ルーンテラ5.4ランクマッチ 使ったデッキ紹介

 従来使っていたデッキがスタン落ちしたり、新カードが追加されたりしたので、自力でデッキを作る必要があった新シーズンなのかなと思います。使ったデッキの中で、特に良かった奴らを紹介します

前提

 ランクマッチでランクを上げられるくらい勝率を出したいと思ったとき、勝率50%では困るわけです。そう考えたときに、自分の中では避けたい構築がいくつかあって、まずはそれらを雑に紹介します。

  • ミラーマッチで優位に立てないもの

  • コンボ要素が強いデッキ

 ミラーマッチは勝率が50%になりがちです。自分で独自にミラーマッチにおいて有利になるようにデッキ内容を変えたりしていない限り、やりたくないです。
 現状のエルダードラゴンは、ユニットのステータスが高いほうが有利だと思われていますが、相手より先に自分の盤面のステータスが高くなるかどうかは、クラウドドレイクを引いた枚数に依存していて、構築によらず運ゲーだと思ったので、使うのを避けました。

 コンボデッキに関しては、確率的な不利を勝手に背負いたくないからです。
 初手の引き直しは、初手4枚、選択あり重複なしで引き直しを行い、各ラウンド開始時に1枚カードを引きます。1ラウンド目開始時までに、最大9枚山札をめくれます。ドローカードが強くないゲーム性なので、初手の確率はかなり重要です。
 4ラウンド目開始時までに任意のカード1枚以上引ける確率は七割くらいあります…が、任意のカード2枚以上の組み合わせを引くとなると、0.7×0.7で、5割を下回るわけです。コンボが成立しないと弱い、というのは、勝率重視でランクを上げるうえで致命的です。

 上記のデッキを避けました。上記のデッキは、安定感と引き換えに強さを手にしていると解釈しているので、試行回数を稼いでランクを上げたい人や、勝率50%~60%を目指しているならぜひ使ってください。
 ヤスオ、アッシュ、ティーモ、グヴェンあたりは、引いたら勝てるといっても過言ではないくらい強いデッキだと思いますが、引けなかったらプレイヤーがちょっと頑張ったぐらいでは勝てないので、個人的に避けました。

環境

 上記のデッキを避けた結果、デッキが弱くなったり、環境デッキに不利をとってしまったら本末転倒です。統計データや、対戦を繰り返してよく当たるデッキに勝てるようにしたいので、環境読みをしましょう。

  • カードパワーが高いエルダードラゴン

  • エルダードラゴンに勝てるアグロ

 この2強な感じがします。これらに勝つために自分がデッキを組むうえで重視したことは

  • 盤面を遮断されても打点を出せるバーン要素

  • ネクサスを守り、相手を先にリソース切れにさせる横ならべ要素

 この二つです。俗に言う、アグロに強いアグロデッキを選択しました。今まで使い込んだ貯金があるから今回も行けるだろうという魂胆です。

デッキ紹介

ニーコヴェックス

 解説記事を別途用意しました。結局このデッキが一番勝ちました。エルダードラゴンにはかなり負け越したような気がしますが、最終的に勝率7割以上出せてたんじゃないかなと思います。

ルルジンクス

 このデッキもかなり勝ちました。3日前くらいの統計データでは、デッキレシピがよくないから使いたくないなーと思ってたところ、つい先日強いデッキレシピが統計サイトに表示されるようになり、勝率のデータもとんでもなく上がってました。
 アグロミラーで優位に立てるように勝手にデッキを変えていますが、ブローバックの除去性能、バーンダメージの火力も申し分なく、アグロミラーは1度しか負けませんでした。

製図家ニーラジャンナ

 正直言ってあんまり使った記憶はないですが、それゆえに勝率が高かったので載せておきます。
 プールシャークがスタン落ちしたので、それに代わって空駆ける製図家をデッキに入れ、合わせて高コスト帯のユニットを大量採用しました。
 デッキを2コスト以上で構成し、デッキに入れた流撃を製図家でサーチする魂胆ですが、低コストユニットを大量に入れてアグロするほうが最大値が高く、間違いなく強いと思いました。
 アップドラフトをするカードが従来より多く、ニーラのレベルアップが6ラウンド目に見込めたのと、フリーティングを持つカードをデッキに戻しきれたため、水底の聖堂を採用しませんでしたが、練度不足も相まってどうやってデッキを組めばいいかわからなかったです。

ニーラサミーラ

 相手のエルダードラゴンに4ラウンド目古代のイエティ+ドラゴンの加護でチャレンジャーを連続で付与され続け、かなり早い段階で連敗してしまったので、すぐにデッキを持ち替えてしまいました。
 致命的なナーフを幾度となく受け、結構なカードがスタン落ちしているのでおすすめはしませんが、誰も対策を知らないので勝てているなという実感はありました。

パイレーツアグロ

 古来からあるパイレーツアグロですが、潮乗りのザップ、ナーガケイボロスの眼がスタン落ちしたことによって、安定して勝てるデッキではなくなったのかなと思いました。
 ミス・フォーチュンのアタック時効果や、レイニングバレットで相手の盤面を一掃しながらネクサスを叩けるので、アグロに強く、爆発力は依然として高いですが、事故りやすすぎて肌に合いませんでした。

レイザーメイスバーン

 ルルジンクスのデッキレシピが弱いものしか出回ってなかったとき、こっちを使ったほうがましだろうと思って込んだ構築。
 チャレンジャーやスタンを使ってレイザーメイスのストライクを通したり、怒れる噴炎龍に鍛錬のオーバーパワーをつけたりして殴り倒していました。
 自分の履歴になぜか乗ってないのですが、結構勝った覚えがあります。

総評

 新カードが扱いずらかったり、サポートに徹するカードなので、現状ほとんど使われてなく、従来のデッキと、今までプレイしてきた練度の貯金で戦っただけではありますが、よく勝ったほうでしょう。

 昔からドローソースに頼ってなかったニダリーデッキや、キーカードを引いたら勝ち、引かなかったら負けの上振れ特化デッキが現状かなり魅力的に見えていて、自分のほうが上手ならば安定行動だけで勝てる、そうなるようなデッキを作るというような自分の古い考え方を改め、統計上勝っているデッキを使い込んでみたいですね。

 

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