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PDCAサイクルは古い?!ルフィもやってるDCPAサイクルの話
こんにちは。
漫画アプリが充実しすぎてて毎日何かしら漫画を見る生活を送るこじまざかです。
ダメ人間街道まっしぐらです。
助けてください!
さて、今回はちょっと仕事術の話でもしようかと思います。
仕事術って言ってしまうと少しお堅めの印象を与えてしまうかもしれませんが、なるべく誰が読んでも楽しめる文章にしようと思いますので何卒お願いします。
PDCAサイクルっていう有名な仕事の仕方がありますが、それを漫画ONE PIECE(以下ワンピース)の主人公モンキー・D・ルフィ(以下ルフィ)の戦いになぞらえて話していきます。
PDCAサイクルってなーに?
まずはそもそも「PDCAサイクルってなんじゃらほい?」って人のためにざくっとご紹介しておきましょう。
ここでは正しいことを伝えることが目的ではないので、ちょっと違うよーとかいうご意見の方は目をつむっていただければと存じます。
出典:https://www.e-sales.jp/eigyo-labo/pdcacycle-1071
上図のように、仕事は
「計画を立てる」
→「計画を実行する」
→「行動を評価する」
→「改善して次に繋げる」
という流れでやると基本的にはいい感じなのよーというのがPDCAサイクルのことです。
それぞれの頭文字を取ったのが名前の由来ということですね。
PDCAっていう名前が浸透しすぎて、ときどきなんの略だかわからなくなるのは僕だけでしょうか?
はい、きっと僕だけですね、すみません。
タスクをこなす上で、まずは計画に落とし込んで詳細を詰めた上で実行に移すというのが良しとされてきました。
「きました」とあえて過去形で書いてみたのは、現在は必ずしもそれが当てはまらない場合が多いなーというところからです。
ルフィの話に戻りましょう。
話は、ワンピース内でも随一の名バトルを繰り広げたアラバスタ編のクロコダイル戦にさかのぼります。
まず戦ってみたルフィ
計画を立ててから実行に移すというPDCAサイクルですが、ルフィはまったく違うサイクルを回しています。
もろもろ話はありますが、クロコダイルという(当時は)格上すぎる相手を倒すこととなったルフィ。
挑発にもガンガン乗るし、格上相手とは思えないほどにケンカ腰です。
能力も謎、強さは世界公認、負けるわけにはいかない、そんな状況で、ふつうなら勝つための算段をつけてから勝負に望むところでしょう。
しかし、ルフィは違いました。
「まず」勝負を始めたのです!
戦わざるを得ないシーンだったとはいえ、なかなか無茶な選択でした。
そして・・・
案の定敗北を喫します。
そりゃあそうでしょう。
相手は七武海と呼ばれる世界政府公認の海賊です。
強さも権力も影響力も認められているからこその地位です。
そんな相手にあっさりと敵うはずもありません。
善戦どころかまったく歯が立たない状態で串刺し状態になってしまいました。
(普通ならここで死んでしまいそうですが、そこは漫画なのでご愛嬌)
やられてしまったものは仕方ありませんが、ここからがルフィのすごいところです。
失敗から学んで改善したルフィ
串刺しにされてしまったルフィですが、ただではやられません。
まったく手も足も出なかったクロコダイルの弱点のヒントをここで得ることになるのです。
スナスナの実の能力者であるクロコダイルは、水が弱点だったのです。
水があると砂になることができずに、直接攻撃を食らってしまうということでした。
一度目の敗北からこの弱点に気づいたルフィは、水を利用してクロコダイルへの攻撃に成功するのです。
おーーーーーーー!!!!!!!
これはなかなかいい感じです。
手も足も出なかった第一戦とはうってかわって、まともに戦うことができるようになります。
これでやっと勝てる見込みが出てきました。
なにせこれまでは攻撃すらまったく当たらない状態だったのですから。
いけるぞ、ルフィ!
がんばれ、ルフィ!!
・
・
・
・
と、思ったのも束の間でした。
第二戦も惜しいところでまた負けてしまうのです!
串刺しの次は干からびるなんて・・・。
まさか同じ相手に二度も負けてしまうなんて想像もしませんでした。
惨敗した相手に二度目の敗戦。
普通の人はここで諦めてしまうんじゃないでしょうか。
「もう勝てない」
「何も自分がやらなくても」
「誰かが代わりに戦ってくれるんじゃないか」
そんな言葉が脳裏をよぎります。
しかし、ルフィはさらにそこから改善を図り、クロコダイルを倒すのです。
これによりアラバスタ編は完結して、クロコダイル討伐は成功するのです。
ここでまたPDCAサイクルに話を戻します。
PDCAサイクルじゃ遅い!DCPAサイクルで進めろ!
計画をじっくり立てて、勝てる算段がついてからクロコダイル戦に臨んでいたとしたら、きっといまだに倒すことはできていないことでしょう。
Plan(計画を立てること)はときとして、結果を出す上で邪魔になるのかもしれません。
DCPA、つまりまず実行してみて、行動を評価して、計画をして、改善して次に繋げる、これが現代社会における最も適した仕事術なのかもしれません。
日々情報は目まぐるしくアップデートされています。
あらゆる可能性を考慮した上で計画をしたら安全かもしれませんが、安全なだけで効果的な結果が得られるわけではないかもしれないのです。
DCPAサイクルについては、ゆうこすさんの書籍でも紹介されてました。
よかったらこちらもご覧ください。
まとめ
今回は、ルフィの行動からPDCAサイクル、DCPAサイクルについて学びました。
こうやってみると漫画ってめちゃくちゃ優秀な実学が書いてある書籍ですよね。
売れてる本には売れてるなりの理由があるんだなーという思いです。
それではまた次回をお楽しみに!
参考:漫画「ONE PIECE」
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