シティリーグ2024 S3 応募状況と当選率
前置き
シティリーグS3の当選結果が2024年1月31日に発表されました。
シティリーグS3は、「ミュウVmax」や「バトルVIPパス」など、長らく愛されていたEレギュレーションマークのカードがスタン落ちをし、新しくHレギュレーションマークのカードが追加された環境にて通しで開催をされる。初めてのシティリーグです。
2024年シーズンのS1では「開催が定員64名に固定」が、2024年シーズンのS2では「リザーバー当選の廃止」が変更点でしたが、今回は「予選形式」が変更されました。
2月17日18日にはCL2024福岡が控えており、このCLを堺に新たなレギュレーションの環境デッキも定まってくるかもしれません。
前回に引き続き今回も応募状況と当選結果を集計することにより、今後の応募の参考になると思いました。
↓前回の集計記事はこちら
集計方法
Googleフォームにてアンケートを作成。
X(旧Twitter)にて告知・拡散。
集計期間:1月31日12時半(シティ当落結果発表時)〜 2月9日18時半
総回答数:1252件(マスター1113件、シニア70件、ジュニア69件)
RT数:44件
インプレッション:3.1万
1250件超もの回答数と、これだけのRT数・インプレッション数による回答者のバラケ具合(筆者の身内に固まらない)ことから、参考になる集計結果が拾えるかと思います。
設問
集計・分析結果:マスター
第1希望当選率は約68%、当選率(第1希望+第1希望以外)は約88%でした。
S2のときの当選率(第1希望+第1希望以外)(独自集計結果)が約66%だったことを踏まえると、当選率は約22pt増加していることになります。
マスターカテゴリ内の応募者全体のうち、約9割の人数が当選できたというのは、改善されてきている傾向にあると言えるでしょう。
各設問に対しての当選率
次に応募件数ごとの当選率を見てみましょう。
多少のばらつきはありますが、第1希望での当選率は概ね7割以下というのが伺えます。一方で応募件数が多いと第1希望の当選率が下がっていることが、意外な結果でした。こちらはたまたま....?
第1希望以外の当選も加えた当選率については、6~10件以上の応募をしているとかなり安心な傾向にあるように見えます。
一方で5件以下の応募数は少しリスクかもしれません。
2月3月については、基本的には後になればなるほど当選率が上がっている印象です。
ただし、全て3月の応募のみ、85%を下回る結果となっていました。
上述同様、第1希望を3月にしていたプレイヤーは第1希望での当選率が高かったです。
環境が煮詰まる前に出場したいと思っている方たちが多いみたいですね。
平日、土日についてはやはり平日の方が当選率は高かったです。
特に第1希望以外での当選は平日にて引っかかった方が多いみたいですね。
今回から神奈川県と愛知県、大阪府を別集計にいたしました。
全国的にみて、やはり愛知県の当選率は低い傾向にあります。
(S1,S2も中部地方の当選率は低かった)
また九州・沖縄地方の当選率が著しく低かったことも、面白い結果でした。
一方で東京都内ならびに東北地方の当選率は、第1希望以外も含めると非常に高いです。
他地方の方たちで、全落選が不安な場合は、東日本への応募がおすすめかもしれません。
集計・分析結果:シニア
第1希望当選率は約54%、当選率(第1希望+第1希望以外)は約70%でした。
S2のときの当選率(第1希望+第1希望以外)(独自集計結果)が約56%だったことを踏まえると、当選率は約14pt増加していることになります。
シニアリーグ所属の選手はオープンリーグでの応募と、ポケモンセンターでの応募が可能です。
それぞれの応募状況によって、当選率に影響を与えているのか見てみます。
ポケモンセンターでの開催は16人での開催のため高いCSPを獲得できる可能性が高く、その分激戦区になります。
そのため、ポケセンの当選確率が低くなり、オープンでの応募をする選手も多くいます。
シニアリーグのポケモンセンター開催分のみ応募をした選手は当選率0%でした。集計母数が少なかったこともあり、偏った結果ではありますが、やはりポケモンセンターでの開催分は高いCSPが狙えるため、非常に激戦区になります。
一方オープンリーグのみで応募した選手は当選率88.9%でした。
条件としてはマスターカテゴリの選手と変わらないため、当選率もほぼ等しくなりました。
ポケモンセンターとオープンリーグの両方で応募した選手の合算した当選率は約60%でした。
ポケモンセンター開催分のみの当選率が著しく低く、まずはシティリーグへの参加権確保という点では、オープンリーグでの応募もすべきということが伺えます。
各設問に対しての当選率
それぞれマスターリーグと同様の傾向が見られます。
2月内の当選率がかなり低い傾向にあるのと、東日本在住のプレイヤーの当選率が低い傾向にありました。
ただし全体の母数が小さいこともあり、一部数字には偏りがあります。
あくまで参考程度に留めておいてください。
集計・分析結果:ジュニア
第1希望当選率は約32%、当選率(第1希望+第1希望以外)は約45%でした。
S2のときの当選率(第1希望+第1希望以外)(独自集計結果)が約35%だったことを踏まえると、当選率は約10pt増加していることになります。
しかしながら、ジュニアリーグでの当選率は相変わらず他リーグと比較すると極端に低い状態にあります。
ジュニアリーグ所属の選手はオープンリーグでの応募と、ポケモンセンターでの応募が可能です。
それぞれの応募状況によって、当選率に影響を与えているのか見てみます。
ジュニアリーグでは、ポケモンセンター開催分のみを応募をした選手が圧倒的に多かったです。
一方オープンリーグのみで応募した選手はいませんでした。
ポケセン開催分のみの当選率は40%未満であり、非常に低い結果でした。
ポケモンセンターとオープンリーグの両方で応募した選手の合算した当選率は約67%でした。
各設問に対しての当選率
ジュニアリーグでの各項目については、全体的なばらつきがあり、各回答母数が少なかったこともあって、あまり参考になる結果は残念ながら得ることはできませんでした。
応募者の傾向として、やはり「ポケセンで出場するか,出場自体しないか」みたいな二択を狙っているプレイヤーが多いように見受けられます。
まとめ
前回同様、この結果はあくまで集計であり、母数としても一部足りないところがあったため、これ以上の分析は行わず純粋な数字として参考にしていただければと思います。
S2からの改善として、全体的な当選率が改善されたのは良い傾向にあると思います。
冒頭述べたように、2024年度のシティリーグは、毎シーズン何かしらの変更点があります。S4もなにかあるのでしょうか。
今後が楽しみです。
次回開催のS4(24年4月〜5月)では、開催中に4月度発売のパックが登場と重なります。
VGでのDLコンテンツで登場したポケモンたちが活躍すると噂されており、S2のときのように開催中に環境の大きな変化が生じる可能性が高いです。
応募する際の参考として、本記事が皆様のお役に立てれば幸いです。
次回以降もこの集計はシーズンごとに行う予定ですので、その際はご投票いただけますと幸いです。
また、より良い集計や分析にしていくため、「こんな要素も設問に加えてほしい」「もっとこの要素とこの要素をかけあわせて分析してほしい」など、なにかご意見がございましたら、ぜひ筆者までご連絡いただけますと幸いでございます。
ご覧いただきありがとうございました!!!!
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