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少年の君/繋がれない恋愛を見よ。

▷『少年の君』 U-NEXT

▷94点/辛い環境で守り守られの恋心が芽生える。

▷あらすじ

『孤独な優等生な少女と環境が不遇な不良少年。出会うはずのなかった二人が過酷な日常に光が射す。孤独な優等生・チェン。彼女は進学校に通い、高考を控え、周りの人が殺伐とする状況の日々を過ごしていたが、同級生の女子生徒がいじめを受けて、自殺をしてしまう。そして、次のターゲットにされたのは、チェンであった。彼女は、孤独で助けを求める者がいない。いじめを受けながら、心身共に疲弊している時に、下校していた時、不良少年シャオベイが集団暴行を受けていた。その出来事がきっかけに、守り守られの関係に、牽き合わせられる。』

▷徹底感想

生き地獄とはこのことですよね。いじめをするのは本当に下品であり、誰でも簡単に行えるという負の行動だと感じます。自分も知らぬ間に、いじめられたりいじめた経験は無いのですが、もしかしたらあるのではと振り返りましたね。

それでは、自分がどこにが面白かったのかや心に残ったのかを書いていきましょう。

まず、中国の勉強が鬼畜すぎてエグイことですね。

日本の大学受験も中々辛い思いをした自分から見れば、他の国の大学受験は知りませんでした。(自分は、大学受験の時私立何も受けずに、国公立一本にするといった背水の陣をしたことがある。)

しかし、中国の大学受験は、想像の5倍の鬼畜の諸行でした。まず、高校三年間全て大学受験のための勉強しかしないし、机の上には大量の教科書や体育の授業は途中で勉強がしたい人は、途中退席しても良いや高考は一年に一回で全て記述問題。

これを見た瞬間に、『あー、俺日本に生まれてきて良かった。』と。感謝をしてしまいました。競争社会がゴリゴリに強く、追いつけない者は置いていくの究極的な例だと感じます。中国の恐ろしさと感じるのと同時に今後は中国の脳みそが国や世界を建設していくと感じましたね。

次に、ボディーガードとか弱い女の子の惹かれあう不思議な関係です。

シャオベイは喧嘩が強い訳ではありませんが、一般的な人よりは強いです。そんな彼は、チェンを学校から守るように懇願され、彼女の後ろにいつも付いていくようになりました。

その後、チェンに危害を加えようとする、いじめっ子のメンバーの女の子をゴリゴリに脅したり、暴力を加えたりする等良いボディーガードとしての役割を果たしました。

しかし、ある日シャオベイが婦女暴行として警察に補導をされ、一度チェンを見離してしまいました。しかし、この婦女暴行事件はチェンをいじめる者たちのでっち上げでした。

さぁ、取り巻きがいなくなった、チェンに再び現れるいじめっ子たち。彼女に襲い掛かります、個人的には本気に精神を殺しにいくなら、レイプをすると思ったのですが、ここで本格的に事件に発展するとより面倒になるので、暴行や髪を切ったりして身体に傷を加えました。

そして、保釈されたシャオベイは家に帰ると、ボロボロになったチェンがいました。それを見た瞬間に、殺意と憎しみが湧き、殺しを実行しようとしますが、チェンはそれを止めます。理由としては、彼に罪を犯してほしくないから。私が、北京大学に受かれば、一緒に北京に行こうと約束をしていたのに、今犯罪を犯すと無意味になると発言をし、自分の感情を殺しながら、理論的に説明します。

そして、彼女の髪はボロボロだったので、彼女を坊主にします。そして、シャオベイも坊主にします。ここのシーンはカッコ良すぎましたね。自分もこの状況になったら、この判断をしますね。

そして、高考試験当日。チェンは普段通りのように試験を淡々と受けます。いじめを受けたとは思えないほどに。そして、高考が終わり、運命の結果を待つだけでした。

しかし、驚きの事件が出ます。チェンをいじめたリーダー格の少女が土の中に埋められている死体遺棄の事件が明らかになります。

あれあれあれ??殺された?シャオベイはその前から怪しい動きをしており、友達から車を借りている証拠も出てきており、シャオベイは捕まってしまいます。端hして、チェンは彼を助けれるのか?そして、彼を見捨てて北京大学を選ぶのか??

続きは映像をご覧下さい、、、

以上が、『少年の君』でした。香港の映画を初めて観ましたが、滅茶苦茶面白かったし、暗い内容でも新たな光が射した時は、素晴らしい映画だなと感じました。お勧めでございます。

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