【ポケモンカード】拡張パック内の収録順について
こんにちは。まずはご覧いただきありがとうございます!
kokiと申します。
普段はポケモンカードのコレクターをしながら、
公式認定ジャッジ&イベントオーガナイザーとしても活動しています。
いよいよ発売を間近に控えた「ポケモンカード151」が話題になっていますね。
今回の151に限らず、ポケモンカードのパックが新登場するときは、
収録されるカードが公式チャンネルなどで少しずつ発表されていくため、
「サポートはどんなカードが収録されるんだろう」
「なんのポケモンがARで収録されるんだろう」
というのが都度話題になっていきますよね。
どんなカードが収録されるのかというは、ある程度ナンバリングから予想をすることができます。
今回はフォロワーさんからご質問をいただいたので、その説明として本記事を執筆します。
ぶっちゃけTwitterだと文字制限あるためこっちに書いたというレベルのため、拙文駄文はご容赦ください。
ナンバリングの規則性
ナンバリングとは
カードの左下にある番号のことです。
この「105/078」のことを指します。
これは「全78種類のカードのうち105種類目」という意味です。
「全78種類の105番目???」となるかと思いますが、
ポケモンカードにおいてARやSRなど一部のレアリティはいわゆるシークレット枠扱いとなるため分子が分母を超えることがあります。
それを踏まえて拡張パック「バイオレットex」の収録リストをまとめてみましたので見てみましょう。
カード種類
上のリストを見ていただけばおわかりいただけるかと思いますが、
AR以上のシークレット枠を除く、通常カードのレアリティは
「C」「U」「R」「RR」までとなっており、
「ポケモン」→「トレーナーズ」→「特殊エネルギー」の順番になります。
そのなかでも「トレーナーズ」は、
「グッズ」→「ポケモンのどうぐ」→「サポート」→「スタジアム」
の順番となっております。
そしてポケモンは草→炎→水→雷→超→闘→悪→鋼→竜→無となります。
※バイオレットexには存在しませんが、特殊エネルギーはスタジアムの後ろ、ドラゴンタイプは鋼と無色の間です。
すなわち全カードをカテゴリ毎にソートすると
草→炎→水→雷→超→闘→悪→鋼→竜→無→グッズ→ポケモンのどうぐ→サポート→スタジアム→特殊エネルギーとなる規則になるわけです。
レアリティ
次にレアリティを見てみます。
こちらはご覧をいただいて分かる通り
通常レアリティ(C、U、R、RR)→ AR → SR → SAR → UR の順番で収録されています。
カード名
ではカテゴリ、レアリティ内のカードはどのような順番で収録を決めているのか。
それはポケモンは図鑑No.順、トレーナーズや特殊エネルギーは名前順です。
ポケモンの図鑑No.については全国図鑑の番号順になっています。
そのため例えば「3:コフキムシ」と「6:タマンチュラ」について見てみると、パルデア図鑑ではコフキムシは35番、タマンチュラは12番ですが、
全国図鑑ではコフキムシは664番、タマンチュラは917番となるため、
収録順はコフキムシの方が先になるわけです。
収録順まとめ
これまで触れてきた法則をまとめると以下のようになります。
レアリティが通常(C, U, R, RR)→ AR → SR → SAR → UR の順番
草→炎→水→雷→超→闘→悪→鋼→竜→無→グッズ→ポケモンのどうぐ→サポート→スタジアム→特殊エネルギー の順番
ポケモンでは図鑑No.順、トレーナーズと特殊エネルギーは名前順
上記1〜3の優先順位で法則が適用されてリストができるわけです。
※ただし今回の「ポケモンカード151」は例外でございます。
ポケモンのタイプによる優先順位はなく、ポケモン→グッズ→ポケモンのどうぐ→サポート→スタジアムの順でポケモンは図鑑No.順、トレーナーズは五十音順という形になります。
これはパックコンセプトがポケモンをカントー図鑑151の順番に収録していることに起因しています。
収録リストからカードの予測
さて、上記の法則を踏まえて、「ポケモンカード151」のリストでおさらいをしてみましょう。
こちら、152番のグッズからポケモンのAR序盤までの切り抜きです。
例えば163の「ナナミの手助け」については、6月9日まで未発表であり、空白の状態でした。
しかしながら上記の法則から、No.163のカードは
・サポートのカード
・レアリティはU
・五十音順でいうと「サカ〜」以降で「マサ〜」以前のカード
ということが確定します。
ポケモンカード151はそのコンセプトの特性上、カントー地方のジムリーダーやキャラクターの収録が噂されていました。
「カスミの〇〇」や「カツラの〇〇」、「カンナの〇〇」や「マチスの〇〇」などなど。
ただこの法則に従えば、上記4枚のカードはあり得ないことが確定し、
「ナツメの〇〇」や「タケシの〇〇」なら可能性ありそうだなぁなど、
ある程度の予測ができるようになります。
結論この部分は「ナナミの手助け」でした。
さすがにナナミは予想外でしたね笑
ただ法則には当てはまっていたことがわかります。
もっと予測をしやすいカードはARやSARです。
例えば本記事執筆時の6月14日現在で公式発表されているAR以上のリストはこちらです。
(※フラゲなどの情報も出回っておりますが、あくまで公式リストから推察をしてみます)
まだまだ空白がありますが、実はここからでもほとんど絞り込むことができます。
まずは181 カビゴン AR ~ 196 エリカの招待 SR までの間についてです。
186 カメックスex SR 以外ほとんど空白です。
しかしながら現在のポケモンカードの拡張パックにおいては、「RRのポケモン(SV環境ではex)はSRでも収録をされる」という法則があります。
そのためRRのポケモンは全て発表をされているため、リストが以下のように埋まります。
そして、200 フシギバナex SAR に着目すると、SARはSRが存在するポケモンからしか実装されないため、198と199はサポートのSRであることが確定します。
そして今弾、サポート自体が「エリカの招待」「サカキのカリスマ」「ナナミの手助け」「マサキの転送」の4枚しかないため、198と199が確定します。
同様の理由で、184からがSRの始まりのため、183はARが確定し、
ARの始まりである166との間の空白172と182もARであることが確定します。
同様に203もSARであることが確定します。
182、183は図鑑順でカビゴン以降で、サンダーとミュウ以外のポケモンになりますので、
・フリーザー
・ファイヤー
・ミニリュウ
・ハクリュー
・カイリュー
・ミュウツー
のなかからどれか2枚、ということになります。
172 については、図鑑No.8カメール〜図鑑No.25ピカチュウの間のポケモンのうち、exであるカメックスとアーボックを除いた14種類のうちのどれかになります。
203 については、SARが確定している以外のex7種類のなかからどれか1種類になりますが、図鑑No.的には7種類全てに可能性があります。
※個人的にはフーディンexかなと思っています。フーディンexの情報発表が早かったので。
さて、いかがでしょうか。
法則と予測からリストがほとんど埋まりきり、かつ埋まっていないリストも予測の絞り込みまでできています。
さて、次に205 ミュウex SARの後ろに何があるかを予測します。
ここからは法則という法則が確定しているわけではないのですが、
過去の傾向から考えると、
・サポートのSARが2種類
・URが3種類
という可能性が非常に高いと考えられます。
そしてサポートのSARならば、収録されているサポート内から選ばれるでしょう。よって以下のよう予測されます。
URの3種類については、まずSV環境の既存弾の収録カードを見てみます。
ここから読み取ることのできる法則は
・表紙ポケモン
・グッズ
・基本エネルギー(表紙ポケモンに関連のあるエネルギー)
の3種類がURとして採用されている傾向にあります。
トリプレットビートのみポケモン3体がURとして採用されていますが、
これは例外的にトリプレットビートの表紙がこのポケモン3匹であることが理由かと思います。
またクレイバーストの基本エネルギーが草エネルギーなのについては、
基本闘エネルギーがスカーレットexにて既出なことが理由でしょう。
グッズについては、基本的にはそのパックに収録されているグッズからの採用ですが、クレイバーストのスーパーエネルギー回収は異なるため、その弾に収録されているか否かは関係ないかもしれません。
個人的に感じたのは、全て過去レギュレーションに存在していたグッズだということです。どちらかといえばこの法則は当てはまるかもしれません。
ゆえに今回のUR3種類を仮定するのであれば
・表紙であるミュウex
・グッズ
・ミュウに関係のある基本超エネルギー
の3種になる可能性が高いかなぁと思っています。
(※今回の考察にフラゲ・リーク情報は一切加味をしておりません)
このような形で、最初に解説をした法則や傾向から、収録カードの予測をすることができます。
以上、カードリストの法則に対する解説でした!
ご覧いただきありがとうございました。