見出し画像

散漫な記憶を拾い集めて 4-2


傷心を抱いて渡ったフランスで、運命の出会いが・・・。これはもう少女漫画(古い)の世界でしょう。絶対に里中満智子先生とか、水野英子先生やら、木原敏江先生だったり、青池保子先生どうだ、とまぁ昭和を代表するお歴々のどなたかが題材にしていらっしゃるに違いない。あぁでも萩尾望都先生や大島弓子先生は描かないな、描いてる姿が想像できません。

と思って調べてみましたが結果は惨敗。ただし、男性漫画家が一件ヒットしました。柔侠伝シリーズのバロン吉元先生です。1973〜74年にかけて週刊少年サンデーに連載された「黒い鷲」がその登場作品。ですが、期待とは違って主人公ではありません。本編の主人公「長宗我部天平」の飛行学校の教官であり、恋のライバルでもあり、といった役どころなのだそうです。

なのだそうです?なんか歯切れが悪いんじゃないの。そうなんです。このマンガ確かに読んだような記憶があるのですが、バロン滋野って、そんな描かれ方だった?

と疑問が頭の中で右往左往している間に別の??が。バロン滋野とバロン吉元・・・。ここで唐突にバロンつながり??。改めて、バロンで検索すると出てきました。通称・芸名・ペンネームの項に5人のお名前が。バロン滋野、バロン薩摩、バロン西、そしてバロン吉元。あともう御一方は声優のバロン山崎さんです。

それにしてもなんでしょうね、この並びは。滋野清武氏、薩摩治郎八氏、西竹一氏といずれも国際人といってもいい御仁ばかりではないですか。
これはもう人調べしたいところですよ。ということで本日はこれまで。


いいなと思ったら応援しよう!