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「対話ドリブン」で安心安全なチームをつくる
都内人形町にある人事図書館にてイベントを開催します!
五木田洋平さん×なつみっくすさんの対談イベント
「対話」から始まる チームづくりと 「個」の活かし方
7月15日(月・祝)10時〜
詳細およびお申し込みはこちらからどうぞ!
※現地開催のみ。30人限定での募集となりますので、ご興味のある方はぜひお早めに!
書籍「対話ドリブン」の感想(1回目)
今回は、五木田洋平さんの「対話ドリブン」を読んでの感想を、何回かに分けて書いていこうと思います。
◉「実は…」が言えない
表紙からまず刺さったのが、
「実は…」と言い合えるチームをつくる
という言葉でした。
つまり、「困っていること」を「困っています」と言える組織であるということです。
心理的安全性の高い組織には必ず必要となる部分ではないでしょうか。
私は3年前まで会社員をしていました。
就職活動の段階から、「自分の強み」「自分の個性」について話す場面はあっても、
「自分の弱み」
「自分の苦手」
について話していい場面は思いのほか少なく、むしろ
「できなくても『できます!』と言ってやれ」
「上司は部下に弱みを見せるべきではない」
というような風潮がありました。
そうするとどうなるかというと、
わからないことがあっても相談できない
問題が発生したことを隠そうとする
という問題が発生しやすくなります。
書籍を読んで
今回この「対話ドリブン」を読んで、私は会社員時代部下やスタッフと対話ができていたのだろうか?
と反省しまくりでした…😅
「ネガティブな意見への反応」
部下やスタッフが聞きやすい関係性づくりは意識していたつもりですが、会社全体の方向性にも影響を受けていたのか、「できない」という人に対して、ネガティブな人という印象を持ってしまっていました。
みんなが不安に感じていること、わからないと感じていることこそ、言ってくれたことに感謝し、どうしていくかをみんなで考えていくことが必要だったなと感じました。
「部下や同僚に相談するのが苦手」
部下やスタッフの話は聞くようにしていても、自分が困った時にはついつい1人で抱えてしまうことが多かったように思います。
もっと自分を理解し、苦手なところや弱いところを開示していれば、自然とお互いに強みで補い合ういいチームづくりができていたのではないか?と反省します。
自他理解から始める「対話」で心理的安全性の高いチームをつくる
本の中で、対話から始めることのメリットとしてとてもわかりやすかった部分があります。(一部私の感想や気づきを追記しています)
会議で意見が対立してしまうと、反対意見から敵対関係になってしまい、衝突が続いてしまうこともあります。
敵対関係になると、どちらかが我慢して譲歩したりすることもあり、勝ち負けの話になってしまい、対話になりません。
そういったときに、「実は私はこう思っていて…」と言える環境や関係になっているかが大きな分かれ道です。
このような状況の問題は、モヤモヤが残ることでも、衝突が起きてしまうことでもなく、真の問題は、「お互いがなぜその意見に至ったのか知らないまま、敵対関係になってしまう」ことです。
お互いがお互いの想いや価値観があることを理解せず、自分の意見や価値観だけで判断してしまい、自分が正しく相手が間違っている、という感覚になってしまう。
「自分と相手は違う」
「相手はなぜそう思うんだろう?」
そんな視点で考えることから対話がはじまるのではないか。
本を読んでそのように感じました。
今回はここまでにします。
興味があればぜひ本を読んでみてください!
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