嘘はやっぱりばれる?
またFire HD 8で1冊本を読んだので、感想を書きます。
今回は、今野敏さん作の「隠蔽捜査」を読みました。
警察庁とか警視庁とかどう違うねん!!と思いながら読んでいましたが、結局違いはよくわからない。。。
途中、違いを説明する記載もあるので、理解しながら読めば違いがわかるのだろ~が、ストーリを楽しむ上では必須ではないと思う。
そういえば、踊る大捜査線シリーズの「容疑者 室井慎次」でも警察庁とか警視庁とか出てきて、警察庁と警視庁が責任のなすりつけをしていた。
同じような転換もこの小説にはあるので、警察庁とか警視庁の違いがわかるとより面白く感じるのかもしれない。
今回の読んだ「隠蔽捜査」は警察庁と警視庁の違いがどうのという話ではなく、殺人事件の犯人が警察官だと言う話だった。
「容疑者 室井慎次」にもあった、警察庁と警視庁で責任をなすりつけるような場面も少しはありが、本筋は、殺人事件の犯人が警察官と言う事実を警察は隠す、事件を迷宮入りさせるのか、たとえ身内の犯行であっても、公にするべきかどうか。と言う話。
結果はどうなったかは小説の中に書かれているが、一つ読んで大人が嘘をつく、問題を隠すことについて、少し考えさせられる話だったと思う。
嘘をついて、隠し通すことはその場では、怒られずにすみ楽なことなのかもしれないが、最終的によくはないことだと思った。
大人になっても、少しの勇気を持って謝ることは大事だと感じた。