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石の記憶

石の記憶か。書いてはみたけど、どうなんだこれ。設定としては基本、石には知性があるということだよね。次に思ったのはその知性が、特定の石だけのものなのか、石ならみんな知性をもつ世界の話なのかってことでいいのかな。いやいいのかなって、それはオレが勝手に決めればいいことです。なので、そうします。

成り立ちから考えると、よくある地球そのものが生命体というか。意識や知性、考える力を持つものだと規定する。
岩、石、砂と崩壊もしくは極小化の流れの中でそれぞれが固有の意志を持つ石に分解していく。ニューロンの代わりに大気。ここはニューロンを毛細血管になぞらえて、それに対する昆虫の開放血管系的な。つまり、最小単位は砂粒から始まり巨大な岩盤(プレート)に至るまで、とにかく大きさや形状(溶岩も)に関わりなく鉱物のすべてが固有の意志を持ち、その情報は開放的にネットワーキングされている。そんな石たちの意志は最終的には地球単位で共有される。うん、石たちの意思か、ちゃんとダジャレになっってるね。

時間という課題。人間には時間という制約がある、まぁ鉱物くんたちにもスパンの異なる時間の制約はあるのだろうが、人間というか有機物とは比べ物にならない。ということはだ、彼らにとって考える時間は無限だ。

なんか、昔あったなぁ。古いSFでそんな生命体が出てくるやつ。E.E.スミスじゃなかった?だとするとレンズマンか。リゲル星人?。いやなんか違うな。
とにかく、意思を持つ石が主体となる世界。どうなるんだろう。

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