NOTOnote③現地で感じたこと

vol.96
おはようございます。
3連休最終日、いかがお過ごしでしょうか。
今回の3連休はとても天気が良く、過ごしやすかったので朝ランしてとてもスッキリとして整った状態です。
今日も昨日に引き続き別のランニングシューズを洗いました。
家には5-6足はランニングシューズがあるので、汚れた靴はまだまだあります。
履いて走る→洗う→別の靴を履いて走る→洗うを繰り返してとりあえず一周して綺麗にしようと思います。
掃除スイッチONモード!

さて、シリーズ化してるNOTOnoteも3作目
前回、前々回はこちらをご覧ください。

いよいよ出発当日
前回にも書きましたが、能登半島までは能登空港があるので飛行機で行くのが一番早いです。
羽田からわずか60分で能登空港まで着きます。
めちゃくちゃ好アクセス。
空港に着くと、ボランティアの支援団体の方が車でお迎えに来てくださり、現地の大屋根広場まで乗せて行ってくれました。
その方はもともと能登出身ではない方なのですが、今回の震災を機に一家総出で住む場所を能登に移し、旦那様も復興支援に携わられているとても素敵なご家族なんです。
移動の道中、能登での生活について聞きました。
と、その前に飛行機についての会話から始まりました。
1本しかないから、楽ですよね。
そう、1本とは一日に飛行機の出る便の数。
羽田-能登空港までの便は一往復しかありません。
私が行ったのは日曜日だったのですが、この時点で日曜日に帰ることは不可能。
必然的に翌日の便で帰ることになります。
この「1本しかないから楽」という意味、皆さんは分かりますか?
関東圏に住んでいる人なら「1本しかないから、不便」と思いませんか。
私はこの言葉の意味が割とすぐ理解できました。
考える選択肢がないから、悩む必要がなくなります。
この世の中は選択肢で溢れている。
便利になればなるほど、私たちはたくさん悩む。
どちらが幸せか、ですよね。
その方はこうも続けました。
「お店も19時とかには閉まるし、カフェもないから、寄るところがなくまっすぐ家に帰るしか選択肢なくて、逆にそれが楽なんですよね。」
なるほど。その発想はここに住んでみないと生まれない。
でも、私が今回初めて能登に行くことにより、全然知らない世界を知る事ができた。
田舎って、不便で生活がしづらい場所という偏見がありました。
この少しの会話で、そういう発想が生まれるのか、幸せだな
と感じる事ができた。

道中は他には地震の被害について少し伺いました。
私が連れてってもらった大屋根広場までの道のりは、完全に倒壊している家はなかったですが、
ビニールシートで屋根が覆われている家はいくつか散見されました。
土砂崩れの防止のために建てられのか、山沿いの道路にはところどころについたての壁のようなものが造られているエリアもありました。
そして、大屋根広場到着。
ここは海沿いで、天気も良かったのでとても景色が開けて綺麗な場所でした。

ところどころにこのような張り紙をしてある家があり、傾いていました。

到着したら、たくさんのボランティアメンバーの方々が準備を炊き出しの開始しておりました。
そこには上下関係は全くなく、お互いが助け合う精神の方達ばかり。
そして、子供たちも何も言われなくても自ら手伝い行動する子たちばかり。
役割を明確に与えていないにも関わらず、誰が指摘するわけでもなく、足りない穴は自然と誰かが埋める
そんな素晴らしい人たちに囲まれた環境でした。
みんな、心に余裕を感じる。

現地で出会ったおじいちゃんおばあちゃん、そして子供たち
とにかく笑顔が素敵でキラキラ輝いていた。
「どうもありがとう」と感謝の言葉を何度もいただけた。
こんなに感謝されると思っていかなかったから、
行くだけで逆に元気をいただけた。

まだまだ大変な日々は続いている地域もありますが、
私が感じたのは、人々の生きる希望。
とにかくみんなの笑顔が素敵で愛らしくて仕方なかった。
辛いこともありますが、
下を向いていたって仕方ない。
楽しいことをして、全力で楽しもう。
そうやって前を向いている人たちに出逢えました。

頑張ろう、能登。
心より、一日も早い復帰をお祈りしています。
そして、現地で出逢えたすべての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
素敵な笑顔に元気づけられました。
有難う。

写真におさめたたくさんの笑顔の写真
愛がたくさん詰まってるこの写真たち
どこかでたくさんの人に見てもらいたくて
共有する場を考えてる。
カタチに残したい。

本日も素敵な一日をお過ごしください。

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