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”Z世代起業家”4人に聞いた。 起業と自分との向き合い方。


今回、王子駅近くで開催された”未来の起業家向けイベント”に参加してきた。
このイベントは4人の起業家が、初めてお金を稼いだ方法から、企業するまでの悩み、大事にしていることについて聞くことができた。
プレゼン終了後は座談会として、テーブル1つで質疑応答が和やかに行われた。

参加者側も、WEB制作、被服学生、MBA学生、エッセイストなど多様で、多彩なディスカッションが行われた。

簡単に4人の起業家を紹介する。(写真クリックで会社のアカウントに飛べる)

中村 賢(なかむら けん)

O.Ruun inc.
中村 賢の運営するシェアハウス

半年前、鹿児島から上京し新宿起業家シェアハウスに入居、自身でも来月から王子駅近くにてオーナーとしてシェアハウスを行うなどフレッシュな起業家だ。
環境系学生団体やボランティアサークルの代表など多彩な一面が垣間見える。
彼の掲げるVISONも『0からロマンを作り続ける』や、実直で素直であることを大事にしている。写真からも分かるように人間味あふれる存在感を放って、場を和ませていた。

大堀 蒼太(おおほり そうた)

(株)ドルマ

彼は突破力を感じる起業家だった。登壇者の中でも会社運営歴は最長で、2つの会社を運営している。泥臭いビジネスはやるべきか?と言った問いから、泥臭さの中も彼の信念はあり、それは”顧客が悲しむようなビジネスだけは避ける”や”嫌われてもいいが恨まれてはいけない”など心に刺さるメッセージが聞けた。
ビジネスにおいても収益を個人と法人に分けていることや、長期的に続けるコツを教えてくれた。

川島碩介 (かわしま ひろすけ)

(株)ソフィエイト

彼は人生を"絶対に逃れられない資本主義ゲーム"とうたい、参加者を惹きつける。
自らを”効率大好きマン”と言う反面、座談会では人望あふれる優しい話し方が印象的だった。
起業に関しても、『起業したい→起業する』の間に発生する期間を”起業する沼”とし、起業する流れを葛藤と共にロジカルに説明してくれた。
これは参加者の心に大きく響いただろう。

三浦 光希(みうら こうき)

Kajiba(株)

インフルエンサーでインスタグラムで話題の積立てるぞうが起業をしている。
彼は金融リテラシーをあげたい一心から子供食堂のボランティアや積立NISAを軸に”投資をしないこと”のリスクを日々発信している。
彼の印象はとても正直な人柄で、プレゼンを見ていてもここまで正直に話さなくてもいいのでは?と心配になるほどの詳細な売上を公開してくれた。
まるで株主総会にでも参加したようだった。
(僕自身、株主総会に参加したことはない)


最後に、起業家といったらどうしても敷居の高い人たちのように感じるが、この4人はとてつもなく親しみやすくて驚いた。帰り際、他の参加者とも人柄の良さを感じた話をしながら帰ったくらいだ。

メンタル面に関して、4人の共通項は

”自分で作り上げた軸をちゃんと持ち続けていること”

と感じた。
彼らも不安になることや、辛いと感じてしまうことはあると言う。
その都度自分と向き合ったり、行動を起こしているという。

行動すると言っても、鹿児島から東京に拠点を変えることや、本を一冊読むなど大小様々だ。手段をたくさん持っていることは、自分を安定させることにつながると考える。

みんなが考えるより彼らはずっと近い存在なのかも知れない。



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