玉、千葉、東京、神奈川
東海:岐阜、静岡、愛知、三重
北陸:新潟、富山、石川、福井
近畿:滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国・四国:鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知
九州・沖縄:福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

集計期間は9月7日〜9月29日です。

今回から各地域に対するコメントの掲載はなしにします。
あくまで1データとして、ご自身の住まい・ご参加の地域の傾向のヒントになれば幸いです。

北海道・東北

北関東

南関東

東海

北陸

近畿

中国・四国

九州・沖縄

シニア・ジュニア

今週からシニア・ジュニアの開催もありました。
今週はシニアリーグ3件、ジュニアリーグ3件の開催がありましたので、
そちらの入賞リスト(32人定員のため8位まで)を掲載します。

シニアリーグ
ジュニアリーグ

シニア・ジュニア共に《タケルライコex》の入賞シェアが目立っております。またシニアでは《サーナイトex》、ジュニアでは《ルギアVSTAR》も人気のようです。

注目デッキ

筆者が気になったり注目したデッキリストを勝手にご紹介します。

9/29 北国書林松任店 ベスト4 アサイ選手 ウガツホムラex

p2232R-w7OpCb-yyySpp

ウガツホムラexを中心とした炎タイプアタッカーと「マグマの滝壺」を採用したデッキタイプの入賞が目立ってきております。
この2日間でも5件の入賞(ベスト4 1人、ベスト8 2人、ベスト16 2人)があり、《レジドラゴVSTAR》《タケルライコex》といった相手に対して、最初の番にサイド2枚を狙えるのが強みになります。

9/28 ドラゴンスター日本橋3号店 ベスト4 どな選手 だんけつのつばさ

nnNigL-zYy5UD-nHgNg6

《ドラパルトex》の登場によってなかなか活躍が難しいと思われていた《だんけつのつばさ》で、見事ベスト4に入賞されていました。
「パーフェクトミキサー」の登場によって、山札から一気にトラッシュに送ることもでき、火力マシマシで戦うことができるようになっています。

ドラパルトexは少ない読みだったそうです!

あとがき

CL東京似て活躍をしていた《タケルライコex》がメタられ始めた印象です。
ここから先は《ドラパルトex》《レジドラゴVSTAR》が増え始めると予想しています。
また海外で流行している《テラパゴスex + ヨノワール》もどれほどシェアを増やしていくのかが気になります。

集計についてはまだまだ模索中ですので、「こんなデータがほしい!」といったご要望がございましたら筆者までお寄せください。

また集計データは以下のスプレッドで公開しておりますので、好きにご活用ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?