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カメラについて

私は今、平日は普通の会社員
週末はカメラマンをしている。
といってもカメラマンはゆるりとマイペースにやっている程度。

カメラを始めたきっかけとカメラマンを始めて、そして今後について振り返って書き出してみたいと思います。

カメラを始めたきっかけ

最初は「ミラーレス一眼が欲しい」と、ただ漠然と綺麗な写真が撮りたいという理由で良いカメラを既に持っている会社の先輩(Sさん)に相談
私「カメラが欲しいのですが、オススメ教えてください!」
Sさん「何撮りたいの?予算は?それによるよ。」
私「…」
当時は特に撮りたいものもなく、なんとなく綺麗な写真に魅力を感じていただけ
結局「カメラにいくら払えるか」という上限で決めることにしました。
当時買ったのはSONYのα5100
なぜSONYを選んだか
これは一択で、SさんがSONYだったから。
同じメーカーを買えば、使い方も教えてもらえるし、
持ってるレンズを貸していただけるという大きな特典があったので迷わず同メーカーのものを購入。
(それからというもの、惜しみなくカメラやらレンズやらを貸していただいたおかげで私はまんまとカメラ沼にハマりました。)

何も分からない私に、絞り(F)とシャッタースピード(S)とISO感度の関係性やホワイトバランス(WB)などなど丁寧に説明いただき
マニュアル設定で撮れるまでご指導いただきました。
撮った写真を見てもらっては「この空間何?」とか「被写体の位置この方がいい」とか「この目線の先欲しいねー。」とか毎度アドバイスをいただき、まじで師匠には感謝。(Sさん→師匠へ勝手に格上げ)
割と最初の方に撮ったのがよさこいソーラン祭り(2017年)
この時に撮る「躍動感」というものに一つの魅力を感じる。
iPhoneでは絶対に撮れないこのスピードある動きをパシッと納める快感
そして人間の表情豊かな瞬間
良い写真が撮れた時に気持ちが高揚する感覚を覚えた。

写真の躍動感に心が躍った初期(2017年6月)

バスケ×カメラとの出会い

見に行くきっかけがなんだったかあまり覚えていない。
ただBリーグ2シーズン目のCS(チャンピオンシップの略で、リーグ戦が終わり上位8チームのみが進出できる日本一を決める大会)の準決勝がテレビでやっていて、
そこでシーホース三河との出会い、更には金丸晃輔との再会(というか再見)があった。
「あ、金丸出てる。」
実家で母とバスケを見ていた。実は私も母も金丸晃輔をもともと知っていた。(高校〜大学〜パナソニック時代と意外とマニアックに知っていたw)
試合は延長戦にもつれる大接戦試合だった。
私は気づいたらシーホースを、そして金丸を応援していた。
バスケ、めちゃくちゃ面白いじゃん!
いつしか現地観戦するようになり、
そしていつしか毎試合カメラを持って撮りまくっていた。
ここでも感じる躍動感にやみつきになる。
良い写真、もっと撮りたい!

愛知遠征にも行くほどハマる期

コロナ禍での出来事

2シーズンほどは遠征にも行きながらとにかく推しのチーム、選手の試合を観るためにお金も時間も費やしていた。
撮る写真は毎試合300枚を超える
毎試合撮っては前述したあの「快感」を求めてただただ1人で一喜一憂していた。
そんな時に急に訪れた、コロナ禍
急に観戦に行く楽しみを全て奪われた。
やる事もなく暇になったので、思いつきで匿名でInstagramを始めてみた。
知り合いには何一つ明かさずに。
バスケの写真だけをあげるいわゆる趣味垢というサブアカウントを開設
フォロワーがどこまで増やせるかをある種ゲーム感覚でやってみる。
選手をタグづけしてみたり、ストーリーでメンションしてみたり、
ハッシュタグを工夫してみたり
日々増えるフォロワーに楽しさを覚えた。
選手からDMが来たり、いいねをくれたりもして、モチベーションになった。
フォロワーの中には「保存して良いですか?」「〇〇さん(私の趣味垢名)の写真、とても好きです。」「見た瞬間、涙が出ました。」と言ってくれる方もいた。
「意外と私の写真、需要あるんだ。」
こんな気づきも得られた。
自分の写真に一気に自信がつく。
誰かのために撮る写真、悪くないかも…。

この選手のファンの方から「涙が出た」と連絡をいただき自分の写真の価値を知る

友達の家族写真

コロナが落ち着き始めた頃、友達との再会も増えてきた。
そしてやってみた、友達の家族写真撮影。
動きのある写真には自信がついていたので、子供の写真も撮れるだろうと安易にやってみる。
結果、自己評価的にはイマイチだった(気がする)。
だが、友達評価がめちゃくちゃ良かった。
「これで副業やれば!?」
この一言が全ての始まりだと今振り返ると思う。
もちろん、この頃はそんなこと全く考えなかったので、やる気は0
「えーできるかな?笑」と言ってさらっと流した。笑
カメラでお金稼ぐなんて、今仕事あるし無理だよなー。
この頃はまだやってもないことを無理と思っていた。

初めてやってみた家族写真(2021年4月)

カメラマンとの出会い

地元に帰ったとある夏の日、友達に連れられていつしか通うようになったカフェに1人で行くと、
いつも通り仲良くしてくれた店員さんに「カメラマンさんだよ!」と紹介してくれた。
そこで出会った水中カメラマンのYさん。
彼は本業サラリーマンでありながらカメラマンでも稼いでいた。
私の心の内にしまっておいた「副業」という選択肢、目の前にやってる人が現れるとは。
「やってみたら出来ちゃうもんですよ。」
その後も色々と話して、初対面なのにこんなにカメラで意気投合するのはまた運命的な出会いをしたなと今でも思う。
そんな彼に背中を押されて一気にカメラマンになることを現実的に考えるようになる。
あの頃の出会いに本当に感謝。

そしてカメラマンへ、そこから見えてきたもの

そこからはインスタ開設、ポートフォリオも作ってみたりしてとにかく「形だけ開業」
会社にも申請をして面接をした。
言えばあとは自ら動くでしょうと。
最初の頃は「とにかく場数踏もう!」と意気込んで、友達の写真を撮らせてもらったりした。
ご縁があってプロバスケチームの試合写真を撮らせてもらう経験もさせてもらい、なりふり構わずシャッターを押し続けてた。
いくつか撮っていくうちに見えてきたものがあった。

撮る時に大切にしていること

友人から、私の写真を見て「暖かい」と言ってくれることがあり、
私も自分自身が撮る時に大切にしていることを見つめ直してみた。
狙った構図、狙った表情にカメラ目線で撮るキメキメな表情より
自然と滲み出る喜怒哀楽の表情を撮るのが好き。
気づいたらそんな写真ばかり撮っている。

そして自分は表現者としてその人間の感情というものを切り取って残したい。
「愛」を残したい。
自分の名前にかけて、フォトグラファーとしてのテーマは「愛」にしてます。

3x3のプロバスケチームの公式カメラマンとして試合撮影(2022年9月)

これから

現在は家族写真を中心に出張撮影をしております。
今後はバスケの写真を趣味を超えてビジネスで撮ってみたいという願望もあり、
その写真で個展を開きたいという夢もあります。
また、私にはもう一つ夢があり、それはいつかの時にまた書こうと思いますが
その夢に向けても自分磨きのために写真を撮っていきます。
私と一緒にこんなことしたいという想いやアイデアがあればぜひ一緒にやりましょう!
私の写真で協力できることがあれば全然ウェルカムです。
私らしさである温かい人間らしい写真を
誰かのためにこれからも撮っていきたいなと思ってます。

おわりに

今回カメラのことについて書いてみました。
振り返れば色んな人に会って、
そこで言われたことや様々な環境の中で今の経験に繋がっているという実感があり
本当に運が良いし恵まれていると思います。
ここであげた方じゃなくとも
一つ一つの出会いが私の経験値になっているので、本当に感謝しかないです。
私の撮る一つ一つの写真で皆さんが喜んでくれたり幸せな気持ちになってくれたら嬉しいです。
思い出の1枚となってくれるように
これからも愛を込めてシャッターを切り続けたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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