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仕事しながら、”時間持ち”になる方法#9
前回の記事では、「燃え尽きたけど得たもの」についてお話ししました。
今回は、その燃え尽きからどう復活し、再び前向きに進むための方法についてお話しします。
このテーマはブログ運営だけでなく、ビジネス全般に言えることだと思いますので、ぜひ参考にしてください。
そもそも燃え尽きの原因は?
ブログで成果を出したものの、その後に訪れる燃え尽き感。
特に月収10万円やそれ以上の成果を達成した後、目標に向かって駆け抜けた反動でやる気が失せることは珍しくありません。
燃え尽きた後の最大の問題は、「また以前のような生活に戻るのか…」という憂鬱な気持ちです。
毎日パソコンに向かい、記事を考え、書き、公開するという作業。
これを再び続けるのかと考えるだけで、重い腰を上げるのが辛くなるのは当然のことです。
しかし、僕はこの壁にぶつかる前から、
「燃え尽きても大丈夫な仕組み」を作るための目標を持っていました。
それが「外注化」です。
外注化とは?
外注化とは、自分の業務の一部、特に時間がかかる作業を他の人に任せることです。ブログの場合、外注化の中心は「記事作成の代行」です。具体的には以下のような流れで進めます。
1.仕事を探しているライターを見つける
クラウドソーシングサイトやライター募集掲示板などで、記事作成の仕事を探している人を探します
2.テーマや内容を指示する
書いてもらいたい記事のテーマ、タイトル、キーワード、文字数、納期などを具体的に指示します。
3.記事を書いてもらい納品を受ける
依頼した内容に基づいて書かれた記事を受け取り、必要に応じて修正を依頼します。
こうして記事作成を他の人に任せることで、ブログ運営の中でもっとも時間を取られる部分を大幅に削減することができます。
外注化で得られる時間と自由
外注化をすることで得られる最大のメリットは、「時間の自由」です。これによって、次のようなことが可能になります。
1.新しいブログの立ち上げ
これまで1つのブログに集中していた時間を、新たなジャンルやテーマに挑戦するために使えます。
2.学びの時間の確保
マーケティングやSEO、コンテンツ制作の新しいスキルを学ぶ時間を増やせます。学びはビジネスを成長させるエネルギー源です。
3.他のビジネスへの挑戦
ブログ以外の収益源を作るための時間や労力を割くことができます。
さらに、時間ができることでブログ以外のビジネス展開する余裕が生まれます。
4.趣味や家族との時間を増やす
ブログ運営に追われてやりたくてもできなかったことに時間を使えます。
燃え尽きるほど努力した後だからこそ、家族や大切な人と過ごす時間を優先することの重要性を感じられるようになります。
燃え尽きの解決策は手を離すこと
燃え尽きが起こる原因の一つは、「やるべきことをやり尽くした」という達成感がある一方で、さらに同じことを続けることに新鮮さを感じなくなることです。
特に成果が出た後は、「これ以上学びがあるのだろうか」と思いがちです。その結果、作業が単なるルーティン化となり、やる気が削がれてしまいます。
外注化は、こうした問題を解決する強力な手段です。
なぜなら、外注化を進めることは単なる作業効率化ではなく、「仕組み化」を構築するプロセスだからです。
仕組み化とは、自分が直接手を動かさなくても成果が出る状態を作ることです。これにより、自分の時間を他の活動に充てられるようになります。
楽ではなく、効率化させるために外注化する
燃え尽きから復活するためには、「一人で全てを抱え込まないこと」が大切です。外注化を取り入れることで、自分自身が作業の中心にいなくてもビジネスが回る仕組みを作れます。
長くビジネスを続けていくためには、この「自分の手を離す」という発想が不可欠です。
一時的な努力で成果を出すのは素晴らしいことですが、それを維持し続けるためには、誰かの力を借りたり、効率化を図ったりすることが必要になります。
外注化の取り組みは、ブログだけに限らず、あらゆるビジネスに応用できます。例えば、顧客対応の一部を外部スタッフに任せたり、広告運用を専門家に依頼したりすることで、時間と労力を節約できます。
少しずつ外注化をしてみる
外注化は、最初は少しハードルが高いように感じるかもしれません。
しかし、いきなりすべてを任せる必要はありません。まずは小さな作業から始めてみるのがおすすめです。
1.簡単な記事の作成依頼
例えば、比較的簡単なテーマの記事を書いてもらうことからスタートしてみましょう。
2.納品された記事の確認と修正
納品された記事をチェックし、自分のブログに合うように調整することで、外注ライターとの連携をスムーズに進めることができます。
3.継続的な依頼を検討
一度成果が出たライターには継続的に依頼することで、ブログ運営の負担をさらに軽減できます。
燃え尽きたからこそ出来る事がある
燃え尽きるほど努力した経験は、確かに大変なものでしたが、それがあったからこそ外注化の必要性を痛感し、仕組み化を進めることができました。
そして、外注化を導入したことで得た「時間」と「自由」は、燃え尽きの苦しさを超えるほどの価値がありました。
もし今、燃え尽きた感覚に悩んでいるなら、その経験を次のステージに進むためのきっかけにしてください。
外注化や仕組み化という手段を取り入れることで、あなたのビジネスはより持続可能で自由なものへと変わるはずです。
「燃え尽きたけど得たもの」が次の一歩を踏み出す力になり、「燃え尽きから復活する方法」を知ることで、さらに高いレベルの成功を目指せるようになります。
ぜひ、自分の時間とエネルギーを最大限に活かせる仕組みを作り、長く続けられるビジネスを築いてください。