日記 1220〜1225
1220
6時前に目が覚めて、流石に風呂に入った。二日酔いしているのが分かる。眠り直そうとしても、末端が冷え切って温まらず、腹痛もする。太陽が出てきて出勤。
二日酔いで悪い気分のまま労働、退勤。『動物のお医者さん』を十何年ぶりに読んでみる。同居人が全巻集めていたのに感謝。来週、友人らとの忘年会でぶっちゃケーキ(幼少期の"推し"をケーキに差して告白し合う遊び)をやる予定。いくつか思い出しているうちの1つ。
1221
昨夜は空腹"感"が凄まじく、深夜にカップラーメンをしっかり食べた。
10時前、家を出てケーキ料理教室へと向かう。夕方からNさんを自宅に招いて、鍋会をする予定。同居人は家の掃除をしてくれるよう。
怒涛のケーキレッスン、終了。真っ白のガトーブランを完成させ、13時を回った。4人生徒のうち、私のみ初心者という状況。先生から生徒への声かけのうち5,6割ほどは私に向けてくれていた。それにしても、テキパキサクサクと進むので、かなりスリルがあった。スポンジに使うメレンゲの立ちが不足していたのであまり膨らまず、最終手順になってくると高さが足りないことが影響して、生クリームのタイヤ模様が上手くいかなかった。最後に先生から、3回しか来れないから、基礎コースをやった方が易しいよと声をかけてくれた。でも先生、私はこの日にケーキを作って用意したかったんです、と心で返し、そうします、と基礎コースのポスターを眺めた。
占い猫の不在、水の入った器は置いてある。
帰宅して掃除。昼食と買い出しのために隣駅へと出る。煮干しラーメン屋に閉店2分前に入ってしまい、急きながら食べて出る。行列のできるワイン屋で白ワイン、イトーヨーカドーで食材を買って帰る。
ビエンロー鍋を作り始める。同居人が友人Nさんを最寄りまで迎えに行く。Nさんは新作の帽子を被っていて、これがとても可愛らしかった。カツオのたたきを切る、北海道のホタテやウニを切る、酢飯を少量作る。同居人作のハイボールで乾杯。良い家に住みたい、そんな話で鍋をつついた。ビエンロー鍋は本当に美味しかった。塩と七味がよく合った。けんた食堂は本物だ。デザートに、作ったケーキと、Nさんお土産のケーキを食べた。ガトーブランには、大層喜んでくれていて、恐縮しながらも嬉しかった。
食後は、Nさんが最近好きな映画と紹介してくれた『キッチン』(1989年)を途中まで観た。同居人とNさんには、その間での共通言語がある、と2人が映画にコメントするのを聞いて感じた。同じ監督、製作の『(ハル)』(1996年)を途中まで観たところで、Nさんの帰りを駅まで見送った。帰宅して、『(ハル)』を終わりまで観た。映像の画が、始めから終わりまで綺麗だった。あのシーンで終わってくれて良かった。心の底から安堵した。
1222
朝からガトーブランを食べて、9時に家を出る。教会のクリスマス礼拝の日。
正しい人、ヨセフについての話。祝会では、オカリナの演奏、朗読、コーラス。青年会でお茶をした。
14時半頃に母と合流。年賀状を買った。セレオの最上階の洋食屋に入り、パスタを注文する。広場では少年少女の合唱が披露されている。その間、母の引越し関連での所所問題点について、代わりに不動産担当者に電話して色々と問い合わせた。何を処分するのか、いつ処分するのか、大枠の話をして2時間ほど経過した。日は暮れた。
帰宅。1日中倒れていた同居人。洗濯物を回し干す、皿洗いを分担。ウェンディーズのハンバーガーを頼む。チキンとポテトをトーストに曝すととても美味しい。TVerでM-1グランプリを観ながら食べた。これまでの人生では一部始終を観たことはなかったので、体験として面白かった。演者に好き勝手言ったり、審査員審査をしたりと、視聴者は気楽なものだなあと思った。終わったあと、暫くトム・ブラウンの真似をした。風呂に入って眠る。
1223
仕事終わりに友人らと忘年会の日。同僚Sへのプレゼントを家に置いて出てしまった。いつもそうだ。結局、もう一つ用意したものも、失敗してしまった。
忘年会会場へ、1時間少しかけて向かう。20時開始の具合がありがたい。この前ライブを見に行った高校時代の友人らが企画してくれた、同窓会のようなもの。ライブハウス以外で顔を合わせることが稀なことで、少し緊張もする。
鍋やお酒をたらふくして、終電で帰る。友人らと話すのもそこそこに、賑やかな雰囲気がただ楽しいものだった。ぶっちゃケーキはくじ引き形式だったので、1人だけ刺してきた。後の4人は、誰かに刺されたことでしょう。シャインマスカットを持ち込んで、ケーキの周りを囲ってもらった。蛇足だったか分からないけど、喜んでもらえたなら良かった。凄くトイレに行きたいので、目を覚まして乗り換えを待っている。
帰路、耳に入れるものがなくて、物足りなくもある。飲み放題だったので、程々に飲んだ。高校時代の友人らに会うと皆、ぴかぴかと輝いて見える。
1224
昨日は、同居人がお喋り中に眠った。リビングに移動して編み物をしている内に眠った。目が覚めたら3時になっていた。
正午を過ぎてから家を出た。区役所に行く。空腹している。お昼を食べたら、クリスマスイブの押上はあまり行く気もしないけれど、プレゼントを探しに行く。凄く遠回りしながら一駅分歩いた。職場の年賀状に少し手を付けたいので、回転の遅そうな店を探す。
エクセルシオールカフェで、パスタとほうじ茶ラテを頼む。ほうじ茶ラテの気泡が、虹色をしていた。食べて飲んで、年賀状を書く。スカイツリータウン内では個体となって歩き回る、探し回る。5時を回る。最寄りのスーパーで買い物をして帰る。ポークソテー、付け合わせ、オニオンスープなど作る。後は同居人が帰るまでブッラータチーズを解凍させて、サラダを作る予定。23時に退勤予定と聞く。あまり糸でやっつけ編み物をして、魑魅魍魎のような色が、ただ広がっただけだった。ポッドキャストをいくつか聞いたが集中できなかった。
最近は、散歩があまり得意ではなくなった。寒いとか、賑やかすぎるとか、そういう事はあると思うけれど。寄れるところも少くて、報酬なく感じる。土地勘を過信した結果、凄くゆっくりしたくもない道をそれ以上に遠回りすることになるのも良くない。急く気持ちだったり、目的ある動きをしていたくて、足を止めたくない気持ちも良くない。飲食店を軽く決められないのも良くない。ある散歩を目的としないといけないほど、余裕がなくなったのかもしれない。誰かに、何かを言い忘れている。仕事で、進められていないことがある。無心になろうと焦るのもむず痒くて、無心とは別に逃避をしている。
1225
昨夜、23:40頃に帰宅した同居人と、細やかに乾杯する。2人で進めようと思っていた話は特に進まず。
出勤。後輩Kさんの資料を丁寧に見なくては。カンファレンスの予定を決めなくては。誰かの食事、誰かの薬、誰かの検査。
退勤。後輩Kさんが、朝の出勤中に労災に被った。ライン上のやりとりで、一先ず状況を把握するに留めた。来月には彼女の症例報告会があり、数々が重なっている状況が心配になる。
夜、残りのケーキを全部食べた。
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