広尾商店街にタダスポーツがあったころ
最近は、スニーカー買おうかなってなると、YOOXやasosなんかのECがメインになってます。
でも、東京に住んでた頃は、スニーカー=広尾のタダスポこと「タダスポーツ」一択でしたね。
このタダスポーツってお店、2ヶ月に1度くらい、モノクロのA4チラシが入ってくるんだけど、とにかく安いの。ナイキにプーマ、アディダス、パトリック、リーボックなんて有名どころはもちろん、聞いたことないけどなんか良さげな海外ブランドとかを発見できるのもタダスポの面白さだったな。
ナイキのサファリとか、リーボックのクラシックレザーとか、3~4,000円くらいだったんじゃないかな。リーボックは1,980円なんて時もあったはずだ。
「これのサイズ違いある」なんて聞くと店員のお兄さんが2階から持ってきてくれて、試着はお店の前の道路っていうラフな感じも良かったな。
広尾商店街の端っこにあったんだけど、さっき検索してみたら、なんてこったい閉店しちまってたよ。残念。もうオンラインでの販売もしていないみたい。
広尾っていうとなんかお高いんでしょみたいなイメージがあるけど、ボクの記憶の中の広尾商店街はもう極めつけの下町風情だったからね。
銭湯があって、お茶屋さんに三味線屋さん、魚屋さん、手焼きせんべいのお店、横道へちょっと入ったあたりには庶民的な鰻屋さん(うな丼はなんと2階建て!)。
かと思うと入口あたりには明治屋があるし、炭焼きハンバーグのホームワークス、すぐ閉店しちゃったけど大好きだったシカゴドッグもやっぱりこの商店街。そうだフロインドリーブもあったね。
今日はもうなんだかとってもノスタルジックな気分だ。