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【集計データ掲載】シティリーグ環境変遷レポ(9/7~9/16:9/17~9/20)CL東京直前

ハイライト

  • 《タケルライコex》がシェア増

  • 《ドラパルトex》《ルギアVSTAR》《ソウブレイズex》シェア減

  • 《ブリジュラスex》《モルフォン》《イダイナキバ》の入賞なし

前置き

9月7日に開幕したシティリーグS1。
9月7日〜9月12日では「ステラミラクル」環境
9月13日以降は「楽園ドラゴーナ」環境に突入しています。

9月13日〜9月16日では《ドラパルトex》が大きくシェアを落とし、《リザードンex》《レジドラゴVSTAR》等がシェアを少し伸ばす結果となりました。

※9月16日までのレポはこちら

今回もプレイヤーズクラブに掲載されている、優勝〜16位までのデッキリストを元に、様々な分析を実施しました。

集計期間:9月7日〜9月20日
対象:期間中に開催されたシティリーグ全120件、1920名分のリスト


全デッキ集計

ベスト16の入賞者数および獲得CSPについては、以前と変わらず
1位:タケルライコex
2位:リザードンex
3位:ドラパルトex
4位:サーナイトex
5位:ルギアVSTAR
6位:トドロクツキex
7位:レジドラゴVSTAR
が共通となりました。

特に上位3つのシェアは圧倒的であり、まずはベスト16入賞を狙うという場合は、こちらの3デッキが良さそうです。

一方で入賞者一人あたりの獲得CSP(獲得CSP ÷ 入賞者数)についても、
1位:イダイナキバ 50.83
2位:カビゴン 37.80
3位:テツノイバラex 34.55
という、相手の動きを制限して戦うタイプのデッキが、上位へ入賞していることが伺えます。

特定デッキについて

《リザードンex》《ドラパルトex》《オリジンパルキアVSTAR》デッキについては、採用されているサブポケモンごとによっても分類しています。

《リザードンex》については、ピジョットex採用型が圧倒的であり、アベレージも高くなっています。

《ドラパルトex》についても、ピジョットex採用型が1位で、続けてネイティオ型、ロスト型と続いています。

《オリジンパルキアVSTAR》については、安定性を高めたヨルノズク採用型よりも、爆発力の高いヨノワール採用型が入賞数も平均CSPも高水準となっています。

期間別環境変遷(9/7~9/16:9/17~9/20)

集計期間:9/7 ~ 9/16
集計期間:9/17 ~ 9/20

S1開催〜楽園ドラゴーナ発売後3連休である9月7日 ~ 9月16日と、その後CL東京直前の平日開催9月17日 ~ 9月20日の成績を比較しています。

優勝〜ベスト16の入賞者数シェアの比較をすると、《タケルライコex》がシェアを大きく伸ばしていることがわかります。
続けて《リザードンex》《カビゴン》がシェアを伸ばしています。
一方で《ドラパルトex》《ソウブレイズex》《ルギアVSTAR》が大きくシェアを落としています。

獲得CSPの比較をしても、《ドラパルトex》《ルギアVSTAR》が大きくシェアを落としており、立ち位置が悪くなってきていることが伺えます。
一方で、CSPについても《タケルライコex》《リザードンex》《カビゴン》が大きくシェアを伸ばしており、環境が少し偏り始めています。

入賞者一人当たりの獲得CSPについては、母数である入賞者数の少ないデッキタイプには偏りが出ていますが、入賞者数の多い《タケルライコex》は5pt伸ばしており、入賞順位自体も伸びていることが伺えます。
一方で、シェア上位の《ミライドンex》《レジドラゴVSTAR》《ルギアVSTAR》《トドロクツキex》は平均CSPが落ちており上位入賞のハードルが上がっています。

地域別

地域ごとでも環境はどうなっているのか分析いたしました。

ご自身が愛用しているデッキタイプがどの地域ではどういう立ち位置なのかを調べるのにご活用ください。

なお地域のカテゴライズについては、内閣府HP掲載の地域区分に伴い、以下のようにしております。

北海道・東北:北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
北関東:茨城、栃木、群馬、山梨、長野
南関東:埼玉、千葉、東京、神奈川
東海:岐阜、静岡、愛知、三重
北陸:新潟、富山、石川、福井
近畿:滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国・四国:鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知
九州・沖縄:福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

集計期間は9月7日〜9月20日です。

北海道・東北

計5回開催

北海道・東北は9/17~9/20にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

母数が少ないため偏りはありますが、全国と比較をして《ソウブレイズex》のシェアが少し大きいのと、《オリジンパルキアVSTAR》《カビゴン》が入賞数・CSP共に高水準であることが伺えます。

北関東

計6回開催

北関東は9/17~9/20にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

全国と比較をして、《リザードンex》の入賞者数が少ない一方で獲得平均CSPはトップです。
また入賞者数をみると《サーナイトex》が多いことがわかり、《ドラパルトex》の獲得CSPは少し低い状況です。

南関東

計52回開催

母数が一番大きいため全国と比較をしても大きなズレはありません。
全国と比較をすると《古代ポケモン軸》が上位に入賞し、CSPを高水準で稼いでいることがわかります。

東海

計16回開催

東海は9/17~9/20にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

《ミライドンex》が頭一つ抜き出て活躍をしており、また《トドロクツキex》が獲得CSPを高水準で稼いでいます。

北陸

計3回開催

北陸は9/17~9/20にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

全国で唯一《ドラパルトex》のシェアがトップの状況です。
また《ソウブレイズex》が高水準であり、高打点の出るデッキが多い印象です。

近畿

計24回開催

近畿地方ではシェア自体は全国と比較をして大差がありませんが、平均CSP上位に入賞しているデッキが《カビゴン》《オリジンディアルガVSTAR》《ギラティナVSTAR》と特徴的です。

中国・四国

計8回開催

中国・四国地方では《リザードンex》の人数が多いです。
平均CSP上位に入賞しているデッキが《カビゴン》《サーフゴーex》《ミライドンex》と特徴的です。

九州・沖縄

計9回開催

九州・沖縄は9/17~9/20にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

九州・沖縄地方では、《サーナイトex》がかなりの高水準で活躍していることが伺えます。
《サーナイトex》に有利を取ることのできる《パオジアンex》が上位に入っていることも伺えます。

あとがき

いよいよCL東京が開催です。
9月24日以降のシティリーグではどのように環境が変わっていくのか楽しみです。
引き続き集計・分析を行っていきますので、よければスキ・拡散をいただけると励みになります!

集計についてはまだまだ模索中ですので、「こんなデータがほしい!」といったご要望がございましたら筆者までお寄せください。

また集計データは以下のスプレッドで公開しておりますので、好きにご活用ください!


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