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チャンピオンズリーグ2024 福岡 応募状況と当選率


前置き

2024年2月17日・18日にて、チャンピオンズリーグ2024 福岡(以下CL福岡)が開催されます。「ミュウVmax」や「バトルVIPパス」など、長らく愛されていたEレギュレーションマークのカードがスタン落ちをし、新しくHレギュレーションマークのカードが追加された環境にて開催される初めてのCLのため、注目度の高い大会です。
一方でシティリーグと比較をし、CLは参加するための倍率が非常に高いことでも知られています。
前回に引き続き今回も応募状況と当選結果を集計することにより、今後の応募の参考になると思いました。

↓前回の集計記事はこちら

集計方法

Googleフォームにてアンケートを作成。
X(旧Twitter)にて告知・拡散。

集計期間:1月26日14時(CL福岡当落結果発表時)〜1月29日17時00分
総回答数:600件
RT数:27件
インプレッション:2.4万

600件と少し控えめなデータ数ではございますが、これだけのRT数・インプレッション数による回答者のバラケ具合(筆者の身内に固まらない)ことから、参考になる集計結果が拾えるかと思います。

設問

① あなた(応募選手)のカテゴリを教えてください
・マスター
・シニア
・ジュニア

② CL2024福岡は当選しましたか
・当選した → Aに移動
・落選した → Bに移動

A 当選した方にお聞きします。
③ 今回の当選は優先権(Day2進出、予選1敗以下など)での当選ですか
・はい  → フォームを送信
・いいえ → Bに移動

B これまでの当選経験についてお聞きします。
④ これまでCLやJCSといった大型大会での当選経験はございますか
・はい  → Cに移動
・いいえ → Dに移動

C 最終当選についてお伺いします
⑤ 最後に当選したのはいつですか(優先権含む)
・CL2024 京都
・CL2024 横浜
・JCS2023
・CL2023 新潟
・CL2023 宮城
・CL2023 愛知
・CL2023 京都
・CL2023 横浜
・JCS2022
・CL2022 横浜
・CL2022 愛知
・CL2022 福岡
・CL2022 京都
・それ以前

⑥ 最後に当選したのはいつですか(優先権含まない。抽選のみ)
・CL2024 京都
・CL2024 横浜
・JCS2023
・CL2023 新潟
・CL2023 宮城
・CL2023 愛知
・CL2023 京都
・CL2023 横浜
・JCS2022
・CL2022 横浜
・CL2022 愛知
・CL2022 福岡
・CL2022 京都
・それ以前

⑦ 最後に当選してから(優先権含む)、これまで何回応募していますか
・0回(今回が初応募)
・1回
・2回
・3回
・4回
・5回
・それ以上

D 応募回数についてお伺いします
⑧ これまでの応募回数を教えてください
・0回(今回が初応募)
・1回
・2回
・3回
・4回
・5回
・それ以上

フロー図で表すとこうなります。

前提として、今回の当選率集計は、純粋な抽選での当選率を集計したいため、優先権(マスターであればDay2進出、シニア・ジュニアであれば予選1敗以下)での当選は、当選数に含まれないような設計にいたしました。

集計・分析結果:マスター

マスターリーグでの優先権当選を除いた総回答数は499件、当選数は226件、当選率は45.29%でした。
CLに関しては今回初めて集計をしたのですが、体感いつものCLと比較をして、当選率は高いように感じました。
今回の集計結果をベースに、今後比較をしてまいります。

次に過去の当選経歴からの当選率の差を見ていきます。

この設問は正直、先ほどのフロー図での分岐をつくるための問題でしたが、意外と面白い結果が出ていました。
これまでの当選経験がある人の当選率は46.81%当選経験がない人の当選率は42.35%と、過去の当選履歴の有無で実に4.5ptの差がありました。
因果を決定づけるには回答数が少ないですが、アンケートの結果としては面白い結果が見られたと思います。

次に最終当選がいつかにおける当選率を見ていきます。
CLは公式サイトにもあるように、「2023年2月〜12月のCLおよびJCSでの、最後に当選した大会以降の落選回数の多い人の当選確率を高く設定する」となっています。

上記前提を踏まえてみていきましょう。

最終当選が優先権によるものと、純粋な抽選での当選とに分けて集計を行いました。

まず目を見張るのが、「最終当選がJCS2022以前のプレイヤーは著しく当選率が下がる」ということです。
これは当然母数が少ないこともあり、かなり偏った結果ではありそうですが、少なくとも「最終当選がかなり前だから当選率が上がっている」ということはなさそうです。

次に「最終当選が過去になればなるほど当選率が上がっている」ということです。ここも公式のアナウンス通りではあります。特に最終当選がCL2023宮城、愛知の場合は、当選率が著しく高くなっていることが読み取れます。

またCL2023 京都が最終当選の場合は、当選率が低いように見えます。
これはCL2023 京都の開催日が2022年12月であり、先ほどの公式からのアナウンスである「2023年2月〜12月のCLおよびJCSでの、最後に当選した大会以降の落選回数の多い人の当選確率を高く設定する」の期間から外れているからだと思います。
一方で最終当選がCL2023横浜の方は、なぜか当選率100%なのが気になります。
どれも因果関係を決めつけるには少ない母数ではありますが、今後傾向を考察する材料としては面白い結果です。


次に最終当選から(一度も当選したことがない人はこれまでの間)何回応募したかによる当選結果を見てみます。

過去当選経験ありの人が、最後に当選してからこれまで何回応募しているか
過去の当選経験がない人が、これまで何回応募しているか
過去当選経験の有無に関わらず、これまで何度応募しているか

前述までの前提を考慮すると、当然の結果ではありますが、応募回数が多ければ多いほど当選率は上昇しています。
一方で「それ以上=6回以上」の場合は、最終当選がCL2023京都以前になるため、当選率が一段階下がっているのが目に見えます。

また過去当選経験がない人にとっては、当選率の上下が激しく見えます。
次回以降個別で過去どのCLに応募していたのかも調査する必要があると感じます。

集計・分析結果:シニア

シニアリーグの当選率は93%と非常に高い結果でした。
落選者が1名だったことから、今回これ以上深掘ることはやめておきます。
次回さらに回答母数が集まった際に、細かい分析を行っていきます。
回答母数を集めることができず、申し訳ないです。

集計・分析結果:ジュニア

ジュニアリーグの当選率は92%と非常に高い結果でした。
落選者が1名だったことから、今回これ以上深掘ることはやめておきます。
次回さらに回答母数が集まった際に、細かい分析を行っていきます。
回答母数を集めることができず、申し訳ないです。

まとめ

今回の結果はあくまで集計であり、母数としても物足りないところがあったため、これ以上の分析は行わず純粋な数字として参考にしていただければと思います。
特に、シニア・ジュニアリーグについては、集計母数がかなり足りず、浅い集計結果となってしまったこと、深くお詫び申し上げます。

次回以降のCLもこの集計は行う予定ですので、その際はご投票いただけますと幸いです。

また、より良い集計や分析にしていくため、「こんな要素も設問に加えてほしい」「もっとこの要素とこの要素をかけあわせて分析してほしい」など、なにかご意見がございましたら、ぜひ筆者までご連絡いただけますと幸いでございます。

ご覧いただきありがとうございました!!!!

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