『リベンジ・スワップ』/新たな復讐映画
▷『リベンジ・スワップ』 Netflix
▷89点/学園モノとコンビの組み合わせは面白いしかない。
▷あらすじ
『自身のオナニー動画を彼氏に晒され、学園の女王の座から転落してしまった女子高校生と地味でレズビアンの転校生が、互いに傷つけられた敵に復讐を誓う。何も無い所から徹底的に情報を掴んだり、裏工作をして近づいていく。しかし、最後の一手として復讐を完了したかと思えば、敵は上手くかわし、本当の敵が現れていく。』
▷徹底感想
最近Netflixの映画はハズレや微妙な作品ばかりで、飽き飽きしていましたが、今回は素晴らしいです。
出ている人がマヤ・ホーク。ストレンジャーシングスでも僕が大好きなキャラであり、この映画でもレズビアンの女の子です。
今回彼女の金髪可愛かったけど、高校生には見えないですね(笑)。
今回の映画のテーマは、復讐映画なのですが、結構新しい切り口の復讐映画だなと感じました。
一般的に復讐映画は、自分が敵側に負けて、ずっと辛い思いを生きていくか、敵を殺してスカッとするか、復讐した後、苦悩に苛まれるというのが一般的ですが、この映画は違います。
この映画は、敵の親玉はゴミ屑野郎なのですが、周りの奴はそれに同調してしまって、元々仲良かった主人公を攻撃してしまいます。
しかし、本当は仲良くしたかったはずなのに、物事を複雑化してしまったことが原因だと思います。しかし、この複雑にしてしまった理由としては、SNSのせいだと思います。
このSNSが、この映画を狂わせていきます。本当にこれはテーマですよね。
噂が独り歩きして、あいつはこんな奴、昔こんなことやってたらしいよ等このSNSのせいで人生も狂わせるのは本当に酷だと思いました。
本人に会わなければ分からないこともあるのに、SNSで決めつけられるのは現代の象徴ですね。
また、敵側も最後復讐されるのですが、きちんと更生をする姿勢を持っており、ここも新たな切り口だなと感じました。
後ね、BGMが素晴らしいです、ガンガンに自分の耳と心を興奮しました。
▷まとめ
以上が『リベンジスワップ』でした。
学園モノでタッグという組み合わせは最高で、上手く嚙み合ったなと感じました。非常に面白かったです。