日光へむかう① 徳次郎IC-日光市
※独自のバスガイド台本をまとめてみました。
バスガイドの皆様と共有してみたいと思い投稿しております。
表現や情報の誤り、新しい情報を見つけましたらご指導ご鞭撻ください。
初めに、日光街道とは、、、、
日光街道
江戸時代に設けられていた五街道の一つです。
(江戸五街道)
江戸日本橋を起点とし、日光に至る全長約140㎞街道で道中には21の宿場が置かれていました。
おこり
1617年徳川家康公が日光に改葬され東照権現として祀られた際に家光の命により整備されました。
※徳川家康公は1616(元和2)年静岡県駿府城でその生涯を終えました。そして生前より残した
「遺体は駿河国の久能山に葬り、江戸の増上寺で葬儀を行い、三河国の大樹寺に位牌を納め、一周忌が過ぎて後、下野の日光山に小堂を建てて勧請せよ、八州の鎮守になろう」
という遺言の通りに行われました。
百物揃千人武者行列(ひゃくものぞろえせんにんむしゃぎょうれつ)
徳川家康を祭ったみこしを中心に、鎧兜姿の武者や鉄砲持ちの格好をした市民ら約1200人が参道約1キロを行進します。
遺言に従って遺骨を静岡県の久能山から日光に移した際の行列を再現したとされています
日光有料道路
徳次郎宿 (とくじらじゅく)
徳次郎の信号:
徳次郎宿は江戸から18番目の宿で、宇都宮側から下徳次郎宿、中徳次郎宿、上徳次郎宿の3つの宿場から構成されます。当初は当初は上徳次郎宿だけでしたが、願いにより享保13年(1728)から仲徳次郎と下徳次郎にも宿場が置かれたんだとか。「徳次郎」は「とくじら」と読みますが、これは日光に大きな勢力をもっていた久次郎(くじら)一族に由来するといわれています。
智賀都神社(ちかつじんじゃ)
祭神は 主祭神:オオナムチノミコト
配神:タゴコロヒメノミコト
アジスキタカヒコネノミコト
五穀豊穣、家内安全、無病息災に利益があるとされます。
鳥居の前には2本のケヤキの木が植えられておりそれぞれ高さ約40m 推定樹齢は700年以上です
昭和29年9月7日 県の天然記念物に指定されました
778年 日光・二荒山神社の御神体を千勝森に鎮座勘定しその名前が社名の由来です。
桜並木
徳次郎の次の信号 石那田(いなた)の1里塚の辺り
春には桜が咲き桜のトンネルになります。
昭和29年美化の為に地元の人たちが植えました。
ソメイヨシノにする話がありましたが寿命の長い山桜が採用されました。
一里塚
道しるべのため 1里(約3.9㎞)毎に置かれています。
日光街道では36個置かれており
この石那田(いなた)の一里塚は江戸から31番目の塚です
水圧塔
埋設された送水管に高低差があるため
水圧を弱める必要があり調節の為設けられました。
大谷石を基盤に使用したレンガ造りです
日光市
人口約7万5千人
面積は1450㎡で実は全国で3番目に大きい市です。(①岐阜県高山市②静岡県浜松市)
観光
何と言っても観光名所を多く所有する市です。
日光東照宮、二荒山神社などの豪華な建築物、男体山やその中腹にある中禅寺湖、日本三名瀑に数えられる華厳の滝、さらに日光湯元の温泉街。と人口物と自然に恵まれた市でございます。
特産品
ゆば
日本のゆばは、1200年前頃に最澄が中国から仏教とともに持ち帰ってきたのが始まりといわれています。
京都のゆばは「湯葉」と書きまして
豆乳を加熱してできる薄い膜の端に串を入れてそっとすくい上げて作ります
日光のゆばは膜の中央部分に串を入れて二つに折るような形で掬い上げるので、やや厚みのある二枚仕立てです。
日光のゆばは「湯波」と書くのだそうです。
蕎麦
栃木県が全国有数の蕎麦の産地ですが中でも日光市は面積、収穫量共に一位です。市内には100店以上ありまして人口当たりのそば店舗数は日本一を誇ります。
たまり漬け
野菜を塩漬けにし一定期間保存したものから塩抜きをして 味噌づくりの際にできる上澄み部分の“たまり”に漬け込んだ漬物です。
塩分濃度がかなり高く、保存食に適した為古くから作られました。
醤油のたまり漬けが多くお味噌のたまり漬けは製造している会社が少ない貴重なものです。
日光杉並木街道
日光街道・例幣使街道・会津西街道の3つの街道に渡る並木道の道の両脇に約1万2350本もの杉の木が植えられています。
その長さは全長約37kmに渡り平成4年には「世界一長い並木道」としてギネスブックに認定されました。
1625年から徳川家の忠臣・松平正綱が紀州熊野の熊野杉約20万本を20年余りの年月をかけ植樹しました。
1648年家康公の33回忌に寄進されました。
高さ約30mにも成長した杉の木もあり特別史跡と特別天然記念物の二重指定を受けている大変貴重な杉並木です。
杉並木のオーナー制度
平成8年より杉並木のオーナー制度が始まりました。
杉並木の保護に賛同した方に杉を購入していただきその収益から杉並木保護を行うのです。
手放したい時には栃木県がいつでも買い戻ししてくれます。
杉は1本1000万円
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