xonto/robot a機材編
記憶のための記録
1月23日に完成したxontoのフィジカルCDはもう手元にほとんどなく、カナダで良質な激情ハードコア(最近ではSkramzと呼ばれている)のバンドをリリースしているZegemaBeachRecodings内のカセット専門レーベルTomb Tree Tapesが音源を気に入りカセットでのリリース、と同時にTomb Tree Tapesのbandcampに音源があがることになった。無料視聴、投げ銭でのダウンロード購入で、xontoには直接的に利益はないけれども、コロナ禍において海外レーベルやバンド、ライブハウスも事情や状況は似たようなものであることは想像できることだろう。また、バンドの住処であるライブハウスやレーベルが潤うことは住んでいる地域が潤うようなものだとおもう。それはいずれ僕らにも還元されることである。他のリリースバンドも合わせてチェックしてみてほしい。https://tombtreetapes.bandcamp.com
音源についてnoteでも書こうかな、と思ったら前置きが長くなってしまった。
レコーディングは西武柳沢にあるノイズルームで2020年10月24日と25日に行われた。isolateで沖縄のINFORESTとのスプリットの音源を2012年に録って以来のノイズルーム。
基本的にクリックなしで楽曲によってリズム隊とギターを一緒にとっているところとギターなしでリズムだけ、ギターだけ重ねるなどを組み替えている。クリックが必要なところはその場でつくってもらった。
機材に関しては持ち込みはなく、スタジオの機材を使用。普段のスタジオではマーシャルとジャズコのスタジオにある定番アンプ2台につないで音を鳴らしているので、ギターの重ねでは違うアンプで鳴らしたかったが、歴戦のノイジシャンたちに揉まれてきたジャズコなため、だいぶヘタっているらしく断念。左右のギターともマーシャルのJCM900を使った。
こんなセッティングだったようだ(CHはBのみ使用)
ギターはYAMAHAのPacifica 510v、これにはセイモアダンカンのP-Railsというピックアップが1発のっている。ピックアップの切替スイッチがあって、リアだとハムバッカー/センターがP90/フロントがシングルみたいな切替だとおもう。リアメインで使用。
録音時の足下の画像をとるの忘れていたのでNoise Room Recordingsのインスタより拝借
散らかってて恐縮ですが
ざっくり紹介すると、TCのチューナー▶︎HOTONEのワウ▶︎BOSS ハーモニスト▶︎BOSS メタルゾーンmod▶︎Xotic EPブースター▶︎BOSS パライコ▶︎BOSSノイズサプレッサー▶︎エレハモMel9▶︎Guyatoneトレモロ▶︎EarthQuakerDevicesディレイ▶︎Kaneko Sound Desighファズ/ディストーション
シールドはギター側Custum Audio Japanの4mくらいのやつ、アンプ側はCanareのなにか(CAJ断線のため)、パッチケーブルはベルデンとmogamiとMusubi(ソルダーレス)を混合している。
現在のあしもとはこの時から変わっているんだけれども記録として。
たぶんつづく
ちなみに、あしたはxontoのライブが国分寺である
これはGuiltyForestがはじめた定期イベントであり、去年発売された同名オムニバスCDとリンクした、国分寺の老舗ライブハウスであるモルガーナの支援のための動きのひとつである。
こうゆうことは、なかなかできることではない。彼とは長い付き合いになるが、こんな少年漫画の主人公のような、大切な何かのためにさまざまなものを巻き込んでいくような人間だとは知らなかった。あしたも最前列であたまを揺らす彼の姿が目に浮かぶ(髪の毛染めてたなw)