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嫌いな自分の作り方について

明滅も無ければ、慨嘆もなく。
ただ愚かな今があるだけ。

何を成すべきかを考えることさえなく、
ただ流れの中に易き道を漂ってきた。
その場、その場を一遍の言葉でうっちゃり、
偶然の幸運のみを求め、
ただただ流れ、浮き、彷徨い。

他者を鼻であざ笑うことで、己の優にほくそ笑み、
学ぶこともせず、反省の内に自身を叱咤することもなく。
いってみれば最悪の人間の作り方。
なんだ、それそのまんまボクじゃないか。
とはいえ、自分を嫌いになるのは、
これはこれで難しかったりするんだな。

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