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【集計データ掲載】シティリーグ環境変遷レポ(9/7~9/20:9/24~9/26)CL東京直後

ハイライト

  • 《レジドラゴVSTAR》《テツノイバラex》が入賞シェア爆増

  • 《ドラパルトex》のCSPシェア大幅減

  • マイナーデッキの上位入賞が目立ち始める

前置き

9月22日、23日に開催されたCL2025東京。
《タケルライコex》の優勝、《ルギアVSTAR》の準優勝、ベスト4には《レジドラゴVSTAR》《リザードンex》の入賞と、WCS明け一発目の大型大会としては環境が散ける結果となりました。

CL明けのシティリーグ平日開催(9/24~9/26)ではどのような環境変遷があるのか、集計してみました。

※9月20日までのレポはこちら

集計期間:9月7日〜9月26日(※9月27日は開催なし)
対象:期間中に開催されたシティリーグ全131件、2096名分のリスト


全デッキ集計

ベスト16の入賞者数および獲得CSPについて、ベスト5までは以前と変わらず
1位:タケルライコex
2位:リザードンex
3位:ドラパルトex
4位:サーナイトex
5位:ルギアVSTAR
が共通となりました。

6位:レジドラゴVSTAR
7位:トドロクツキex
が共通で逆転をしており、レジドラゴVSTARが少しシェアを伸ばしていることがわかります。

特に上位3つのシェアは圧倒的であり、まずはベスト16入賞を狙うという場合は、こちらの3デッキが良さそうです。

一方で入賞者一人あたりの獲得CSP(獲得CSP ÷ 入賞者数)についても、
1位:イダイナキバ 50.83
2位:カビゴン 37.18
3位:テツノイバラex 33.13
という、相手の動きを制限して戦うタイプのデッキが、上位へ入賞していることが伺えます。

前回4位だった《ロストゾーン軸》が6位に転落し、4位《タケルライコex》5位《古代ポケモン軸》となっています。

特定デッキについて

《リザードンex》《ドラパルトex》《オリジンパルキアVSTAR》デッキについては、採用されているサブポケモンごとによっても分類しています。

《リザードンex》については、ピジョットex採用型が圧倒的であり、アベレージも高くなっています。

《ドラパルトex》についても、ピジョットex採用型が1位で、続けてネイティオ型、ロスト型と続いています。

《オリジンパルキアVSTAR》については、安定性を高めたヨルノズク採用型よりも、爆発力の高いヨノワール採用型が入賞数も平均CSPも高水準となっています。

期間別環境変遷(9/7~9/20:9/24~9/26)

集計期間:9/7 ~ 9/20
集計期間:9/24 ~ 9/26

S1開催〜CL東京直前の9月7日 ~ 9月20日の成績と、CL東京開催後の9/24 ~ 9/26の成績を比較しています。

優勝〜ベスト16の入賞者数シェアの比較をすると、《レジドラゴVSTAR》と《テツノイバラex》がシェアを大きく伸ばしていることがわかります。
一方で《ドラパルトex》《サーナイトex》が大きくシェアを落としています。

獲得CSPの比較においては、《レジドラゴVSTAR》《タケルライコex》が大きくシェアを伸ばしています
《タケルライコex》については、入賞数の伸び率よりもCSPの伸び率が大きなことから、上位への入賞率も高まっていることがうかがえます。

一方で、前回シェアを伸ばしていた《ドラパルトex》が5ptも平均して落としており、立ち位置が悪くなっているようです。

入賞者一人当たりの獲得CSPについては、母数である入賞者数の少ないデッキタイプには偏りが出ていますが、入賞者数の多い《タケルライコex》はさらに4pt伸ばしており、入賞順位自体も伸びていることが伺えます。

・9月24日優勝《イイネイヌ》
・9月25日ベスト4《ピジョットex》
・9月26日ベスト4《ウガツホムラex》
・9月26日ベスト16《ハピナスex リキキリンex》
といった、本noteでは「その他」分類しているデッキタイプの上位入賞も目立っております。

地域別

地域ごとでも環境はどうなっているのか分析いたしました。

ご自身が愛用しているデッキタイプがどの地域ではどういう立ち位置なのかを調べるのにご活用ください。

なお地域のカテゴライズについては、内閣府HP掲載の地域区分に伴い、以下のようにしております。

北海道・東北:北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島
北関東:茨城、栃木、群馬、山梨、長野
南関東:埼玉、千葉、東京、神奈川
東海:岐阜、静岡、愛知、三重
北陸:新潟、富山、石川、福井
近畿:滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山
中国・四国:鳥取、島根、岡山、広島、山口、徳島、香川、愛媛、高知
九州・沖縄:福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

集計期間は9月7日〜9月26日です。

北海道・東北

計6回開催

北海道・東北地方は、全国的にみて《オリジンパルキアVSTAR》の立ち位置がよいです。
また、前回と比較をして、《レジドラゴVSTAR》がシェアを伸ばしており、《ルギアVSTAR》が獲得CSPを伸ばしています。

北関東

計6回開催

北関東は9/17~9/20にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

全国と比較をして、《リザードンex》の入賞者数が少ない一方で獲得平均CSPはトップです。
また入賞者数をみると《サーナイトex》が多いことがわかり、《ドラパルトex》の獲得CSPは少し低い状況です。

南関東

計57回開催

母数が一番大きいため全国と比較をしても大きなズレはありません。
全国と比較をすると《古代ポケモン軸》が平均CSPが高水準であることがわかります。

東海

計16回開催

東海は9/24~9/26にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

《ミライドンex》が頭一つ抜き出て活躍をしており、また《トドロクツキex》が獲得CSPを高水準で稼いでいます。

北陸

計3回開催

北陸は9/24~9/26にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

全国で唯一《ドラパルトex》のシェアがトップの状況です。
また《ソウブレイズex》が高水準であり、高打点の出るデッキが多い印象です。

近畿

計26回開催

近畿地方ではシェア自体は全国と比較をして大差がありませんが、平均CSP上位に入賞しているデッキが《カビゴン》《オリジンディアルガVSTAR》《ギラティナVSTAR》と特徴的です。

中国・四国

計8回開催

中国・四国地方は9/24~9/26にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

中国・四国地方では《リザードンex》の人数が多いです。
平均CSP上位に入賞しているデッキが《カビゴン》《サーフゴーex》《ミライドンex》と特徴的です。

九州・沖縄

計9回開催

九州・沖縄は9/24~9/26にて開催が一度もなかったため、変化はなしです。

九州・沖縄地方では、《サーナイトex》がかなりの高水準で活躍していることが伺えます。
《サーナイトex》に有利を取ることのできる《パオジアンex》が上位に入っていることも伺えます。

注目デッキ

筆者が気になったり注目したデッキリストを勝手にご紹介します。

9/24 ポケ堂仙台店 優勝 サバ選手 イイネイヌ

y2SXyU-mOrR8c-XyXpR3

noteもございます。大変勉強になったのでぜひ!

9/24 ポケ堂仙台店 ベスト4 マイッキー選手 ブリジュラスex

HgLNgN-EG7xHy-6n6Qgn

ハッサムの採用が印象的でした。

9/26 青馬堂矢向店 ベスト8 てつじろう選手 リザードンex 

8cxY48-MeaCab-KccaG4

ミラーや草タイプに強い炎タイプのリザードンexの採用が特徴的でした。
マグマの滝壺によるエネルギー加速も良いですね!

あとがき

CL東京の結果を受けて、《タケルライコex》《レジドラゴVSTAR》《テツノイバラex》の活躍が目立った平日だったと思います。
9月28日,29日の土日では、どのように環境が変遷していくのか。
引き続き集計・分析を行っていきますので、よければスキ・拡散をいただけると励みになります!

集計についてはまだまだ模索中ですので、「こんなデータがほしい!」といったご要望がございましたら筆者までお寄せください。

また集計データは以下のスプレッドで公開しておりますので、好きにご活用ください!


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