2万字インタビューの時代はもう終わりかな
サカナクション、山口一郎さんのインタビューがものすごい良かった。
15分くらい、言葉を選びながら想いを語っていた。
アーティストの考えを聞くのに、「2万字インタビュー」というのをよくみる気がする。音楽雑誌で。
2万字とは限らないんだけど、僕がよくみるのは2万字だ。
好きなアーティストのを立ち読みなり、購入してなりで読もうとしたことが何度もある。
でも、全部読んだことはない。
そう、2万字読むのが疲れるのだ。
本当のファンは全部もれなく読んでるのかもしれないけど、僕はどれだけ好きなアーティストでも全部は読めない。
編集で太字にされているとこを読んで、キーワードから気になる部分をよんで終わりだ。
「2万字インタビュー」は音楽雑誌の表紙でよくみる。
表紙に書くことで売上につながるのだろう。
でも、僕はあまり価値を感じない。
話してもらったほうが100倍いい。
2万字インタビューにはアーティストの本音が隠されている気がするけど、
絶妙に加工されてるのを感じる。
インタビュアーの好きなように。
一方で、音楽番組での1分くらいのトークも決まったことを言ってる感がすごい。
そう考えると、数十分のインタビューはその人をよくわかることができると思う。
数十分あれば、トークの中に抑揚があり、話し手の熱量の変化がわかるし、建前として言ってると思われることを感じることもある。
本人が言っていいのか迷っている雰囲気とか。
で、インスタライブとかも流行ってるみたいだけど、これもなんか違う。
自然な感じを出そうとして、深くに持っている想いを感じ取れることが少ない。
また、視聴者から質問を集めていたりするが、それも答えやすい質問を選別してるので、インタビューとは違う。
適度な緊張感と、熱量の変化を感じ流ことのできる素人のインタビューは貴重だと思った。
こうゆうのをロッキンオンジャパンとかに出してほしいですね。
音声を売るっていう。
そしたら、僕も書いますね。
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