【閲覧注意】工場勤務が終わっている理由。その1
こんにちは、KOJIです。
今日は、僕が経験した「工場」という職場についてお話しします。
これから工場で働こうとしている方には少しショッキングな内容かもしれません。
でも、実際に僕が体験した現実を知ってもらうことで、仕事選びの参考になればと思います。
結論から言うと、僕は工場を辞めて本当に良かったと思っています。
その理由を具体的に挙げていきますね。
ほんとに同じ人間なのか・・・?
工場で働いていて、一番つらかったのは「人間関係」です。
とにかく輩(やから)が多いんですw
例えば、過去の武勇伝を平気で話す人がたくさんいました。中には
「これ、完全に犯罪だろ?」
というようなエピソードを自慢げに語る人までいました。
冗談抜きでw
こんな話を聞いているだけでストレスが溜まりました。
さらに、盗みや嫌がらせをする人もいました。
人のデスクから私物を盗む、駐車場で他人の車に傷をつける…。
(僕も被害に合いました、犯罪やろ・・・)
こんなことが日常茶飯事です。
もちろん全員がそうではありませんが、一部の人の行動が職場全体の雰囲気を悪くしていました。
夏は灼熱、冬は極寒
工場の環境も、正直言ってかなり厳しいものでした。
夏場は工場内の気温が40℃を超えることもあり、熱中症で倒れる人も毎年発生。
一方で冬は寒さが厳しく、手がかじかんだ状態での作業は危険が伴いました。エアコンなんて贅沢な設備は期待できません。
こうした過酷な環境で働く中、体力的にも精神的にも追い詰められていく人を何人も見てきました。
常に怪我と隣合わせな現場
僕が働いていたのは金属加工の工場でした。この仕事では、常に怪我のリスクが伴います。
機械に巻き込まれる事故が起きれば、最悪の場合、人生を変えるような重大な怪我を負う可能性もあります。
工場では「安全第一」と口では言っていますが、実際には安全対策が徹底されていないことが多々ありました。
例えば、「危険だからここには近づかないように」と注意されるものの、作業量が多いとそのルールが守られないこともしばしば。
毎日がヒヤヒヤの連続でした。
怪我のリスクに対して給料というリターンが大きければいいのですが、もちろんそんなことは一切ありません。
待遇が悪すぎる
工場勤務は体力的にも精神的にも大変な仕事ですが、その割に待遇はあまり良くありません。
僕の職場では、給料は低く、休みも日曜日だけ。
年間休日は100日を切っていました。
しかも、ほぼ毎日残業がありました。
それでも給料はほとんど増えない…。
こんな環境で働き続けるのは本当にしんどかったです。
ガラの悪さ
工場勤務のイメージを悪くしている原因の一つが、一部人たちの
「ガラの悪さ」です。
冒頭にお話した輩(やから)です。
例えば、車のハイエースってありますよね?
あの車を見て何を想像しますか?
「あ、ちょっとやばいかも・・・」
とすぐにネガティブな感情が湧いてきませんか?
それと同じです。
工場で働く人達は同じイメージを持たれていますし、実際にその傾向は強いです。
そんな人たちと一緒に働くのは一切楽しくないですし。
むしろそんな環境に身を置いている自分に恥ずかしさすら感じるようになってくるんです・・・w
モラルの低さ
さらに、全体的にモラルの低さを感じる場面が多くありました。
数え切れないエピソードの中でソフトなものを1つだけチョイスするとしたらコロナ禍の出来事。
作業中はマスクを着けているのに、休憩中や会話中は平気で外している人が多数いました。
その結果、感染者が増え、仕事が回らなくなるという事態に…。
基本的なモラルが欠けている人が多いと感じました。
ここは公衆トイレですか?
これもモラルの話になりますが、工場のトイレ環境はかなり酷かったです。
掃除当番が守られないのは当たり前、トイレットペーパーが切れても誰も交換しない。
トイレが汚れていても誰も注意しない。
汚したら普通自分で拭き取るなり対処しますよね?
それすらも放置されるレベルw
公衆トイレよりもひどい状態。
想像以上にストレスですし、用を足すのを躊躇うレベル。
なので会社ではトイレを利用しないように、極力水分補給も控えていましたw
仕事が単調でつまらない
工場での仕事は基本的に毎日同じ作業の繰り返しです。
もちろん、こうしたルーティンワークが好きな人もいると思います。
でも僕にとっては、全くやりがいを感じられない日々でした。
さらに、この仕事で身につけたスキルが他の業種で役に立つとも思えませんでした。
ただ「生活のため」に働くことに虚しさを感じるようになりました。
まとめ
ちょっと激しめで、差別的な内容になって叩かれるかもしれません。
世の中は誰かの仕事で支えられているのでリスペクトするべきなのはわかっていますが、このモヤモヤを感じる人は多いハズ・・・。
ですが、これは僕が20年務めてきて体験した事実なんです。
工場はいわゆる3Kと呼ばれる環境で、誰もやりたがらない。
その結果、集まる人が偏る傾向になってしまうのも間違いないのではないでしょうか?
あなたも作業服を着た人に対して少なからず嫌悪感を抱いたりするんではないでしょうか?
だとしたらそれが世の中の人たちが向けるブルーカラーに対するイメージです。そして実際にそのような輩のような人物が多くいる業界であるのは否定できません。
ただ、
製造業に従事する方々の中には、誠実で責任感の強い人々も多く存在します。
ここまで言っておきながらですが、僕の職場でも良い人ももちろん居て、大変お世話になりました。
ただ、そうした方たちが割りを食うような、業界全体が抱える構造的な問題が起こっているのも事実。
今回僕がこうやって改めてnoteを書いたのも、
製造業のあり方を考えるきっかけにするべきではないか?
とも思ったからです。
今回は否定的な話題がほぼ10割となりましたが、
製造業に対するイメージや、そこで働く人々の意義についても目を向けることで、より公正な議論ができると思います。
あなたはどう思いますか?