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【集計データ掲載】シティリーグ環境変遷レポ(9/7~9/12:9/13~9/16)

前置き

シティリーグS1が9月7日に開幕しました。
9月7日〜9月12日では「ステラミラクル」環境
9月13日以降は「楽園ドラゴーナ」環境に突入しています。

今回はプレイヤーズクラブに掲載されている、優勝〜16位までのデッキリストを元に、様々な分析を実施しました。

集計期間:9月7日〜9月16日
対象:期間中に開催されたシティリーグ全112件、1792名分のリスト


S1全期間(9月7日〜9月13日)

全デッキ集計

ベスト16の入賞者数および獲得CSPについては、
1位:タケルライコex
2位:リザードンex
3位:ドラパルトex
4位:サーナイトex
6位:トドロクツキex
7位:レジドラゴVSTAR
が共通となりました。

特に上位3つのシェアは圧倒的であり、まずはベスト16入賞を狙うという場合は、こちらの3デッキが良さそうです。

一方で入賞者一人あたりの獲得CSP(獲得CSP ÷ 入賞者数)は、
1位:イダイナキバ 50.83
2位:カビゴン 37.98
3位:テツノイバラex 33.67
という、相手の動きを制限して戦うタイプのデッキが、上位へ入賞していることが伺えます。

4位の《ロストゾーン軸》についても、シェアの大きい《タケルライコex》に対して高い勝率を出すことができ、苦手なデッキである《レジドラゴVSTAR》がシェアの大きい《タケルライコex》の影響によって減少していることも、立ち位置の良さにつながっていると考えられます。

特定デッキについて

《リザードンex》《ドラパルトex》《オリジンパルキアVSTAR》デッキについては、採用されているサブポケモンごとによっても分類してみました。

《リザードンex》については、ピジョットex採用型が圧倒的であり、アベレージも高くなっています。

《ドラパルトex》についても、ピジョットex採用型が圧倒的、続けてネイティオ型、ロスト型と続いています。

《オリジンパルキアVSTAR》については、安定性を高めたヨルノズク採用型よりも、爆発力の高いヨノワール採用型が入賞数も平均CSPも高水準となっています。

期間別環境変遷(9/7~9/12:9/13~9/16)

集計期間:9/7~9/12
集計期間:9/13~9/16

シティリーグ開催直後〜楽園ドラゴーナ発売前の9/7~9/12と、楽園ドラゴーナ発売当日〜3連休である9/13~9/16とで、各デッキタイプの成績を比較してみます。

優勝〜ベスト16の入賞者数の比較をすると、《リザードンex》と《ソウブレイズex》《サーフゴーex》が数を増やしている中で、《ドラパルトex》が大きくシェアを落としていることがわかります。

獲得CSPの比較をしても、《ドラパルトex》が大きくシェアを落としており、立ち位置が悪くなってきていることが伺えます。
一方で、《リザードンex》《レジドラゴVSTAR》《古代ポケモン軸》《サーフゴーex》はCSPシェアを伸ばしており、《ドラパルトex》を苦手としていたデッキたちが活躍しやすくなっていることがわかります。

入賞者一人当たりの獲得CSPを比較しても、大きく数字を伸ばしている《イダイナキバ》の他に、《古代ポケモン軸》や《サーフゴーex》が大きく数字を伸ばしており、一方で《ロストゾーン軸》や《サーナイトex》が平均順位を落としていることがわかります。

地域別

地域ごとでも環境はどうなっているのか分析いたしました。

ご自身が愛用しているデッキタイプがどの地域ではどういう立ち位置なのかを調べるのにご活用ください。

なお地域のカテゴライズについては、内閣府HP掲載の地域区分に伴い、以下のようにしております。

北海道・東北:北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
北関東:茨城、栃木、群馬、山梨、長野
南関東:埼玉、千葉、東京、神奈川
東海:岐阜、静岡、愛知、三重
北陸:新潟、富山、石川、福井
近畿:滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国・四国:鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知
九州・沖縄:福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

集計期間は9月7日〜9月16日です。

北海道・東北

北海道・東北では計5回開催

母数が少ないため偏りはありますが、全国と比較をして《ソウブレイズex》のシェアが少し大きいのと、《オリジンパルキアVSTAR》《カビゴン》が入賞数・CSP共に高水準であることが伺えます。

北関東

計6回開催

全国と比較をして、《リザードンex》の入賞者数が少ない一方で獲得平均CSPはトップです。
また入賞者数だけでみると《サーナイトex》が多いことがわかり、《ドラパルトex》の獲得CSPは少し低い状況です。

南関東

計44回開催

母数が一番大きいため全国と比較をしても大きなズレはありません。
どのデッキタイプでも活躍が見込める環境ですが、《イダイナキバ》の活躍には注意したいです。

東海

計16回開催

東海地方では《ミライドンex》が頭一つ抜き出て活躍をしています。
シェアとしては《タケルライコex》や《リザードンex》が多いですが、そちらに有利を取れる《ルギアVSTAR》が全国と比較をして高水準であり、そちらに勝率の高い《ミライドンex》や《テツノイバラex》が上位に入賞している印象です。

北陸

計3回開催

北陸地方では全国で唯一《ドラパルトex》のシェアがトップの状況です。
また《ソウブレイズex》が高水準であり、高打点の出るデッキが多い印象です。

近畿

計22回開催

近畿地方ではシェア自体は全国と比較をして大差がありませんが、上位に入賞しているデッキが《カビゴン》《オリジンディアルガVSTAR》《ロストゾーン軸》と特徴的です。

中国・四国

計7回開催

中国・四国地方では《リザードンex》の人数が多いようです。
また全国で唯一《サーフゴーex》がCSPの高水準であったりと、地域特色が大きく現れる印象です。
システムポケモンが必須なデッキタイプが多く活躍しているからこそ、《カビゴン》が活躍しているのも納得です。

九州・沖縄

計9回開催

九州・沖縄地方では、《サーナイトex》がかなりの高水準で活躍していることが伺えます。
特に9月8日は福岡・宮崎の2箇所で優勝、うち宮崎はTOP4中3名が《サーナイトex》といった成績だったことが印象的です。

あとがき

9月14日〜9月20日での平日開催、9月21日の開催の後には、CL東京の開催もあります。
ここからまた環境は変わっていくと予想されますので、引き続き集計・分析を行っていきます!
よければスキ・拡散をいただけると励みになります!

集計についてはまだまだ模索中ですので、「こんなデータがほしい!」といったご要望がございましたら筆者までお寄せください。

また集計データは以下のスプレッドで公開しておりますので、好きにご活用ください!

毎日プレイヤーズクラブから集計をしています。

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