愛着障害のキロク#1
40年近く生きてきてやっと自分が「愛着障害だ」と気付いた(腹落ちした)ここ最近。
このキロクが未来のワタシの宝箱になるので言葉にして残してみようと思う。できるだけ生々しく。誰かに見てほしいわけではないけど、誰かに見てほしい気持ちもある。よってnoteに公開。ここまでやってきたあなたはきっと私が何を書いていても許してくれると思う。ありがとう。
気付いたきっかけ
転職して新しい職場になって半年。統制の効いていない仕事や役割がどんどん増えて、オーバーフロー気味に。ストレスが積もりに積もって、感情のコントロールが効かなくなってきた。特に距離が近くて、信頼してて、心の内を話せる相手...大事な人とのぶつかり合いが増えた。大事にしたいはずなのにイライラする、苦しい、攻撃したくなる。
ふと「この感覚どこかで感じたことがある」と思い出してみると、小学生の時にも同じ人間関係のトラブルがあったことに気付く。30年経っても同じことしてる!成長してない!ショック!
人間関係トラブルの始まり
小学生の時、とっても大好きな友達がいて、四六時中一緒にいた。正確には四六時中一緒にいれるように囲い込んでいた。彼女が他の人と遊ぶのが面白くなかったから、威圧的な態度で支配してた。気に食わないことがあれば不機嫌を態度で表して、無理やり2人の秘密を作ったり、今考えれば意味不明だけど変なあだ名をつけて呼んだりしていた。現代だったらいじめだと思う。私最低。
ある日、担任に呼び出されて「〇〇ちゃんが辞めて欲しいって言ってる」と聞かされた時に、やっと気付いてショック...いや、恥ずかしかった。恥ずかしくて、先生に「親御さんに自分で言える?」と聞かれて「自分で言います」と言ったけど、親には言ってない。嘘をついた。
出るわ出るわ愛着障害エピソード
30年も変わってないって最悪!と思って、色々調べてみた。たどり着いたのが「愛着障害」。調べてみたらもーどんぴしゃ!人間関係も、恋愛も、仕事も、多くの過去の(やっちまった)記憶が蘇る。
正直、今までも知識はあった。他にもうつ病、双極性障害、境界性パーソナリティ障害、アダルトチルドレンなどなど、調べたり、治療やカウンセリングを受けたりしてきた。けど、繰り返すトラブルで「ちゃんと治療し続けることのできないダメ人間」と、自分を卑下して見て見ぬふりしてた。
カウンセリングを受けた
「これは新しい解決の糸口かも...?」と思って、愛着障害のカウンセリングを受けてみる。過去にアダルトチルドレンのカウンセリングを複数回にわたって受けたことがあって、「親のことについては今は整理できている」と思っていた。けど、カウンセリングで言われたのは「自制ができていないのであれば消化しきれてないものがあるはず」と。
自制ってなんだ?自制できてるよね私?それなりにやれてるし?と思いながら「自制ができないってどういうことですかね?」と聞いたら、今の自分の状態とぴったりと重なった。そこで初めて、自分がどんな状態なのかが分かって、腑に落ちた感覚があった。
これからやるべきは自己受容
愛着障害との付き合い方を身につけないと、一生苦しいままだろう。トラブルは繰り返す。生き苦しいまま老いていくのは怖すぎるので、これをチャンスだと思って自分に向き合いたい。そのためにやるべきは、過去の記憶の学び直し。無意識のうちにフタをしてる記憶を掘り起こして、今の自分の目線で再編集する。何を感じていたのか、どうしたかったのか、を改めて思い出す。そのためのキロクを残していきたいと思う。(自分勝手だけど)ここから愛着障害に向き合うことを始めていきたい。