読みました 成功はゴミ箱の中に2
つくづく思うのは50~60年代のアメリカはセールマンの国だったんだ。
というごくごく当たり前の感想。ま、ある意味今でもそうなのでしょうけど。
ソフトバンクの孫氏、ユニクロの柳井氏などが、この本=「成功はゴミ箱の中に」を自らのバイブル的存在としてあげている。なるほどなぁ。
ファーストリテイリングのファーストはファストフードに由来するそうな。
(ホントかね)
輝かしい成功例なんだろうね。レイ・クロックも孫氏も柳井氏も。
でもワクワクはしないな。そうそうペッパーにもユニクロの服にも。
「お前の好きなAppleのMacやiphoneだって既存ツールの焼き直しだろ」と言う意見に反論はしません。
しないよ。なんだけど、ワクワクはするよ。
「あっ、その手があったか」って思うもの。やはり、感動がないモノやコトは寂しい。
レイ・クロックが初めてマクドナルドのハンバーガーショップに
出会ったときにもやっぱり「この手があったか」的な
感動とか気持ちのいいやられた感があったと思う。
柳井さんだって、こう言ってるもんね。
「宇部市の高校生でVANのボタンダウンのシャツを一番最初に着たのは、
間違いなく僕だったと思います」
孫さんにしてもコンピュータという新しいツールに夢を膨らませ、
iphoneにも「これかぁ」って声の少しくらいあげたんじゃないのかな。
映画「ファウンダー」(元ネタは成功はゴミ箱の中に)の中に
主人公レイ・クロックのこんなセリフがあるそうな。
「こう思っているね。52歳のミルクシェイクマシンのセールスマンが、50州に1600店舗のチェーンを作り、海外5カ国で7億ドル近く売り上げた理由は?
答えは1つ。“根気”だ。
世の中に“根気”に勝るものはない。“才能”があっても、成功できない者はごろごろしている。
“天才”も報われないのが世の常だ。“学歴”も賢さを伴うとは限らない。
“根気”と“信念”があれば無敵だ」
悲しいことに、この言葉に共感できる素質がボクにはない。
この分じゃあ、これからもお金に縁のない生活が続くんだろうな。