見出し画像

京都移住6年目におもう

京都に住まうようになって、5年が経ちました。
もともと京都には何のゆかりもなかった私ですが、ひょんなきっかけでこの地域に魅力を感じるようになり、思い切って移住したのが5年前の今頃でした。
もともと大阪に住んでいたので、移住というほど大層なものではありませんが、それでも、大阪と京都だとずいぶんと暮らし向きも違います。
ほかの地方の方からすると、大阪と京都は同じ関西で一括り、なのかもしれませんが、思っている以上に、文化も雰囲気も違います。
今住んでいるエリアは、老若男女問わず特に個性的な人々が住んだり活発に活動してたりで、それを日常生活の中で交わりながら過ごせるので、大阪に住んでいた時よりも、はるかに毎日の日常が面白いです。
もちろん、大阪にもそういう場所はたくさんあると思うのですが、今住んでいるエリアに来て独特だなーと思うのは、そういう面白いことを、わざわざ探しに行かずとも、日常の中に自然と存在しているということです。普段の息づかいのような感覚でやっている。しかも、自分たちもその中に入っていくことのできる余地がある。こういうのはなかなか大阪にいた頃にはあまりなかったよなあと思います。
住み始めた頃は、いろいろみたり聞いたり、まだまだ様子見でしたが、最近になって、いろんな活動をしている方や、ユニークなお店の方と仲良くなる事が増えて来て、いよいよこれから、ここでの暮らしが楽しくなってくるな、という予感があります。
そんな中で自分は、音楽活動と「こけし鉄道」と、大きく2つの活動をしていますが、この2つを軸に、これからいろんなコミュニティに積極的に参加して、仲間とのつながりを増やしていきたいなあと思っています。
個人的に、漠然とではありますがいずれはやりたいなーと思っていることがいくつかあって、まだうまくまとまっていないのですが、こういう活動を積み重ねていく中で、方向性を探っていけたらなあと考えています。


最近とみに思うのは、特技や持っているものがあっても、それをアウトプットすることで一緒に楽しんだり反応したりしてくれる仲間がいないと、広がって行かないよなあということです。そしてその逆も然りで、身の回りの知り合いが取り組んでいる何かに積極的に関わっていくこともないとなあ、と、そんなことを考えています。


現在は、若社長もまだ小さいですので、新たに何かを立ち上げるということにはあまり時間を割けません。ただ、今ある資源をどう広げたり発信するか、ってことや、身の回りの知り合いがやっているユニークな取り組みに参加してみたり、という時間は比較的取れるかな、という具合なので、そっちにいろいろ力を注ぎながら、地域のコミュニティに積極的に参加していってみようかなーなんて考えております。
そんなことを考えながら、CDの制作を進めたり、こけ鉄倶楽部の発行をせっせと進める毎日であります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?