【シティーリーグ2024S4優勝】アンフェアピジョリザ
初めまして、こけと申します。
4/7開催のポケモンカードシティリーグで初優勝することができたので、デッキについてnoteを書いてみたいと思い記事を書いています。
初投稿になります。拙い文になるかと思いますが読んでいただけると嬉しいです。
1.はじめに
簡単に自己紹介します。
都内を中心にポケモンカードを遊んでいる、20代後半の会社員です。
ポケモンカードは “スターバース” からコレクターとしてパックを買い始め、本格的にジムバトルやシティリーグに参加するようになったのは2023年のSVシリーズからになります。
そのためポケカ歴もまだまだ浅く、解説という解説が出来るか分かりませんが、デッキ紹介として投稿させていただきます。
主な大会実績は以下になります。
第10回カードラッシュCSベスト8
CL京都 5-3
シティリーグシーズン4 優勝
2-1.デッキ選択の経緯
理由はシンプル、『ピジョリザしか使えない』からです。(笑)
上記大会い実績は全てピジョリザで出場した結果になります。過去にカードラッシュ杯などでロスバレやサーナイトなどを使っていたこともありますが、全然勝てませんでした。。。
と言うわけで、ピジョリザを使うのは確定として、中身をどう現環境に合わせて行くかと言うところから思考がスタートしました。もっと言うと、前日にキャンセル枠で滑り込んだので他のデッキを試している余裕は全くありませんでした^_^;
2-2.デッキレシピ
それを踏まえてデッキリストは最終的こちらになりました。
ピジョリザはピジョットexのマッハサーチのおかげで毎ターン好きなカードを手札に加えることができるため、対戦で取れる選択肢が非常に多いです。
一方でデッキの枠は本当にカツカツなため、全デッキに対するメタカードを入れることは到底不可能です。
そのため、デッキ構築の時は入れたいカードを全て入れてみてそこから引き算をしていき、最終的に60枚になんとかまとめました。
2-3.採用カード解説
アンフェアスタンプ
今回のデッキ構築のコンセプトにしたカードです。
このカードでやりたかったことは、『ロスト軸の手札を序盤から減らすこと』です。
TCG全てに言えることだと思うのですが、手札の数=選択肢の数であり、ロスト軸のデッキは "はなえらび" "アクロマの実験" "多様な入れ替え手段"があり、それらの分岐による選択肢はリザードンとは違う意味で非常に多いデッキです。
このデッキに序盤から最適な行動をされ続けてしまうと、後半にナンジャモ・ツツジを使っても手札を減らしても、強い山を作られてしまい詰め切られてしまうと感じました。
そのため、序盤にウッウのおとぼけスピットでサイドを取られた返しにアンフェアスタンプを使うことで手札を減らし、序盤から相手に負荷を掛けていくことコンセプトにしました。個人的にロスト系統に苦手意識があったのでデッキ単位で勝ちやすい構築を組むことにしました。
また、サポート権を残したまま手札干渉を行えるため、ボスの指令と合わせて「呼び出し+手札干渉」とい捲りデッキでは必須の動きの再現性を高めてくれます。
ミストエネルギー
アンフェアスタンプ同様に主にロスト軸、それに加えてピジョリザミラーの対策のカードです。
ロスト軸から飛んでくる "ロストマイン" "くるいえぐる" "スターレクイエム" を防ぐだけでなく、ミラー対決における "ワザマシン:デヴォリューション" の対策になります。
昨今のリザードンミラーではデヴォリューションやビワを絡めたリソース対決になることが多い気がしました。ピジョット貼ればシステムポケモン、リザードンに貼ればアタッカーをキープすることができるため、安定して攻撃をし続けることができます。
リザードンデッキは"れんごくしはい"という優秀な特性のおかげで、手張りの権利が余ることが多いため、このカードをポケモンの道具のような感覚で使える点も優秀です。
デヴォリューション
上述の通り、ミラーにおけるデヴォリューションを利用したリソース勝負を制するために採用しました。また、ビワと合わせることでパオジアンデッキからセグレイブを枯らすことができ、多少出遅れても勝利できる可能性があることも強みです。
こだわりベルト
かがやくリザードンに付けることでルギア・アルセウス・ギラティナVSTARをワンパンできると有識者の方の教えていただいたので採用しました。
どのデッキも序盤でリザードン側が遅れてしまうと一方的に負けてしまいがちなデッキなので、サイド1枚のポケモンを挟みつつ主力のアタッカーを倒せる点は魅力的だと思います。ミラーで先殴りをする際もロトムを倒してサイド2-2-2のプランを走り出せる点も優秀です。
ビワ
ロスト軸・ピジョリザミラーに加えてパオジアンに対しても強く出れるカードです。
ミラージュゲート・釣竿・入れ替え系・ふしぎなアメなど、グッズに依存するデッキが手札を溜め込んでいる時に使えればリソース対決で大きな有利を取ることができます。最近は先に攻撃し始めるメリットが薄く「待ち」の展開になることもしばしばあるので、手札を溜め込んだ相手のグッズを削り落とせる点が優秀です。
忘れられがちですが、手札を見ることで相手の次の行動を大まかに予測できる点も非常に強く、マッハサーチの権利が余っていればそれに備えた行動を前のターンから行うことができます。
フトゥー博士のシナリオ
終盤のロトムVやHPの削れたリザードンを回収することで負け筋を消す役割で採用しました。
今回のデッキリストでは入れ替え手段をケチっているので、かがやくリザードンでスタートしてしまったり、バトル場のポケモンが逃げられなくなってしまった時の緊急手段としても使えます。
ちなみに大会中3回かがやくリザードンでスタートしました(´;ω;`)
ネオラントV
昨今はロトムを2枚採用する型が主流ですが、私は1枚をネオラントにしたまま使用しています。
理由としてはロトムがサイド落ちしてしまっても、ネオラント→ペパー(封印石+グッズ)と繋ぐことで2ターン目にピジョットを育てるなど、最低限の序盤の動きはできると楽観的に考えたからです。(それにしても充電できない初動はだいぶ弱いですが、、、)
一方、ネオラントVを採用するメリットとしては、終盤の詰め盤面の時にハイパーボールからネオラントを介してボスにアクセスすることができます。終盤は基本的にピジョットも取られて手札干渉を食らうことは避けられないません。エーススペックをプライムキャッチャーにしていない分、最後に勝ち切る力をこの一枚で上げることができます。決勝戦も最後にこのカードでボスを持ってきて勝ちました。
ともだちてちょう
ピン刺しのビワ・フトゥーは効く対面ではとことん効くので再利用して使いまわしたいです。また、ミラーで先に攻撃をする展開になった時にボスを使ってしまった場合でも、隙を見て戻して置くことで終盤の詰めでも呼び出し札の枚数が足りるようになります。
他の採用カードは比較的採用の多いものになると思っているので説明を省きます。
3.当日マッチ簡易レポート
予選
1戦目 vs パオジアン ⭕️
出だしが遅れて序盤から押される展開。詰め切られて負けかと思いましたがまさかの相手の最後のサイドがスーパーエネルギー回収で、最後に攻撃することができなくなって勝てました。運が良かったです。。
2戦目 vsサーナイト ⭕️
相手が大事故を起こしていて、4ターンなにもできないターンがあったので押し切れました。自分がサイドペナルティを受けるミスをしてしまい対戦相手とジャッジにはご迷惑をお掛けしました。反省します。
3戦目 vs古代バレット ❌
コライドンとタケルライコを軸とした珍しいタイプ、1ターン目に展開できなかったところを後1から攻撃され続けて何もできずに負けました。このような対面でも強いと思ってたアンフェアスタンプは残念ながらサイドに、、、
4戦目 vsパオジアン ❌
キャンコロ手裏剣決められてヒトカゲが枯れてしまい、絶望的な状況。そこから、デヴォリューション+ビワでなんとかセグレイブをなくして時間を稼ぎましたがリソース切れにまではできませんでした。相手の最後のエネルギーをつけて攻撃してきたセグレイブに対してベンチから呼ばれたロトムが逃げられず詰め切られてしまいました。
5戦目 vsルギア ⭕️
序盤チラーミィを多めに展開してベンチを3枠埋めた所をみて、崩れたスタジアムを先置き。アーケオスを一体しか展開できないようにして相手の行動を縛り先にルギアでサイド2枚取れたのでそのまま押し切ることができました。サバイブギプス採用でしたがこちらとしてもロストスイーパーしたいカードはその一枚だけなのであまり脅威には感じませんでした。
6戦目 vsロスギラ ⭕️
サイド1取られた時点からアンフェアスタンプで手札を減らし相手の動きが鈍った所を攻撃し続けて押し切りました。デッキコンセプト通りの戦い方ができました。
トータル4-2でしたが負けた2名の方が1位と4位の方だったのでオポネント込みで7位でした。
決勝トーナメント
決勝トーナメント 1回戦 vsピジョリザ ⭕️
リソース対決になると見越していたため、序盤に先にピジョットを育てた後リザードンを育てるのではなくビワを使うことを優先。その結果なんと手札にふしぎなアメが4枚。2枚を削り落とし、そのあとピジョット、リザードンにそれぞれふしぎなアメを使ったのを見てからデヴォリューションを打つことで盤面からアタッカーを枯らして勝つことができました。
決勝トーナメント 準決勝 vsパオジアン ⭕️
この試合も序盤に相手が『ふしぎなアメを捨てて』ハイパーボールからセグレイブを加えたことで手札にふしぎなアメがあることを確信。次ターンにピジョットからリザードンを育てず無理矢理ビワを使ってふじきなアメを削り落とし、そのあと最後のふしぎなアメを使って育てたセグレイブに対してデヴォリューションを打った所で相手が投了。理想的なリソース勝ちができました。
決勝トーナメント 決勝 vsカウンターカイナ ⭕️
序盤何も展開できなかったのですが、エネルギーが付いていないテツナカイナをしつこく呼び出すことで2体のテツノカイナ両方に『ブーストエナジー未来を付けさせる』ことに成功(こうするとヘビーバトンが付かない)。なんとかトップペパーからロトム→封印石と繋いで4ターン目にようやくリザードンを1匹だけ育てることに成功し、その1匹でテツノカイナを2体倒したらエネルギーが続かなくなり逆転勝ちすることができました。
4.まとめ
大会全体を通して振り返ると、不利な対面をそこまで引いていなかったり、運に助けられている部分も多かったです。そのなかでも、個人的に良かった点は以下の3つです。
①環境読みの前に自分が一番自信のあるデッキで勝負したこと
②カビゴンLO、イダイナキバLOなどあまりに不利な対面は潔く切って他の対面の勝率が上がるようにしたこと
③各対面での主軸となる大まかな勝ちプランを決めており、それに沿って勝利を掴めたこと
ロスト軸 →序盤から手札を減らして押し切る
リザードンミラー・パオジアン →リソース対決
ルギア →かがやくリザードンでサイドを稼ぐ
サーナイト→ボス(手帳込み4枚)で徹底的にキルリアを枯らす
など
5.最後に
長くなってしまいましたが、以上が初優勝することのできたシティリーグの振り返りとなります。
余談ですが、私個人としては最近ようやく練習会・交流会などに参加できるようになりました。しかしまだまだポケカへの理解が浅い上、決まった練習コミュニティがないのが最近の悩みです。そのため今後も交流会・練習会にはできるだけ積極的に参加させていただこうと考えてますので、もしお会いした方がいたら仲良くしてくださると嬉しいです。よろしくお願いします。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました。
質問などあればX(@kokenokusa)などにてお気軽にご連絡ください!
ここから先は投げ銭的な要素として以下について追記したいと思います。
・採用を検討したが不採用にしたカード
・デッキ選択の考え方
本当に初心者でデッキ選択に悩んでいる方や、ポケカの時間が取りにくい方には参考になったり共感できる部分があるとかもしれませんので、読んでいただけると嬉しいです。
私の新弾(1パック)購入代になります。^^
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